従来の組込ねじで薄板締結をする場合、通常品では隙間が空いて緩み止め効果が得られない場合があります。
薄板用組込ねじは、不完全ネジ部をできるだけなくしているので薄板でも保証締結厚までは問題なく締め切ることができる画期的なネジです。
左が通常の(+)ナベP-2、右が(+)ナベP-2薄板用です。
並べると不完全ネジ部がいかに少なくなっているかが分かります。
不完全ネジ部が相手材へ到達すると、ネジはそれ以上入っていかない、
いわゆる『ネジ浮き』というものが発生します。
詳しくは以下の設置した際の図でご説明いたします。
組込ねじは、首下からネジ部にかけてネジが切れない隙間(a)が一般ネジよりも長くなる傾向にあります。
組込ねじは一般的なねじより座金の高さに干渉されるため、不完全ネジ部が長くなります。
これがネジ浮きの正体です。
これが発生すると締結不良になります。
ネジクルでは、薄板用のネジを各種取り揃えております。
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十字穴付(+)ナベP=2(薄板用
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十字穴付(+)ナベP=3(薄板用
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十字穴付(+)ナベP=4(薄板用
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十字穴付(+)アプセットP=3(薄板用
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十字穴付(+)アプセットP=4(薄板用
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ペラウス(+)ナベP=2(薄板用
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ペラウス(+)ナベP=3(薄板用
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ペラウス(+)ナベP=4(薄板用
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CAP PU=3(薄板用(並目
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トリーマP=3(薄板用
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