安らぎの里・お絵描き、写真、時々古典

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シリアル&コメディー

2019-11-17 21:49:47 | 映画

 

シリアル&コメディー

私の想い出の映画はたいてい、ロマンチックな映画か楽しい映画なのですが、これはインパクトがありすぎでしんどい映画でした。でもなぜか忘れられない映画、「レナードの朝」です。1990年公開

実際にあったことを映画化し、当時としてはセンセーショナルな映画の一つになった。

30年間、昏睡状態で眠り続けているレナードに新薬を投与して、奇跡的に目覚めさせ、レナードは言葉を話し、自力歩行が可能になったのだが、薬の効果はほんの短い期間だった。

病人役が、ロバート・デニーロで、それを直す先生役がロビン・ウィルアムズでした。

私は、テレビで観たのか、レンタルビデオか忘れてしまいましたが、強烈な印象で残っています。主演の二人の演技が素晴らしく、惹きこまれました。

ロビンウィリアムズはコメディアン俳優です。この映画を観てから、何本か観た映画が楽しくて、感動的な映画でした。

その一つが「ミセス・ダウト」

とある街に住む、失業した俳優、ダニエル・ヒラードは、3人の子どもが自分の全てというほどの、子煩悩な父親だった。

ノー天気な夫に愛想を尽かし離婚を言い渡されたダニエル。奥さんは仕事に出かけるため家政婦を募集する。それを知ったダニエルは一計を案じ、メイクアップアーティストの兄の手を借りて女装をして家に入りこむ事に成功する。

   

いろいろあったが、最後はハッピーエンドで、幸せになる。というドタバタのなかにもほんわかと心が和む映画でした。女装が良く似合って一生懸命のダニエルが良かったです。

 

映画通りの楽しい人と思っていたロビンウィリアムズが2014年、自ら死を選んだというネットニュースを見てショックを受けました。

 

では又~~


想い出の映画

2019-11-01 23:54:32 | 映画

  

想い出の映画

 

ダスティン・ホフマン

 

 ダスティン・ホフマン、決して二枚目ではない俳優さんですが。

インパクトのある、男優さんの1人です。

 多くの映画に出演されてますが、ダスティン・ホフマンといえばこの映画というのが、私の中で卒業を入れて4本あります。

 

 

卒業

センセーショナルで、強烈なラストシーンがあまりにも有名。

 

 何の苦労も無く育ったベンジャミン(ダスティン・ホフマン)は大学も卒業し、その後の道を迷っている時に知り合った何人かの女性との恋愛のなか、一番大切な人が他の人と結婚するという事を知り、彼女への愛に気づき、結婚式が執り行われている教会まで駆けつけ、二人が結婚の誓いを挙げる直前に、彼女の名前を大声で何度も、何度も、何度も・・・・叫ぶ。この映画の最高の盛り上がりのシーン。

 

 彼の愛に答えた彼女は彼と共に教会を飛び出し、バスに乗り愛の逃避行と旅立つ。

 当時としてはセンセーショナルな映画で、宣伝も大々的だった。映画館で観ました。

 

 

クレイマー、クレイマー

 ある夫婦の離婚の物語。5歳の男の子の親権を取りあう深刻な物語です。裁判の結果、母親に親権が決定されて、母親が引き取りに来るその日に、彼女は二人の仲を見てこれは引き離さない方がいいと判断し、一人で帰っていく。

      

 何とも心が震えるいい映画でした。母親役は「メリル・ストリープ」でした。ダスティン・ホフマンの子供を取られたくないという気持ちとその努力が見ているものに響いてくるものがありました。感動で涙がこぼれました。

 

トッツイ

 40歳になろうかという鳴かず飛ばずの俳優、マイケル・ドーシー(ダスティン・ホフマン)は、どこからも雇ってもらえなくなってしまう。そんなある日、あるオーディションがあり、女装し、受けに行く。女だと思われて、そのオーディションに受かってしまう。 それが当たり、一躍スターとなってしまう。コメディ映画。案外その女装が綺麗で良く似合っていました。

              

  

レインマン

 サヴァン症候群の障害を持つレイモンド(ダスティン・ホフマン)とその弟チャーリー(トム・クルーズ)の兄弟の話。弟は高級車のディーラーをしているが経営が思わしくない。そんな二人の父親が亡くなり、その遺産目当てに兄のもとに行き、自分のもとへ連れていく道中での物語。その道中でレイモンドの持つ特殊な才能と、幼い頃に彼と交わした交流を思い出す。ちょっとしみじみした話。

これはあまりはっきり覚えていないのですが、ダスティン・ホフマンの障害を持つ役が印象的に残っています。

 

どの映画にしろ、ちょっと変わった役どころでした。どんな役でもこなせる演技派役者さんでした。生存は?

 

では又~~


私の想い出の中の映画

2019-10-04 20:08:05 | 映画

私の想い出の中の映画

 

むかしむかしの、想い出・・

社会人になってお勤めを始めたころ、娯楽と言えば映画、歌声喫茶も大流行、映画館も数多くあった時代でした。

映画館で見た最初の映画だった?かな・・当時としてはミュージカル映画は珍しく、職場の友達何人かと観に行きました。

「ウェストサイド物語」ナタリー・ウッドとリチャード・ベイマーが主演の、全編「歌とダンス」の賑やかな映画でした。それが大ヒットし、ミュージカル映画の名作としていまだに伝えられています。

  

その中の順主役?として出ていたジョージ・チャキリスがこの映画で一躍有名になり、主役の二人よりも鮮明に覚えています。

内容は、ジェット団とシャーク団の不良グループの勢力争いに巻き込まれていき悲しい結末で終わる恋人どうしのお話です。 切ない映画でした。

 

 

この2・3年あとに公開された同じミュージカル映画、「サウンドオブ・ミュージック」

ジュリー・アンドリュースとクリストファー・プラマー主演の映画。

 

古風で厳格な教育方針のトラップ家に家庭教師としてやってきた修道女マリアと、子供たちの厳しくも楽しい物語です。当時の世相を背景にした社会派的な面も表現されていたように思います。音楽一杯、子供たちの可愛らしさ一杯、楽しい映画でした。

 

ウェストサイド物語とは対照的な映画でしたが、どちらも素敵な映画でした。

 

 

では又~~  

 


びっくりです。。

2019-09-30 20:58:19 | 映画

 

びっくりです。。

 

マルチェロ・マストロヤンニが、すごい二枚目だった。。

マストロヤンニはご存知の通り、ソファイア・ローレンとの名コンビで何作もコメディを撮っています。「あぁ結婚」・「昨日、今日、明日」・「モンパリ」・シリアスな「ひまわり」・若い時の「甘い生活」これは観ていません。マストロヤンニ

私が観たころは中年でぽっちゃりで女好きそうなそんな顔しか知りませんでした。でも若い時の写真を見たら、え!「アラン・ドロン」?と思うほど似ているし、ハンサムなんです。びっくりしました。出演した映画も100本以上、150本とも聞きます。庶民的なのでしょうね。どんな役でも無理なくこなす。そんな俳優だったのでしょう。

マストロヤンニ

 

アラン・ドロンは「太陽がいっぱい」が、あまりにも鮮烈で・・・

私も他2・3本観たのですが、チャールズ・ブロンソン(男優)との「さらば友よ」と「高校教師」だったと思う。くらいです。

 

では又~~

 


二枚目俳優といえば・・

2019-09-29 00:50:14 | 映画

 

二枚目俳優といえば・・

 

ナンバーワンはこの人でしょう。アランドロン「太陽がいっぱい」

この映画も印象はアランドロンの2枚目ぶりとバックに流れている音楽が、とても素敵で今さらながら思うのは、音楽の効果って強烈に映画の良さを印象付けるのだなと・・・

当然、俳優の魅力、ストーリーの良さも相まってのことです。

ジェムス・ディーンが陰とすれば、アランドロンは陽だと思うのですが、この映画は陰の要素も多々あり、内容もサスペンスで貧乏青年がブルジョアの友達の傲慢さに耐えきれず、殺してしまい、それをごまかすためもう一人も殺してしまって、色々と小細工をして完全犯罪を成し遂げたつもりで平然としているところへ着々と捜査を進めてつきとめた警察がドロンのもとへ向かっている・・・

という内容です。内容の半分以上がブルジョアの持つ大きなヨットの中の出来事で、鼻持ちならないブルジョアの友達と貧乏青年の妬みが織りなす切なく悲しい物語が胸に迫ります。

でも悪い事は悪いのです。平然としているドロンの表情とすぐそこに迫っている警察と顔を合わすまでに映画は終わります。

今、ふと淀川長治さんの映画紹介のテレビでの顔が浮かび、終わるときの「映画っていいですね~ では、さよなら、さよなら、さよなら」のあの顔を思い出しました。

 

 

では又~~