近世の文学-3
東海道中膝栗毛 作者:十返舎一九(じゅっぺんしゃいっく)
(1765年~1831年)江戸後期の戯作者。駿河の人。本名、重田貞一。初め江戸に出て、のち大坂に行き、浄瑠璃の合作で文筆活動を始めた。江戸に戻り、洒落本・黄表紙を書き、滑稽本「東海道中膝栗毛」で有名になった。
弥次郎兵衛と喜多八の、東海道珍道中を舞台に当時の世相を面白おかしく描いたもの
・・
・・
南総里見八犬伝 作者 滝沢馬琴(たきざわばきん)
(1767年~1848年) 江戸時代後期の小説家
室町時代の名将、里見家の興亡を背景に八人の犬士が活躍するという、構想雄大な勧善懲悪(善を勧め悪を懲らしめる)小説。中国の水滸伝の影響を受けている。
蘭学事始 作者 杉田玄白(すぎたげんぱく)
(1733~1817) 江戸中・後期の蘭方医。蘭学の祖。
前野良沢らとで翻訳した医学書「ターヘル・アナトミア」が「解体新書」です。
解体新書は日本医学史上に絶大な貢献をした。 翻訳作業をした際の苦心談が「蘭学事始」
おらが春(俳文集) 作者 小林一茶(こばやしいっさ)
(1763~1827) 江戸後期の俳人。信濃国柏原生まれ。一五歳で江戸に出、俳諧を葛飾派の二六庵竹阿に学び、のち夏目成美の庇護を受ける。
五十七歳の元旦に始まり、同年十二月二十九日の一年間の随想と発句を収めたもの。
今日も見ていただいて有難うございました。
では又~~