愛読書は「学習」と「科学」だったよ

１２月３日に「学習」と「科学」休刊が発表された。

とても残念だ。

今の、「SF大好き」「PC大好き」の私を形成するにあたって
大きな影響を与えてくれたのが、この両誌だから。

田舎で育った私にとって、
夢の様な雑誌だった。

なにしろ、科学に至っては、
自宅でオモシロイ実験が出来るんだから！
夢中で遊んださ。

学習・科学という本のタイトル故か
親達も文句も言わずに買い与えてくれた。
そう言えば、いわゆる「学年誌」も読ませもらったっけ。
裕福では無い家庭だったので、かなりの出費だっただろうに…

子供の頃から、
本を読むのが好きだった。

田舎の学校の小さい図書室の本も片っ端から読んだっけ。

何でもかんでも、とにかく活字が好きだった。

本の中には、夢があった。
読めば読むほど、色々な知識を教えてくれた。
乱読で、漫画も好きだった。

自分にはそんな時代があってよかったと思う。

色々な情報を知りえるのが大変だった時代。
情報量が少なくて、時間がゆっくり流れている様な時代。

縁側の陽だまりの中で、
時を忘れて本の世界にトップリ浸かっていたっけ…
気がつけば、トロトロまどろんだりして…

少女時代に読んだ
「りぼん」「なかよし」
そうそう、「マーガレット」「少女フレンド」
そんな雑誌も私の構成エレメントのひとつだなぁ…


このニュースを耳にしたら、
昔の事を思い出した。


＊「科学」の歴史