新しい船が出航する・１

その朝は、
（５月１８日）

いつもと同じ様に目覚め、
いつもと同じ様にアタフタと始まりました。

なにしろ、息子の結婚式ですので、
いつもみたいにチョット遅れちゃったでは済まされないのです。
自分をはじめ、相方と、息子を、叱咤激励し時間にゃ出発するぞ！


その意気込みのお陰で、
なんとか、着付けを依頼してあった午前８時に式場の中にある美容院に
到着出来たのは、奇跡もとい、当然の事ではあります。

私らがそんなこんな大騒ぎをしている頃、
結婚式にご招待した親戚縁者の面々は、
ウチが仕立てたマイクロバスにて、一路秩父から東京を目指し、
楽しい（？）バスの旅を…だったかどうだか定かではありませんが…
お菓子やら、ジュースやら、御握りやら＆誰かが作ってきて下さった
漬物やらたらふく飲んだり食ったりした様な…
（朝早かったので朝食を食べてなかったのよね、きっと）



成人式以来、まともに和服なんぞ着た事がない私です。

ああそれなのに…

先ず、お髪のセットとやらで、
体験した事も無いホットカーラーをグルグル巻かれ、
（因みに私の髪は今、超ショート。一体どうする心算かい？）
しゃかしゃかと逆毛なんぞ立てられ、ハッと我に返れば
あっと言う間に、バーのママもどきに大変身！

お次は、

和服用下着を着用後、
補正だとかで、タオルを当てられ
（この寸胴体形の私のドコを補正する必要があるのだろうか…）
そして、あれやこれや、和装小物って代物を
体中にゆっつけられ、

着せ替え人形さながらの状態。

しかし、着付け師の人は、素晴らしい！
とっても小柄な方なのにキッチリ上手に着付けていく。
かなりのキャリアをお持ちの方のようで、手際よく一人で進めていく。
（２人がかりで着付けをしている人も居た。力も要るだろうに…）
で、感心しているうちに着付けが仕上がった。


これなら、今日の目論見も上手く行くだろう。

実際、たいして苦しくも無く、
かなり、走ったり動いたりしたにもかかわらず、
殆ど着崩れもしない。大した腕前だ。
（実は上の写真はモウかなり、飛んだり跳ねたりした後のです）


やがて、時間は進み、
（ロビーで、あちらのお身内の方と初対面したのだが、
良い感じの方々で、ホッとした）
いよいよ、結婚式が始まった。



と、今日はココまで。
（一気に書くんじゃ長くなり過ぎるので）