ポコ君オーディション始まり始まり～！

１０匹のアクターと、
そのお伴の者、映画撮影関係者達が、
ゾロゾロとオーディション実行する受付場所の道ひとつ隣の公園に大移動。

首輪に受付で渡された受付ナンバーを括りつけ、
みな、ソワソワと自分の名前を呼ばれるのを待つ。

どんな風にするんだろ、ワンコのオーディションて…

取り敢えず、集まってはみたものの
誰も、どんな展開になるのやら、知らないのだ。


で、ソウコウしているうちに
オーディションの内容が発表された。

一瞬目がテン！

まぁ、よく考えれば当然の事なのだろう


先ず、

リードをはずしても、どっかに逃亡してしまわないか。

そして、

「待て」が出来るか。
「来い」が出来るか。

最後に、
大勢の人が居てもオドオドしないか。
人懐こいか。


多分こんな事だったと思う。


遂に、実技テストの始まり始まり～～～！


殆どの参加者達は、
コレを聞いた時点で、リタイヤせざるを得ない羽目に。

結局、
３匹に絞られたのだ。

で、奇跡的にこの３匹の中に
ポコ君が残った！

わんダフル！！

しかし、後の２匹は小奇麗な豆柴さん達。
ワイルドなポコ君は、ちょっと…異質な代物か…

実技テスト、
普段やった事も無い様な事をやらされて、
目を白黒させているポコ君！
でも、結構頑張った。

リードをはずしても、暴走もしないし、
「待て」も危なっかしながらも何とか出来た。
「来い」と呼べば、一目散に駆けてくる！

その様子を、しっかりカメラマンの方がカメラで追う。
俗に言う、カメラテストか…ナンダカ感動！

案外ヤルもんだね、ウチのポコ君！
不器用なりにもチャレンジするポコ君！
上手に出来なくたって、頑張る姿をみてると
涙が出ちゃうほど可愛いよ！

内容を知っていれば、
少しは練習できたのにね。

監督さんのイメージに合うかどうかは
神のみぞ知る事だから。




親馬鹿ぶりを遺憾無く発揮して
ウチの子がやっぱり一番イイ子だなんぞと
ヘラヘラとしていたら、

今日結果が、メールにて届いた。

『ご連絡が遅くなりましたが、審査の結果は、
残念ながらメインキャストには、不合格とさせていただきました。
まことに申し訳ありません。
今後も機会がありましたらご協力お願いいたします。』

予測はしていたが、
やっぱり、ガッカリしたなぁ…

人生そんなにウマい事ばかりあるワキャないか！
３匹に残ったってだけでもイイとしよう。

楽しかったし、

良い夢を見させてもらったし。

これがポコ君オーディション騒動の顛末でした。
お後がよろしい様で。

んでも、ポコ君が、皮膚アレルギーの為に
（よりによってこんな時になちゃったんです）
お尻がハゲ茶瓶で無かったら…もしかしてイケタかも
なんて、諦めの悪い私ですぅ。。。



それにしても、
PR映画をつくるなんて企画をする熊谷市って、本当に暑い熱いよね！



どっとはらい。