トマトのトンネルができあがりました。
まさかここまでできるとは自分も思ってはいなかったけども。
モデル:ごぼう男(串間産)
就農して5年
農業学び始めて10年目
やっと、これだ!!って思えるものに手が届きそうです。
毎年失敗の連続
ボクのハウス
栽培環境は日向部会内では一番過酷な環境なのではないでしょうか。
冬場3時にもなると日が陰ってしまうし、
山間部ともあって冬は平野と-2ほど違う そんな 谷間のハウス
25年にもなる連作障害
毎年 病気(根こぶ線虫 青枯れ)などに毎年悩まされ
クロルピクリン
テロン
還元消毒
太陽熱消毒
湛水処理
ありとあらゆる 対策をとってきました。
60aという規模で 人の手あってこそのトマト栽培
人件費もかさむ 収量を要求される
結果が出せない
一向に良くなることはなく
作の半ばで切り上げることも。
すんげー辛い。辛かった
マジで毎年辞めようかなとも考えることもあった。
恥も沢山かいた。
*正直 いままで勉強してきたこと自分の畑では何も役に立たなかった。
毎年ミニトマト一年生は一年生のまま成長しなかった。
でも ここ3年ほど前から
(考え方を変える)
(作型を変える)
(探求心)
(農業が好きだという事)
が
幸いしてか
結果が出始めた
こんな景色いままで見た事ないって
今まで理論武装していたものがボロボロはがれ落ちていく感じがした
(植物が健全であれば、虫も病気も寄せ付けない。これが真理では?)
無農薬、無化学だから虫が食べてる(食べれる)野菜が 安全安心 健康野菜
人それぞれ捉え方は様々だけど、植物はしゃべって教えてくれるわけではない。
そもそも光合成という仕組みで 植物は体を作ってんだ。
弱肉強食の淘汰される世界の食物連鎖の中で子孫を残すとうことの伸びしろの大きさは偉大
園芸とはそれらを
現場を見に行く時間とタイミングがあればどこにでも行ってみたい。
なんでもいい。きっと自分が探しているものはふとした時に目の前を横切ってるはず
でもそれに気がつくことができるか・が重要。
土地 土地で 農法が違う
人でも農法が違う 考え方が違う。
何を信じていいのかわからないw
人を信じる?設備を信じる?農法を信じる?農薬を信じる?微生物を信じる?
一番重要なのは植物を観るでしょ。
シンプルな事に気がついて 大問題を発見してしまったという
農業の転換期
生き残っていくために
技術に裏打ちされた農業を追求していきたい。
次期作の とりあえずの目標は
部会の収量を出すということ。
ぶっちぎりとまではいかないかもしれないが、
かなりいい結果が出せるのではないかと踏んでいるのでございます
母親は常に一番をとらないと気が済まない性格の持ち主で
農業だけではどうも一番を取った試しがないらしい。
表彰台にあげてあげたいな。
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