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ミントグリーンの風に吹かれて2

大陸から海を越えてやって来たウスバキトンボ

クジャクサボテンの葉がよく育っていますね

どんな花が咲くのか見てみたいな

その隣にはこれもまた立派なアロエがどんと置かれていました

何気に上のほうの葉っぱを見ましたら、オレンジ色のトンボが留まっているではありませんか

全身が真っ赤な赤とんぼ「アキアカネ」とも違いました

帰宅後「ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)」だと判明

そして、このトンボが儚い運命をしょっていることを知りちょっと切なくなりました

赤とんぼと呼ぶトンボの代表は「アキアカネ」ですが

ウスバキトンボも赤とんぼと呼ばれるうちの一種

お盆のころに大群で飛んでいる赤とんぼのほとんどはウスバキトンボだとも言われます

別名「精霊トンボ」とか「盆とんぼ」などとも呼ばれます

渡りをする有名な蝶は「アサギマダラ」ですが

ウスバキトンボは世界でもまれな壮大な旅をするトンボです

もともとは東南アジアなど熱帯のトンボで

春から秋にかけて沖縄から北海道まで日本全国を移動して行きますが、

そのルートは全くの謎らしいです

普通、トンボはヤゴの状態で冬を越しますが

ウスバキトンボは寒さにとても弱いため、

冬には孵化した幼虫も低温に耐えられず死んでしまうそうです

長い道のりを旅してきても悲しい運命が待っているのです

それでも毎年のように大移動して来るのはどういうわけなんでしょうね?

NHK「ダーウインが来た!」でもこのトンボの調査を続けているようですね


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コメント一覧

hisuinet2
ヒマヒマノキさん、こんばんは。
私も子供のころ、赤とんぼをよく見た記憶があります。
そうですね、確かにトンボの数が減ったような気がします。
自然が破壊されて鳥や昆虫たちの居場所がなくなってきたのかもしれません。
動植物の生態系の異常は人類のエゴが引き金になっていることは明らかです。
責任重大ですよね。
ヒマヒマノキ
hisuinetさん、こんにちは。
子どもの頃よく見た赤とんぼ。空一杯に
群がって飛んでいました。
もしかしたら、それがウスバキトンボ
の群れのこともあったんですね。
ところで、最近は、赤とんぼの群れを
見ることが全くなくなりました。
たまに黄色いトンボを見かけることが
ありますが、赤い色ではないので、
何トンボだろうかと思っていました。
群れて飛んではいませんが、
もしかしたら、それがウスバキトンボ
なのかどうか。
ともかく、トンボが減ったのは間違いなく
生育環境の変化のためだと思います。
人間が変えてしまっているんでしょうね。
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