クジャクサボテンの葉がよく育っていますね
どんな花が咲くのか見てみたいな
その隣にはこれもまた立派なアロエがどんと置かれていました
何気に上のほうの葉っぱを見ましたら、オレンジ色のトンボが留まっているではありませんか
全身が真っ赤な赤とんぼ「アキアカネ」とも違いました
帰宅後「ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)」だと判明
そして、このトンボが儚い運命をしょっていることを知りちょっと切なくなりました
赤とんぼと呼ぶトンボの代表は「アキアカネ」ですが
ウスバキトンボも赤とんぼと呼ばれるうちの一種
お盆のころに大群で飛んでいる赤とんぼのほとんどはウスバキトンボだとも言われます
別名「精霊トンボ」とか「盆とんぼ」などとも呼ばれます
渡りをする有名な蝶は「アサギマダラ」ですが
ウスバキトンボは世界でもまれな壮大な旅をするトンボです
もともとは東南アジアなど熱帯のトンボで
春から秋にかけて沖縄から北海道まで日本全国を移動して行きますが、
そのルートは全くの謎らしいです
普通、トンボはヤゴの状態で冬を越しますが
ウスバキトンボは寒さにとても弱いため、
冬には孵化した幼虫も低温に耐えられず死んでしまうそうです
長い道のりを旅してきても悲しい運命が待っているのです
それでも毎年のように大移動して来るのはどういうわけなんでしょうね?
NHK「ダーウインが来た!」でもこのトンボの調査を続けているようですね