【コラム Vol.1】
トーナメント戦を終えた田中遼太郎キャプテンにチームの今を取材
|トーナメント戦を振り返って
一橋大学バスケ部は4/22の東京都立戦で敗北し、トーナメント戦は2回戦敗退となった。
キャプテンの田中遼太郎はこの結果に何を感じているのだろうか。
「一言で言うと悔しい。
格下の東京都立相手に最初点差離されて負けてしまって、まだまだ自分たちは力不足だと実感しました。
ただ自分はこのチームは2月の合宿を通してやる気はあるチームだと4年間通してあると思ってます。だから負けを糧に次に繋げていきたいです。」
トーナメント戦 2回戦 vs東京都立
|田中が目指すキャプテンとは
田中は中学からバスケをしているが、キャプテンを務めるのは初めてだという。
「今までみんなをまとめると言うのはやったことがなかった。
どんなキャプテンが良いのかを一番最初に考えた。今まで巻さん(2021年度)と大冨さん(2022年度)と開さん(2020年度)を見てきてみんな味出しているなと思いました。
だから自分も違う味を出すために、とりあえず行動で示してみることにしました。一番がむしゃらに頑張るキャプテンになろうと思いました。
常日頃から、ラントレもカッコつけずに、がむしゃらにバカらしく走るようにしてます。
行動と言動が伴っているキャプテンがいいなと思ってます。
そうしたら自分の言葉も届くかなと。」
春合宿でのラントレ中の田中キャプテン
|リハビリ中にコート外からチームを見て
3/10の練習試合で田中は捻挫をしてしまった。チームの中心にいたキャプテンはコート外からチームを鼓舞していた。
違う視点から見たチームはどのように見えたのだろうか。
「一言で言えば、別に俺いなくてもいいかなと思っちゃったよね。
学習院との練習試合でいいゲームができていたのを見て、頼もしいなと感じました。
キャプテンいなくてもみんな自立してそれぞれが味を出していた。
だからこそ、自分も負けずに頑張ろうと思えました。」
コート外から仲間を鼓舞する田中キャプテン
|新人戦のキープレーヤーは?
6/6に控える新人戦。相手は前年度のインカレ王者・東海大学。
厳しい戦いになるとが考えられるが、田中が考えるキープレーヤーは誰なのか。
「2年生はやっぱりキャプテンの宇野康明。
彼はやっぱり上手い。ただキャプテンシーはゼロだと思っているので(笑)
それを彼がどういうふうにやっていくのか。それが今後の成長に繋がると思っています。
1年生はみんな上手い。リーグ戦で重要となる選手もいるので、東海相手にどれくらいやれるのか楽しみです。」
新人戦キャプテンの宇野康明
|田中キャプテンから1,2年生へのエール
コロナの影響で新人戦に出場することができなかった田中。そんな彼が1,2年生にかける言葉とはー。
「とにかく楽しんでほしい。
新人戦は上級生の応援ですごく盛り上がる大会。
そもそもあると言うのが羨ましいし、相手が東海なのできっと取材も来るぐらい注目度は高いはず。
みんな得点決めるくらいの気持ちで全力でぶつかってきてほしいなと思います。頑張れ!」
|グローバル化が進む一橋バスケ部
一橋バスケ部には今年、中国出身の院生が2人仲間に加わった。
チームのグローバル化が進んでいることについてキャプテンはどう考えているのか。
「めちゃくちゃいいことだと思ってます。
日本人だけでやってる時間が長い中で留学生が仲間に加わり、今まで以上にコミュニケーションが必要だと感じている。
バスケ面でもいい刺激をもらえるし、あとは違う文化の人とバスケできるのは嬉しい。
そういった意味でとてもポジティブに捉えています。」
|今後の試合に向けた意気込み
新人戦の他に控えている主要な大会はあと二つ。7月の三商戦、そして秋からのリーグ戦だ。
「一言で言うと勝ちたい。
自分が1年生の時は(コロナで)試合ができなかったけれど、2年生の時に3部昇格して、3年生の時に3部残留。
自分は先輩のおかげで楽しいシーズンを過ごしてきたので、繋がれてきたバトンを繋ぎたいという思いです。
リーグ戦は3部に残りたいし、上位にも食い込みたい。
三商戦は去年すごく盛り上がったので、しっかり楽しんで、神戸大にもボコボコにされないようにしっかり食らいついて勝ちます。
あと半年、頑張ります。」
(画像)トーナメント戦翌日の練習
取材:広報担当 田邉
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