「日本の敵」速報(海外の反応特化)+新型コロナウイルス関連海外の反応等

「日本の敵」&「新型コロナウイルス」に関する情報をまとめていきます

【#海外の反応】韓国人「スウェーデン、日本は何か隠してるだろ…コロナ死者が少なすぎる…これじゃただのインフルエンザじゃん…」

2020-05-03 20:03:07 | 海外の反応
*[海外の反応コーナー]
-韓国人「スウェーデン、日本は何か隠してるだろ…コロナ死者が少なすぎる…これじゃただのインフルエンザじゃん…」。 相変わらず日本のマスゴミの扇動報道で日本叩き。例年の死者の数との比較なんぞ、状況が少し落ち着けば役所・病院の双方資料を付き合わせてすぐに出せるというのに。結果が明らかになって捏造とバレた時には、この手の扇動報道したマスゴミはさっさと停波させろよ。あいつら、視聴率さえ取れれば何をやっても良いと思っている屑なんだから。
-韓国「東京で感染者3桁突破!日本の後進性に驚愕を禁じえない!助けるな」の声
-韓国政府「日本にコロナ支援可能だ!」←絶対助けるな!税金の無駄だ!の声
-安倍首相、緊急事態宣言を1ヶ月程度延長する方針を明らかに 中国人「日本の得意技がさく裂」「がんばれ日本!」
-外国人「10万円の給付金情報が外国語でも公開!これで俺達も貰えるぞー」
-韓国「ベトナムの感染者8日連続ゼロに外信賞賛!韓国の検査キットのおかげ!共産主義だからだ!」の声
-韓国人「韓国の確定者追跡アプリを叩きまくっていたフランスが…」
-【怒報】英BBC「韓国はコロナで個人情報侵害中!」韓国人「誤報を謝罪しろ!韓国から追放しよう」の声
-「日本にある各GU店舗でポケモンコラボ商品を求めて行列ができている・・・」海外の反応
-【イギリス】子供のための学校再開について考える 国民は賛否両論
-コロナ対策をしっかりしている日本食レストランに海外興味津々!(海外の反応)
-英放送局が「無観客試合」放送で検討しているアイデアに海外びっくり仰天!(海外の反応)
-"It felt like pure freedom."スペイン・ゴミ出しをしながら踊るダンサーに隣人は歓喜の声
-アメリカ人女性のマスクのつけ方が完全に新型コロナを煽ってると話題にwwwwww
-Youtube急上昇ランキングにランクイン!「ミシンを使わない手づくりマスク」動画が海外で話題に
-韓国人「中国人が現在の日本人を見て感動する理由」
-中国人「なぜマスクをしない?」中国のコロナ対策を見習うべきと主張する中国人に海外議論(海外反応)

【#海外の反応】韓国のものか日本のものか、裁判再開で再び注目される対馬から強奪された仏像の行方=韓国の反応

2020-05-03 20:01:51 | 海外の反応
*[海外の反応コーナー]
-韓国人「正に正論だ!」まともな日本人は極一部というツイートに「いいね」が5000付く!→「日本は嫌韓が国策嫌韓すれば支持率が上がる国」 韓国の反応
-【悲報】韓国人「30年後に日本が韓国の植民地になる理由がこちら‥」 韓国の反応
-韓国のものか日本のものか、裁判再開で再び注目される対馬から強奪された仏像の行方=韓国の反応
-韓国人「日本植民地時代に対する国民の理性的な判断を願う」。 色々な視点から色々な意見はありますが、少なくともヒトモドキ族が主張する「世界で最も残虐な植民地支配」などでは絶対になかったとは断言出来ます。太平洋戦争終盤、日本本土も飢えに苦しんでいる状況下でも、朝鮮総督府は「朝鮮救護令」という生活保護制度を施行して、困窮した朝鮮半島の住人の救済までしていたというのに(その制度を日帝撤退後どころか、朝鮮戦争終結後もしばらく運用していたのだから現在半島で生きている人間でその制度で救われた人間がいる筈なのに「朝鮮救護令」については絶対に韓国側から話題にならない)。
-【韓国】反日種族主義 第2弾が5月7日に発売
-【速報】北朝鮮が発砲し韓国軍監視所に被弾、韓国軍も応射=韓国の反応
-(速報)北朝鮮、韓国側の監視警戒所を銃撃…韓国軍対応射撃=韓国の反応
-【速報】北朝鮮が韓国軍監視所に数回にわたって銃撃!韓国軍が対応射撃 韓国の反応
-台湾人「金正恩には見えない!」金正恩、20日ぶり公の場に!北朝鮮が映像を公開(台湾の反応)
-日本の嫌韓が当然なら韓国の反日も当然だろ!なぜ韓国の30~40代の人達は日本を嫌いなんですか?韓国の反応
-韓国の反応 韓国人「韓国の30~40代って日本から何の被害も受けていないのになんで嫌いなんだ?」
-【速報】韓国「安倍首相が改憲に意欲!戦争狂だ!絶対日本を助けるな!」の声
-韓国人「日本は何故突然フッ化水素の韓国輸出を禁止にしたのですか?覚えて居る人は教えて下さい」 韓国の反応
-韓国の未来は日本ではなくベネズエラだ!日本よりもっと落ちる!韓国で日本型の住宅市場の低迷は起こらない 理由は?韓国の反応
-【悲報】韓国の国家債務比率、歴代最高を達成→韓国人「日本ガー!!!日本モー!!!」=韓国の反応
-コロナ克服直前の韓国がこれなら日本は滅びるぞ!韓国の貿易収支99カ月ぶりに1兆ウォンの赤字 未曾有の危機 韓国の反応
-韓国人「日本の奴らは通貨スワップで韓国が命を落とすと思って居る人間が多い様です‥」 韓国の反応
-韓国人「韓国が生き残るための唯一の方法がこれ…自尊心は傷つくかもしれないけど…」=韓国の反応
-韓国人「韓日の差が激しい分野」
-韓国人「韓国が日本より先に進んでる分野って何かありますか…?」
-韓国人「日本の狂った奴らが韓日海底トンネルの話を再び持ち出す」
-韓国人「日本の力って凄いですね‥日本不買をしていた韓国人も日本のイベントには大集結‥」 韓国の反応
-韓国人「外国人が韓国に来て衝撃を受けることがこちらです・・・」=韓国の反応
-韓国人「この美味しそうなエビフライカルグクス(韓国式うどん)が264円!」→「この質でこの値段なら5つ星」 韓国の反応
-韓国の高校でオンライン授業、突然モニターに男の主要部位が…警察犯人追跡中=韓国の反応

【#海外の反応】WHO「我々は世界に十分な対応時間与えた」、新型コロナ対応への批判にテドロスが自己弁護(海外の反応)

2020-05-03 05:33:49 | 海外の反応
*[海外の反応コーナー]
-WHO「我々は世界に十分な対応時間与えた」、新型コロナ対応への批判にテドロスが自己弁護(海外の反応)
-薬草を持ち出した中国…これまで否定的だったWHO「新型コロナの症状緩和に効果」突然認め出す=韓国の反応
-韓国人「アビガンの副作用は生殖器破壊」「幻想幻聴で高層階から飛び降りるらしい」 メチャクチャな話になってる模様…。・・・嘘とか捏造という次元を遙かに超え、完全に精神に異常をきたして意味不明の妄言を吐き出す基地外レベル。
-韓国人「倭国がアビガンに執着する理由がマジでヤバかった‥」→「もう精神病ですね」 韓国の反応
-米FDA、新型コロナ治療薬としてレムデシビルを緊急承認=韓国の反応
-【祝】韓国人「今年は韓国人のノーベル賞受賞が有力!」コロナ19ワクチン登場が韓国人教授の影響で早まる可能性 韓国の反応
-韓国の国立感染症対策センターの責任者が韓国人5100万人の全人口にコロナ抗体検査を実施する計画を発表 海外の反応
-日本「韓国とコロナ協力したい!」←韓国政府「日本から要請がない!」日本を助けるな!の声。 白眞勲の誘導尋問の結果がコレ。立憲の輩もヒトモドキ族とともに滅びろ。
-韓国「コロナ事態で日本が後進国なのが証明された!絶対助けないで!あれが国か?」の声
-海外「米国も見習おう!」実は優れていた日本の新型コロナ支援策に海外が仰天
-【悲報】韓国「大型連休に中国人9000万人が旅行決行!韓国に来るな!日本に行け!」の声
-【すげぇ】イタリアのシチリア島、観光客に旅費の半額を支援へ
-イギリス・ロックダウン開始から家庭内DV被害が急増 海外の反応
-【ご案内】新型コロナで苦しむ海外の飲食店にエールを送りませんか?自宅から食事代を先払いできる「DINING BONDS INITIATIVE」のご案内です。
-ファウチ所長「コロナの影響で米主要スポーツの年内再開は困難」(海外の反応)
-外国人「ネット上だけでも自分が日本旅行に連れて行ってやる!」
-世界各地で深まるストレスを解消… リラックス動画が海外のYoutubeで話題 海外の反応
-海外「かっこ良すぎる!」 日本の宗教家が集結した画像が完全にアニメの世界だと話題に

【#海外の反応】【慰安婦問題】「真実究明、慰安婦被害者賠償の法制化を」... 新人国会議員 尹美香 正義記憶連帯(旧対協)元代表

2020-05-03 05:31:31 | 海外の反応
*[海外の反応コーナー]
-【慰安婦問題】「真実究明、慰安婦被害者賠償の法制化を」... 新人国会議員 尹美香 正義記憶連帯(旧対協)元代表
-韓国人「日本と絶対に通過スワップを結んでは成らない理由とは‥」 韓国の反応。 ・・・嘘とか捏造という次元を遙かに超え(以下略)。
-【悲報】韓国の貿易赤字、ヤバイ額になる…=韓国の反応
-【韓国経済】韓国人「韓国政府4年間で国家債務192兆ウォン、相次ぐ補正予算で国家債務が急増!」 韓国の反応
-【悲報】韓国人「本物の危機はまだ来てないのに…韓国国家負債が歴代最高に」
-ヘル韓国だ!韓国の借金も過去最大だ!無能文政府!韓国の公共機関の負債が歴代最大の525兆ウォン 韓国の反応
-【速報】韓国「金正恩の生死不明の中、米軍が爆撃機を飛ばし武力示威!すぐ戦争が起こる」の声
-【緊急】金正恩委員長、生存確定=韓国の反応
-韓国人「日本では本当に韓国産が売れませんね」
-韓国人「日本の道路を韓国化してみた」
-韓国人「日本でブームだという韓国ドラマ“愛の不時着”の日本ネットフリックスランキングをご覧ください」

【#デイリー新潮】「ワイドショー煽りすぎ」新型コロナ「最前線の医師」が語った本音

2020-05-03 04:47:16 | コラム
 新型コロナウイルス関連の報道では、数多くの医師がメディアに登場して、自身の知見を述べている。しかし、最前線で感染者たちと接している医師の話をじっくりと聞く機会は意外と少ない。実際にはその患者を診たことがない「専門家」(中には医師ではない者もいる)のオピニオンのほうが多く流布されている。現場からの声として紹介される多くは、治療現場の苦境といったところに限定されているようにもある。

 そこで今回、ある総合病院で新型コロナウイルスを実際に診察し、また現場の統括もしているベテラン医師に匿名を条件で本音を語ってもらった。匿名にした理由は「特におかしなことを言ったつもりはありません。同じように考えている医師も多いと思います。でも、ただでさえ忙しいのに、病院あてに抗議などが来るとたまらないから勘弁してください」というものである。

――お勤めの病院はどんな感じですか?

 現状をお話しする前に、平時の病院、医療がどうだったかを少しご説明させてください。

 もともと日本は国民皆保険ですし、東京は医療へのアクセスが極めてイージーになっていました。中学生までは医療費ゼロですし、救急車を呼んでもお金は請求されません。欧米なら数万円は確実に取られます。それゆえ、子供を昼間病院に連れて来られないというだけの理由で、救急外来を夜間に普段使いするような親までいたのです。

 だからいつも病院が混雑していることが問題になっていました。一方で、開業医の先生を含めて医療機関側もそれで儲けていた、という面もあったことは否定できません。「どんどん来てください」とやって、医療費は国に負担してもらえばいいのですから。

 ただ、新型コロナウイルスの影響で、普段は安易に病院に来ていた方が減ったので、全体としての患者数は減っています。

 感染症や救急を担当していない病棟や医師はむしろ時間に余裕ができているようです。不要不急の手術も延期にしていますから。

 1、2月に比べて3月の病院全体の収入は3割減というところでしょうか。病床の稼働率も10%ほど下がっています。

 おそらくこれは開業医などでも同様でしょう。「売り上げ」が落ちて困っているところもあるだろうと思います。

 一方で、私たち新型コロナの担当医たちだけは忙しくなっています。

 うちの病院では新型コロナの診察を救急医が受け持つようにしています。その担当医らの仕事は、大雑把にいって1.5倍になっているという感じです。ただでさえ忙しかったところに、仕事が急増しました。

 私が若い頃は救急を専門とする医師は月15日くらい当直というのが当たり前でしたが、さすがに今はそうはいかないので、当直は月6~8日くらい。週休2日は確保できるようにして、休日出勤の際には代休も取るように、という方針でした。

 これがさっき言ったように仕事量が増えているため、「当分、代休は取れません」という感じになっていて、実感としてかなりキツい日々が続いているのは事実です。

 私自身は現場の診療の他に、病院全体の感染症対策等々の仕事が増えました。省力化できたことといえば、テレビ会議が増えたので結果として会議の時短などが進んだことでしょうか。

――新型コロナに関しては、膨大な情報量が発信されています。この状況をどう見ますか?

 SNSで誰もが発信できるようになったことで、不安をかきたてる情報が溢れすぎている、という印象はあります。

 また地上波のテレビ、ワイドショーがセンセーショナルに伝える傾向があるのは良くないと思っています。たしかに政府の言う通りのことを流すのでは政府広報になってしまうので、良いことだとは言えません。

 しかし、恐怖を煽って,今の対応が危険だと強調しすぎているように思います。

 現政権が嫌いなのかもしれませんが、それと医学の問題は別です。

 現在の政府方針、専門家委員会の方針は、専門的な知見のある人たちが議論して打ち出したものであり、相応の合理的な判断だと現場の医師から見ても思います。

 ですから煽られておかしな行動をとるのではなく、とにかく今の対策を守ってもらわないと,収束できるものもできなくなると思います.

 にわか専門家のコメントが全部間違っているとは言いませんが、大事なことをうまく伝えられていないと感じます。自称専門家はもちろん、芸能人の方などの不用意な発言でも、視聴者は扇動されます。

 外国の例を簡単に紹介するのも問題です。「海外ではこうだ」というのですが、それぞれの国によって医療レベル、保険制度、国民性、文化など異なる背景があります。だから安易に「あそこがいい」「ここがいい」という話ではありません。

「アフリカの〇〇ではこうだ」と言われても、その国は常に様々な感染症の脅威が存在する国かもしれません。その国の政策を参考にする、といっても無理があるのではないでしょうか。

――「何もしないと42万人が死ぬ」というシミュレーションも恐怖を煽っていたのではないでしょうか?

 あれはあくまでも「何も対策を講じなければ」という前提で、最悪の事態を示したのですから、「ステイホーム」を訴えるという点では良いのではないでしょうか。

「エアロゾル」感染といった言葉が独り歩きしたせいで、ちょっと勘違いがあるように思うのですが、基本的には空気感染ではなく接触・飛沫感染です。だからちょっと話をした程度であれば、問題はない。

 空気感染だと思うと「じゃあ空気がいいところなら大丈夫」という勘違いが生まれます。ここが心配です。

 たとえば「空気がいい」ゴルフ場に行く、公園でジョギングをする、というのは問題ないように思っている方もいるでしょう。

 たしかにゴルフ場でプレーするだけなら感染はしないでしょう。しかし、その前後に外食をしないでしょうか。ジョギングの最中に無意識にガードレールを触って、その手で顔を触り……となっていないでしょうか。

 そういうリスクがあるからこそ、「ステイホーム」と呼び掛けているわけです。あくまでも個人的な、そしていささか楽観的な見方ですが、きちんと自粛をしていれば、あと1、2カ月のうちには良い状態が来るのではないか、と思っています。

――そうした報道に煽られて、検査や診察を求める患者さんが殺到していて、かえって病院が困っているとも聞きますが、どうなんでしょう? 

 確かに、必要とは思えない患者さんが検査を求めてくる事例はあります。直接こちらの病院には来なくても、かかりつけ医から紹介状をもらってきて、検査を求めるケースです。そういう人の中で検査を断られた人が、SNSやテレビで「検査も受けられない」と主張することもあるのでしょう。

 ただ、この間、数多くの新型コロナウイルス感染者を診てきた者として言えるのは、「この人は陽性だな」と思う人は検査に回さなくても、ほぼわかる、ということです。あくまでもその診断を確定させるために回すのです。病歴を聞き、問診をして、CTを撮り……といった診察の過程でかなりの確率でわかります。

 ところが、そうした経験のないお医者さんが、患者さんに強く言われたとか、あるいは患者さんサービスの一環で検査を求めるとどうなるか。結果として、本当に早く確定して欲しい人の検査スピードが遅くなります。

 これが問題です。

――テレビに出ている「専門家」の強い主張の一つが、「とにかくPCR検査を増やすべき」というものでした。これはどうなのでしょう? 

 これは絶対に間違いです。少しでも専門知識がある人は、全くこれを望んでいません。

 他国と日本が違うのはこの点で,本当に医師が疑った例にのみ検査をやっている点で感染の広がりをコントロールできていることは確実です。

 とはいえ確かに検査のスピードは遅かったから、そこは今改善を進めています。

 ただし、誰彼構わず検査をオーダーできるような状況を作らなかったことは100%正しかったと考えています。

 日本のように国民皆保険の国で、なおかつ感染症に詳しくない町のクリニックのようなところまでもが、自由にPCR検査をできるような環境を作っていたら、間違いなく院内感染が多発していたでしょう。おそらくニューヨークやイタリアの比でない状況になったと思います。

「かかりつけ医」に相談することは否定しません。しかし、そこに多くの人が押し寄せたら結局クラスターを発生させかねません。そういう状況を作らなかった点では、当初、検査を絞ったことは決して批判されるようなことではないのです。

 現在報告されている院内感染にしても、慣れてない人が普段使わないような感染防御具を適切でない使用をしたがために他の人や患者に感染させる例があとを絶ちません。

 ドライブスルーでのPCR検査を増やせ、という意見についても、乱暴に思います。病院外での検査体制は進めたほうがいいでしょうが、やり方を間違えるとかえって感染者を増やすことにもなりかねません。

 別の観点から補足させてください。
 毎年のインフルエンザの流行の仕組みをご存じでしょうか。
 PCR検査が注目されることで「偽陽性」「偽陰性」といった言葉もよく目にされるようになったと思います。前者は「本当は陰性なのに陽性と出ること」で後者は「本当は陽性なのに陰性と出ること」ですね。
 実はインフルエンザの検査でも「偽陽性」「偽陰性」は一定の確率で発生します。日本では「インフルエンザかな?」となったらまず病院に行って、検査をしてもらって、タミフルを飲んで、ということが当たり前に思われている方が多いかと思います。

 でも実は、こんなことをしている国はそんなに多くありません。一つには先ほどから言っているように、医療費が高い国では、そのたびに大変な料金が発生するので、いちいち検査しない、という人が多いのです。また、タミフルは病気を治す薬というよりは、よくなるまでの期間を短くする(7日が5日半になる)という性質のものです。
 アメリカならば、この検査とタミフルだけで下手をすると500ドルはかかるでしょう。だから多くの人は「家で寝て回復を待つ」のです。私もそうしています。

 ところが日本は医療費が安いことに加えて、「休むなら証明書を出せ」という習わしが学校や企業にあるので、こぞって病院に来て検査を求めるわけです。
 問題は、インフルエンザの簡易キットの感度は7割から8割なので、2~3割の人は本当は陽性なのに「陰性」という結果になります。
 その人たちは、病院のお墨付きをもらったということで、自由に動き回りますから、コミュニティの中で感染を広げます。実は、これが毎年のインフルエンザの流行の大きな原因なのです。今回のことを教訓に、「インフルの証明書がないと休めない」といったおかしな慣習はなくしてほしいものです。何にせよ具合の悪い人は休むべきです。結果としてそのほうが学校や職場のためにもなります。

 そして、今年、インフルエンザがあまり流行していないのは、多くの人が手洗い、うがいをして、なおかつちょっとでも具合が悪ければ、自ら行動を抑えるようにしたからです。その結果、「実はインフル」の人が感染を広めなかったわけです。

 話をPCR検査に戻せば、検査の無闇な拡充に反対している人たちが怖れているのは、インフル同様に、「お墨付きを得た、でも本当は陽性です」という人が感染を広めることにつながりかねないからです。
 よく韓国やイタリアのほうが日本よりも検査数が多い、といって日本を批判する人がいるのですが、これは話がまったく逆です。韓国やイタリアは最初に検査数を増やし過ぎたために、感染を広めてしまったのです。

「医療資源が無限にあり」「偽陽性の人でも全員どこかにちゃんと収容できて」「(偽)陰性の人が行動を慎んで他人にうつさないようにする」という前提がすべてそろっていれば、検査数をどんどん増やすのもいいでしょう。
 しかし、そもそも検査はそんなに簡単なものではありません。検査というのは少なくとも検体を取る人と、検体を検査する人の両者がいてはじめて検査ができるのです。仮に医師会の先生たちが頑張って検体をたくさん出しても、検査する人が増えなければ結果が出るのがより遅くなってしまいます。本当に必要な検査が滞るのです。

 もしも「やる気になればできる」と言い張る方がいるのなら、ぜひそういう人材がどこにまだ眠っているのかを教えていただきたいものです。

 検査の技術の習得は一朝一夕にはできません。だから長期的な観点では、もっと日本はこういう検査もスピーディにできるようになればいい、と言われれば「その通りです」と答えます。

 しかし、今まさに感染爆発を防ごうとしている時期に実現不可能なことを言っても仕方がありません。

 テレビに出ている中でも、自称「専門家」ではなくて、本物の専門家の先生方もいらっしゃいます。そうした方に、「日本のPCR検査数は少ないのでは」とか「より検査体制を充実させられるといいのでは」と問えば、「そうですね」と答えるでしょう。それ以外の答えをしようがありません。

 しかし、それで「それみろ、やっぱりPCR検査が足りないんだ」と言い張るのはやめてください。

 繰り返しますが、現場で本当にこの病気を診ている医者で、もっと検査数を増やせ、などと言っている人はいないはずです。

――ではなぜお医者さんの中で「PCR検査を増やせ」という声が根強いのでしょうか?

 例年、この時期はインフルエンザの患者さんで病院、特に開業医さんは混み合うのです。経営のことを考えると患者さんがたくさん来るのは悪いことではないと考える先生もいるでしょう。今年はインフルエンザ自体が流行していませんし、万が一新型コロナウィルスに感染している患者に検査をすれば、感染のリスクがあるためほとんど行われていません。現在、新型コロナの診察はあまりやっていないでしょうが、一部の人にとっては「検査は怖いから検査センターにお願いするとして、診察は引き受けたい」といったモチベーションがあるかもしれません。

 そういう人にとっては、かりに「PCR検査センター」のようなものが出来れば、都合が良いかも……というのは穿った見方でしょうか。

――「WHO」の関係者と名乗る方、ノーベル賞受賞者の方もPCR検査を増やすように主張していますが。
 海外にいて、どのくらい日本の事情をご存じなのかわかりません。また、たとえノーベル賞を受賞された素晴らしい先生方であっても、必ずしも感染症やこの病気の専門家ではないので、仰ることがすべて正しいとはいえないと思っています。

 医学はそれぞれの科や専攻の専門性が高い分野なので、たとえノーベル賞受賞者であっても、専門外のことには確証を持って発言していないのではと感じることもあります。
 なお、「検査、検査、検査」というWHOの事務局長の発言もいまだに曲解されている方がいます。あれはあくまでも発展途上国などで検査を軽視している国に対してのメッセージであって、日本などを念頭に置いているわけではありません。

――ただ、検査をまったくしないと不安だという気持ちもよくわかります。「37.5度が4日間続くまで様子を見る」と言われても、その間に急激に悪化したら……と不安になるのでは。

 気持ちはよくわかるのですが、熱だけが兆候とは限りませんし、本当に具合が悪くなったら救急車を呼ぶほうがいいと思います。新型コロナ以外でも、いろいろな病気がありえるのですから、本当に具合が悪い時はそうするべきでしょう。

 また、これからは「陽性だけれども症状がない」という方はホテルなどに入ることになりました。このメリットは単に隔離されるというだけではなくて、そこには医療スタッフが必ずいるということです。症状が悪化した場合には、そのスタッフが対応します。

 このところ脚光を浴びているのが血中酸素濃度を測って患者さんの状態を観察するというやり方です。入院患者や経過観察の対象の方の濃度をチェックするのは意味があるでしょう。ちなみに、その際に用いるパルスオキシメーターを発明した青柳卓雄さんが、先月亡くなられました。コロナの報道に紛れてしまい、あまり大きくニュースでは扱われませんでしたが、世界に誇るべき日本発の医療技術であることは知っておいていただきたいと思います。

――死者数や感染者数を見るとインフルエンザと大差ない、いやインフルのほうが深刻だ、といった意見についてはどうお考えですか。 
 たしかにウイルス自体の病原性や感染力は同等だと思います。空気感染はしないので、結核と比べると感染力は弱いともいえます。
 ただ、高齢者や合併症のある人への進行度合いは半端ではありません。日本は医療レベルが高いので、余り若年者は死んでいませんし、今後もそうでしょうが、感染した高齢者の一定数は救いようがないままに亡くなります。

 実際に診察しての実感を一言でいえば、「この病気はヤバい」です。
 多くのウイルス性肺炎は、自身の持つ免疫力で打ち克つことができます。
 新型コロナウイルスは、若い人と比べて高齢者が重症化しやすいことはよく知られていますが、では両者の違いは何か、といえば免疫力になります。肺炎が重症化しても、踏ん張っているうちに回復に向かえる。だからICUやECMOで治療をして、「もうちょっと頑張れる」ようにするのです。しかし、その間にダメージを回復できなければ最悪の場合、亡くなることになります。
 少なくとも私の病院では、例年、インフルで亡くなる人はまずいません。それまでにちゃんと治療をして、回復してもらっているからです。しかし今回は、すでに何人もの方が亡くなっています。だから「ヤバい」と感じるのです。

――世界的に見た場合、日本は死者数、重症者数が少ないのはなぜでしょうか。これを政府の陰謀のように言う方もいますが。
 実際に少ないと思います。それはいろんな理由が考えられるでしょう。
 まず衛生観念が高い、といったことがよく指摘されます。清潔な水が近くにある、靴を履いたまま家に上がらない、とか。そういうこともあるかもしれません。

 また、繰り返しお話ししているように、医療レベルの高さ、アクセスのしやすさは大きいと思います。
 多数の死者を出したアメリカでは、救急車を呼ぶのにも、病院にかかるのにもかなりのお金がかかります。そうすると、具合が悪くても病院に行かない、行けないといった人は一定数出てしまいます。今回亡くなった多くの人が貧困層だというのはそういうことでしょう。「日本でもタライ回しがあるじゃないか」と言われるかもしれません。確かにそういう問題は解消されていません。

 しかし、たとえば東京都では救急医療について「東京ルール」というものを10年前に定めています。「5つの病院に断られた」「30分以上搬送先が見つからない」といった場合には、東京都が定めた地域救急センターに搬送する、というルールです。他の自治体でも様々な取り組みが進められていると聞きます。「日本はダメだ」と言うのは自由ですが、他の国と比べて決して引けを取るようなシステムにはなっていないと思っています。

「BCGが有効」という説も聞きますが、これはまだよくわかりません。そういうこともわかればいいとは思いますが、少なくともそれは現場の私たちが判断できることではないのです。
 なお、「検査数が少ないから死亡者が目に見えていないだけ」といった主張は完全に陰謀論の類です。たとえば別の肺炎死だとか、謎の死者が急に激増しているというのであれば、そういう仮説も立てられるのでしょうが、そんなことはまったく起きていません。

――最前線にいる立場で、メディアや一般の人に言いたいことなどはなんですか。必要な支援はありますか?
 私たち医療従事者はいま別にお金が欲しくて働いているわけではなく、使命感で働いています。
 相当なストレスを抱えながら、普段以上に働いています。実際の担当ではない医師や看護師にも大きな影響を与えています。
 たとえば、陽性だけれども症状がない、といった患者さんを専門外の個室に入れることがあります。するとそこの看護師さんは慣れないながらも感染者の面倒を見て、しかもそれが他の患者さんにうつらないようにしなければならない。普段とはまったく異なるプレッシャーがかかっていて、精神的に追い詰められている関係者は数多くいます。
 私も今は家に帰れる日は限られていて、あとは病院が用意したホテルに宿泊するようにしています。
 また、精神的に追い詰められた職員らのための対策も考えなくてはならない状況です。最初に病院全体の患者数は減ったとは言いましたが、対応をしている病院のスタッフは本当に大変なのです。

 最近は家庭内感染が増えてきましたが、最初の頃は「夜のお店」近辺の感染者が非常に多くいました。
 そんな状況下で、テレビのニュースを見ると「自粛で大変。補償してほしい」といった「夜のお店」の声を紹介しています。もちろん当事者の方々が大変なこと、そういう感情を持つことは理解できます。でも、毎日ギリギリのところでやっている身からすれば「いま補償の話なの?」という違和感を抱いてしまったのも正直なところです。「これから大変な戦いが予想されるのに、もうお金の話? それもごく一部の業界の? 議論の優先順位がおかしいのでは」と感じました。
 どうか私たち現場の人間が日々、頑張っていることをご理解ください。そうしたお気持ちを持つ方が多いことは励みになります。医療従事者へのエールは素直にうれしく思います。
 そして、早くこのような状況を終わらせるためにも、とにかく皆さんは感染しないように、感染を広げないようにふるまっていただきたい。これは強く訴えたいことです。

 接触・飛沫感染に注意せよと言われても、具体的に何が大丈夫で何がダメか、わかりにくいことと思います。実際にその細かい線引きはできません。だからこそ「極力人との接触を避ける」「極力外出しない」という大きな方針を打ち出しているのです。それを守ったうえで、手洗いを丁寧にマメに行ってください。

 また、特にメディアの方にお願いしたいのは、善意や問題意識からなのでしょうが、常に「国(厚労省)や都のやっていることは間違いだ」といった論調の報道は考えていただきたいところです。
 先ほども申し上げたように、日本のこれまでの対応は決して間違っていません。死者数を見れば明らかです。「世界が疑問視している」といった報道ばかりが目立ちますが、海外では日本を評価する報道も出ています。単にそれがあまり紹介されていないだけです。
 死者数が少ないことをもっとポジティヴに捉える論調が増えてもいいのではないでしょうか。
 私たちは国や都の定めた方針の中で動いており、それに背くことはありません。しかし、国も都も、いろいろと考えたうえで方針を打ち出しています。その決定過程には私たちも関与しています。

 明らかに間違った方針が出れば、私たちも声をあげます。そういう判断ができないほど現場の医師たちは馬鹿ではないのです。

デイリー新潮編集部
2020年5月2日 掲載