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【#東亜日報】同じ空間にいなかったのに感染相次ぐ、難度の高まる生活防疫

2020-05-17 03:27:47 | 海外の反応
昨日までソウル梨泰院(イテウォン)クラブに関連する新型コロナウイルスの感染者が153人に増え、第2次、第3次感染が続出して生活防疫が山場を迎えている。これまで感染経路が分からなかったソウル麻浦区(マポグ)の弘大(ホンデ)居酒屋の感染者は、梨泰院クラブ訪問の感染者が利用したカラオケに行って、3次感染したことが明らかになった。また、別のカラオケでは、感染者と別の部屋を利用した人の3次感染事例が発生した。京畿義王市(キョンギ・ウィワンシ)のソウル拘置所では、刑務官1人が感染判定を受けて裁判所が閉鎖となり、裁判が延期される連続被害が発生した。

防疫当局の疫学調査によると、弘大居酒屋感染者1人と梨泰院クラブ訪問感染者1人は7日、ソウル冠岳区(クァンアクグ)にあるAカラオケの同じ部屋を3分間隔で利用した。ソウル道峰区(トボング)のカラオケでは、同じ空調システムで換気が行われる他の部屋を利用した3次感染事例が確認された。防疫当局は、「狭い室内空間で歌を歌えば、飛沫が多く作られ、その飛沫が直接拡散されたり、廊下や公共の場所を汚染させた可能性が高い」として、空調システムを通じた伝播の可能性を低く評価した。しかし、夏場はクーラーの使用が増えるだけに、追加調査を通じて不安を払拭しなければならない。

梨泰院クラブ利用者の動線追跡が遅れている間に、第4次感染と推定される事例も出てきた。ソウル道峰区コインカラオケの3次感染者と接触したソウル拘置所の刑務官が、昨日感染判定を受けたのである。拘置所防疫に赤信号が灯り、この刑務官が訪れたソウル裁判所総合庁舎は昨日閉鎖された。密閉された空間で大勢の人が24時間密集生活をする拘置所は、新型コロナウイルスが容易に拡散できる環境である。集団感染の火種にならないように徹底的な対策が求められる。

今まで梨泰院の5つのクラブの訪問者5500人のうち4300人だけが検査を受けて、このような第2次、第3次…n次感染が幾何級数的に増えかねないという懸念が出ている。防疫当局は、この週末がn次感染拡散の山場になると見て、密閉・密集多人数利用施設の利用や会合自粛を要請した。クラブや居酒屋、カラオケ、ネットカフェなどが集団感染の温床になりかねないという警告が続いたのに、下手に防疫指針を緩和したのではないか反省しなければならない。生活防疫体制に警告音が鳴った。防疫指針のすき間はないのか、点検しなければならない。

【#ハンギョレ】梨泰院のクラブ発の感染拡大、週末がヤマ場…「3・4次感染阻止に総力」

2020-05-17 03:25:55 | 海外の反応
新規感染者のうち接触者がクラブ訪問者を上回る見通し 
梨泰院のクラブに端を発する感染者のうち60代以上も5人 
韓国政府、密閉した大衆利用施設の利用自粛を要請

 梨泰院(イテウォン)のクラブに端を発する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の2次、3次感染が本格化し、14日以降はクラブを直接訪れた人よりも接触者に分類された新規感染者の方が多くなる傾向と見られる。防疫当局は、クラブ関連の感染者が居酒屋やカラオケボックス、塾などで感染を広げた事例が相次いでおり、今週末が感染拡大のヤマ場になるものと見ている。感染の懸念で見送られた国家公務員5級採用試験も、今週末(16日)に全国32の試験場で行われる。

 チョン・ウンギョン中央防疫対策本部(防対本)本部長は15日、「(梨泰院のクラブを中心とした)追加感染拡大事例によると、居酒屋やカラオケ、塾など密閉された室内大衆利用施設で飲食したり歌うなど、密接に接触する環境だった」とし、「今週末は感染が増幅される施設の訪問を避け、宗教施設や塾なども非対面利用を勧める」と述べた。さらに「クラブ訪問者5500人(5軒のクラブ基準)のうち約4000人は検査を受けたことが確認された」とし、「感染者の接触者把握が早急に行われなければ、大規模な感染拡大が起きる可能性もあり、3次・4次(感染)につながらないよう最善を尽くしている」と強調した。

 同日正午現在、梨泰院クラブ関連のCOVID-19感染者153人のうち、クラブ訪問者は90人で、家族や友人、同僚など接触者は63人だ。日別に見れば、2次、3次感染が主となる接触者の新規感染が増加している傾向が目立つ。11日までは、新規感染者のうちクラブ訪問者は21人、接触者が8人だった。ところが、13日にはクラブ訪問者と接触者がそれぞれ9人で同じになり、14日と15日には接触者の新規確認がそれぞれ15人と10人で、クラブを訪問した新規感染者(5人、7人)を上回った。初期はクラブに出入りした感染者が主流をなしていたものの、次第に家族や職場など地域社会のあちこちに広がっているということだ。

 これを受け、防疫当局は梨泰院を中心とした1次感染がピークに達したと見て、さらなる感染拡大防止に力を入れている。チョン・ウンギョン本部長は「3次感染と確認された事例は仁川(インチョン)の塾関連など4人程度とみている」とし、「4次感染を防ぐのが最大の目標」だと述べた。しかし、すでに4次感染と推定される事例が現れている。前日、ソウル拘置所の職員がCOVID-19陽性判定を受けたが、法務部が発表した発生経過によると、道峰区(トボング)のカラオケを訪れた友人と接触した後に感染したため、4次感染が疑われている。これに対し、チョン本部長は「(4次感染かどうかは)疫学調査を行ってから判断できる」と答えた。

 これと共に防疫当局は、高危険群が感染者と接触しないよう、つながりの輪を遮断することに力を入れる計画だ。梨泰院のクラブに端を発した感染者のうち、60歳以上の高齢者も5人出た。クラブを訪問した人の親などが含まれている。防疫当局は、高齢者や妊婦、慢性疾患を有する人などに密集施設の利用自粛を要請した。療養病院や精神病院、療養施設など高危険集団施設の管理方案も同日、新たに発表された。新規入院・入所者については、検査実施後に受け入れることで、施設内の感染源の流入を遮断するようにした。彼らに対しては、検査費の半分を健康保険で負担する。また、野外空間や透明遮断幕の設置空間などを活用した制限的な面会指針が近くまとめられる。19日に開かれる第4回生活防疫委員会で、学校などの冷房機器の使用基準や高危険群施設防疫指針などが議論される予定だ。

 統計庁とSKテレコムが同日公開した「COVID-19発生後の人口移動」の分析結果によると、連休期間だった今月2日の移動量は1年前の連休日に比べて83%だった。国内で感染者が発生して以来の土曜日の移動量のうち最も多い水準だ。ただし、梨泰院を中心とした感染発生後の9日は、前年に比べて約75%でやや減少した。

 一方、同日、韓国私立大学総長協議会の集計によると、全体193校の大学のうち、85.5%が1学期全体またはCOVID-19安定期まで対面授業を行わず、オンライン授業を進める予定であるという。5月11日に対面授業が始まる大学は高麗大学など9校だが、実技実習科目など非常に限られた範囲で始まる見通しだ。

チェ・ハヤン、チェ・ウォンヒョン、キム・ジョンピル、イ・ジョンフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/society/health/945145.html