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【#朝鮮日報】大統領秘書室長「光化門集会の主導者たちは殺人者」

2020-11-06 04:32:34 | 新聞記事
国政監査で「コロナで7人以上死亡」、野党「反政府集会ならば殺人者なのか」
 盧英敏(ノ・ヨンミン)大統領秘書室長が4日に行われた国会運営委員会青瓦台国政監査で、「光化門集会」主催者側を名指しして「殺人者」だと言った。ソウル光化門広場で行われた集会をきっかけに新型コロナウイルスが再び広がり、死者まで発生したということだ。野党が「反政府集会をやったからと言って、国民が殺人者になるのか」と反発、国政監査は大混乱した。

 野党・国民の力の朴大出(パク・デチュル)議員はこの日、光復節集会で警察車両により作られたバリケードの写真を掲げて見せ、「『文在寅(ムン・ジェイン)山城』を見ると鳥肌がたつ」「警察がバスで迫り、集会参加者をコロナの巣くつに閉じ込めてしまった」「政府の立場では出なければいいが、既に出てきた国民たちまでこのように閉じ込めて感染リスクを高めていいのだろうか」と問いかけた。

 これに対して、盧英敏室長は激高した声で「今、違法集会に出席した人を擁護しているんですか」と問い返した。与党・共に民主党所属の金太年(キム・テニョン)運営委員長が仲裁に乗り出したが、盧英敏室長は「いえ、言わせていただきます」と言って回答を続け、「許可されていない集会のために経済成長率だけでも0.5%下落の要因として作用したと見ている」「光化門集会だけで感染者が600人以上出た」と言った。その上で、「光化門集会で7人以上が死亡したのに、それを今、擁護しているのか」と問い詰めた。
 共に民主党の議員らも「泥棒を擁護することだ」と加勢した。朴大出議員が「違法集会をしたからと言って、国民が泥棒になるのか」と対抗すると、盧英敏室長は「泥棒ではなく、殺人者です、殺人者。この集会の主導者たちは!」と大声で叫んだ。

 朴大出議員はさらに、「(テーマパークの)エバーランドに遊びにいった人たちも、民労総(全国民主労働組合総連盟)の集会に行った人たちも殺人者だと言うのか」と問いかけた。だが、盧英敏室長も「そこでは死亡者が発生しなかった」と一歩も退かなかった。2人の舌戦が続くと与野党の議員たちもそれぞれ大声を張り上げ始めた。まともな質疑ができなくなったため、金太年委員長は会議の中断を宣言した。

 盧英敏室長は、発言2時間後の同日夜8時40分ごろに会議が再開されると、「殺人者という表現は行き過ぎだったと思う」と述べた。ところが、再開された会議で、国民の力の郭尚道(クァク・サンド)議員が「コロナ初期に中国人の入国を阻止しなかった人々も殺人者と呼ぶのか」と聞くと、盧英敏室長は「論理が牽強(けんきょう)付会(道理に合わないことを自分の都合のいいように解釈すること)だ。光化門集会は違法でないのか」と反論した。

 与野党の議員たちは、これより前に行われた午前の質疑時間で、共に民主党によるソウル・釜山市長補欠選挙候補者選出問題でも衝突した。文大統領が党代表だった時代に導入した「重大な過ちをした時は公認しない」という党憲を、同党は事実上廃棄した、という野党議員の質問が出たためだ。

 国民の力のキム・ジョンジェ議員が「あれだけ自慢だった革新案が李洛淵(イ・ナギョン)共に民主党代表により一晩で廃棄されたのに、大統領は沈黙している。ソウル・釜山市長補欠選挙で民主党が候補を出すのは正しいことなのか」と質問すると、会場は騒然とした。共に民主党の文貞福(ムン・ジョンボク)議員は「盧英敏室長、回答しないでください!」と叫んだ。ほかの共に民主党議員たちも「質問らしい質問をすべきだ!」 「(このような質問は)李洛淵党代表にしろ!」と集団で反発した。

 野党は「文大統領は『選択的沈黙』をしている」と批判を続けた。文大統領は「金学義(キム・ハクウィ)事件」「チャン・ジャヨン事件」「バーニングサン事件」に関しては「時効が過ぎても真相究明せよ」と言ったが、朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長、呉巨敦(オ・ゴドン)前釜山市長の性犯罪疑惑については沈黙している、という指摘だった。

 これに対抗して、多くの共に民主党議員らちは質疑の時間のほとんどを野党の攻撃に割いた。文貞福議員は「選択的沈黙だと言いながら、大統領を辱めることが国会議員としてふさわしいことなのか」と批判した。

キム・ヒョンウォン記者

【#中央日報】【コラム】民主化勢力の賭けの担保になった未来=韓国

2020-11-06 04:09:18 | 新聞記事
文在寅(ムン・ジェイン)政権の属性を康俊晩(カン・ジュンマン)教授がうまく整理した。「文在寅政権のネロナムブル(=私がすればロマンス、他人がすれば不倫)事例を一つ一つ整理したが、途中でやめてしまった。ほとんどすべてがネロナムブルだったからだ」。

自分は省みず他人の欠点を見つけ、他人には秋霜烈日、自分には春風駘蕩というのがこの政権の人たちの特徴だ。脈絡のない謝罪と感性を刺激する涙を見せることもあるが、最後まで過ちは認めない破廉恥な態度を繰り返す。

民主党が最近、「非公認」を翻した事件を見てみよう。民主党所属の自治体首長の性犯罪で行われることになった補欠選挙について、李洛淵(イ・ナギョン)代表は「被害女性に謝罪する」と述べた。口では謝罪すると言いながら行動は正反対だ。非公認という党憲までも是正し、候補出馬の道を開いた。誰もが「偽善」と言うが、彼らは「責任政治」と言い張る。

昨年、娘の論文第1著者登載、表彰状偽造疑惑などが浮上した当時、チョ・グク前法務長官は「周囲に厳格でなかった点を反省し、謝罪する」と語った。しかし「権力機関の改革が自分の最後の使命だ。不可能を可能にしたい」とし、結局、法務長官の席を占める「実力」を見せた。秋美愛(チュ・ミエ)法務長官は疑惑だらけの息子の軍休暇特恵問題が浮上すると、むしろ野党とメディアを攻撃して謝罪を求めた。自分は無欠点・無誤謬だという錯覚に陥っていなければあり得ない傲慢な行動だ。

冷たい海で北朝鮮の銃撃によって韓国国民が殺害された当時、軍統帥権者の大統領が「国民に申し訳ない」という発言をするまで6日もかかるのが今の大韓民国だ。その謝罪さえも、同じ日に北朝鮮に和解ジャスチャーも送ったことで色あせた。「恥ずかしい過去を反省して謝罪すべき」と野党を攻撃しながらも、自分たちの過ちには寛大であり不正に目を閉じることが茶飯事になっている。見兼ねた運動圏の先輩の元老が「なぜこのように名分よりも貪欲ばかりなのか」と嘆くほどだ。

民主主義のために戦ったという「民主化勢力」の偽善と堕落を何年も眺めなければいけないのは悲しくて不幸なことだ。独裁政権に立ち向かって戦いながら生じた道徳的優越感と選民意識が、自分たちを時空を超える超越的存在として絶対化させる独善と傲慢を生んだ。そして自らを偶像化する。今でも巨大な暴力と独裁に立ち向かって戦う、弾圧を受ける純潔な勢力という神話の中に、自分と国民を閉じ込めようとする。

世の中を民主-反民主勢力の対決構図だけで見る人たちに、すでに歴史の中に消えてしまった軍事独裁政権や産業化勢力・親日派の不在は認めがたい現実だ。このためありもしない独裁・親日の亡霊を呼び出して「バーチャルリアリティ」を作り出そうとする。独裁政権との「敵対的共生」こそが自らの政治生命を延長する強い命綱であるからだ。このため時計の針を過去に戻そうとする。

秦始皇が寵愛した宦官の趙高がいた。始皇帝が地方巡行中に落命すると、趙高は死を隠して詔勅をねつ造し、末子の胡亥に王権が移るよう企んだ。秦始皇がいない世の中で太子の扶蘇が権力を継承すれば自身の運命も終わるからだ。悪臭がもれて皇帝の死がばれないかと恐れた末、「陛下の命令」として偽りの命令を出し、馬車に干し魚を積み、皇帝の食事を代わりに食べ、始皇帝の死を隠そうと戦々恐々とする「馬車の中の趙高」の姿が、現在の私たちの目の前に表れているようだ。

執権から3年が経過しても終わらない検察改革・財閥改革・親日清算・積弊清算の声に国民は窒息する状況だ。組分けする政治がもたらした深刻な分裂と反目が個人の生活にまで浸透し、政治とは関係がなかった日常の関係までも壊している。昨年のチョ・グク長官事態以降、「考えがあまりにも違い、言葉も交わさないよそよそしい関係になってしまった」という周囲の経験談をよく聞く。「夢を売る職業」と言っていた政治が逆に国民に失望と恐怖を抱かせている。このため「歌手は夢を売る職業」という羅勲児(ナ・フナ)に熱狂する。

何でも野党のせい、積弊のせい、既得権のせいにするのが執権勢力の基礎疾患になってしまった。問題は基礎疾患が深刻になれば未来までが暗鬱になる点にある。過去に縛られた政治は国民に夢と希望を与えることができない。そのような国で果たして希望に満ちた未来を築いていけるのだろうか。

イ・ジョンミン/論説委員

【#中央日報】金大中大統領とネクタイ交換、DMZも訪問…バイデン氏と韓国の縁

2020-11-06 04:08:41 | 新聞記事
「開票が終われば勝利すると確信している」--。
米民主党のバイデン大統領候補が4日(現地時間)、米デラウェア州ウィルミントンチェイスセンターで述べた言葉だ。米大統領選挙の開票が進む中、バイデン候補側は勝機をつかんだという立場を表した。韓国はバイデン氏とどんな縁があるのか、主要場面を写真で整理した。

◆金大中大統領とネクタイ交換
バイデン氏は2001年8月、米上院外交委員長として韓国を初めて訪問した。当時、金大中(キム・デジュン)大統領と青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)で昼食会をし、この席で2人はネクタイを交換した。バイデン氏が金大中元大統領に「ネクタイが素敵だ」と話すと、金元大統領はその場で「ネクタイを交換しましょう」と提案した。当時、バイデン氏は「太陽政策」を公式的に支持した。

◆李明博大統領に「なぜあなたは米国で人気があると思うか」
2010年4月、オバマ政権で副大統領だったバイデン氏は核安全保障サミット出席のため訪米した当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領とホワイトハウスで会った。ここでバイデン氏は「なぜ李大統領は米国で人気があると思うか」と尋ねた。バイデン氏は「(ワシントンの)朝鮮戦争参戦碑に献花する時、心から参戦勇士の犠牲と献身に感謝する姿が見られた。それで人気があるようだ」と話した。

◆延世大で「韓国の永久的分断はいけない」
バイデン氏は2013年12月、副大統領としてまた訪韓した。当時、バイデン氏は延世大で政策演説をした。演説した体育館は教職員および学生およそ1500人で埋まった。バイデン氏は「北朝鮮は核兵器を追求する限り、決して安全と繁栄を享受できない」としながらも「韓国と北朝鮮は同じ民族であり、同じく尊厳を享受する資格がある。我々は韓国の永久的な分断を決して受け入れない」と強調した。

◆孫とDMZ訪問
2013年12月、バイデン副大統領の訪韓に当時15歳だった孫も同行した。バイデン氏は孫と韓国戦争(朝鮮戦争)記念館とDMZ(非武装地帯)を訪問した。バイデン氏は今回の大統領選挙を控えて韓国紙に寄稿し、当時の記憶に触れた。先月30日の「我々のより良い未来のための希望」と題した寄稿で、「孫をそばに置いてDMZの北朝鮮から100フィート(30メートル)も離れていないところに立ったことは決して忘れることができない」とし「私は朝鮮戦争以降の朝鮮半島の分断と離散家族の苦痛を感じた」と振り返った。

◆「セカンドレディー」ジル・バイデン氏も訪韓
バイデン氏が副大統領だった2015年7月、夫人「セカンドレディー」ジル・バイデン氏も訪韓した。米副大統領の夫人が韓国を訪問したのは初めてだった。当時、ジル・バイデン氏は女性家族部が主催するレセプションに出席し、「今回のアジア訪問の焦点は教育の力であり、女性のリーダーシップ発揮と職場での同等な機会の確保が核心」と述べた。また「韓国の若い女性は教育をよく受けているが、雇用問題ではまだ多くの挑戦に直面している」とし、キャリア中断問題を取り上げた。その後、ソウル恩平区(ウンピョング)の津寛寺(チングァンサ)を訪れ、僧侶らと女性の教育をテーマに対話をした。

【#中央日報】米下院議員選挙、韓国系米国人5人の活躍…2人当選

2020-11-06 04:00:23 | 新聞記事
3日に米大統領選挙とともに行われた下院議員選挙に5人の韓国系米国人が出馬し2人が当選した。AP通信は民主党所属のアンディ・キム議員がニュージャージー州第3選挙区で大手建設会社最高経営責任者(CEO)出身の共和党候補を押さえ再選に成功したと報道した。

議会専門誌「ザ・ヒル」は「キム議員は保健サービスを強調し新型コロナウイルス大流行期間に最も強力な懸案として作用するようにした」と分析した。ニュージャージー生まれの韓国系移民2世であるキム議員は2018年の中間選挙で共和党のトム・マッカーサー議員を破り連邦議会入りした。「オバマ・キッズ」と呼ばれる彼は2009年にイラク専門家として国務省に入省し、国防総省とホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)でイラク担当補佐官を務めた。彼の父のキム・ジョンファン氏は小児麻痺を患う孤児出身ながらもマサチューセッツ工科大学(MIT)とハーバード大学を経て遺伝工学博士として活躍した立志伝的人物だ。

民主党所属のマリリン・ストリックランド元タコマ市長は韓国系女性で初めて連邦議員となった。韓国人の母と韓国戦争(朝鮮戦争)参戦在韓米軍出身の父の間に生まれた。ストリックランド氏はシアトル・ビジネスとのインタビューで「私は韓国の娘」と明らかにした。その上で、「母は日帝治下で生き残った韓国人で、途轍もない教育熱を持っていた。友達が遊びにくれば家の中では靴を脱がせ、韓国料理でもてなした」と回想した。ホームページには「スンジャ」という韓国名を紹介している。

カリフォルニアで共和党候補として出馬したヨン・キム(韓国名:キム・ヨンオク)とミッシェル・パク・スティールは薄氷の勝負を継続している。これに対し民主党候補として出馬した移民2世の弁護士デビッド・キムは苦戦している。

【#中央日報】「犬は食品ではない」という韓国食薬処、それでも取り締まれない理由

2020-11-06 03:48:20 | 新聞記事
「犬の死体(犬肉)の販売は不法です」
4日午後2時、ソウル陽川区木洞(ヤンチョング・モクトン)のソウル地方食品医薬品安全庁前で犬肉販売禁止を促す小規模集会が開かれた。市民団体「1500万伴侶人連帯」が主催した。2日、金剛立(キム・ガンリプ)食品医薬品安全処(以下、食薬処)長の就任後、犬肉と関連した初めての集会だ。
連帯のメンバーが手にしたプラカードには「私たちは食べ物ではありません」「食品原料として犬の死体の料理・流通・販売は食品衛生法違反」などの内容が書かれていた。犬の面をかぶったメンバーは麻袋に入って場面のパフォーマンスをした。

◆「食薬処の職務放棄だ」
同連帯のチェ・ジョンジュ代表は「現在、犬の場は(地方自治体で)動物保護法によって取締・処罰されている」とし「だが、(された)犬の死体の販売は食品衛生法により取り締まらなくてはいけない食薬処がその責任を避けている。職務放棄だ」と主張した。
現行法上、犬の肉は鶏・豚・牛肉のように食品原料とすることはできない。動物自由連帯は6月、食薬処からこれに関連して公式的な回答を受け取った。動物自由連帯は犬が食品原料として使用可能なのか食薬処に質問した。

◆食品目録にない犬の肉
食薬処は公文書で「犬は畜産物衛生管理法上、家畜範囲に該当しない」とし「衛生的な・解体・検査が不可能」と明らかにした。続いて「食品として社会的合意が得られていない」とし「食品の基準・規格として食品原料と認定していない」と付け加えた。
食薬処は食品に使用できる原料の目録、製造・加工基準などを取りまとめている。別名「食品公典」だ。全298ページに達する。だが犬はどこにも含まれていない。例えば、豚肉は「畜産物」カテゴリーにヒツジ・ヤギ・ウサギ・ウズラの肉などと共に掲載されている。製造基準も「原料肉として使う豚肉は、後24時間以内に5度以下を維持しならなければならない」と記してある。

動物自由連帯は「食薬処が食品原料として犬肉の不法性を認めた」と話した。
食品ではない以上、販売してはいけないというのが動物保護団体側の共通した立場だ。食品衛生法は基準・規格に合わなかった食品、食品添加物を販売・陳列してはいけないと規定している。これに反すれば5年以下の懲役または5000万ウォン(約462万円)以下の罰金刑に処することができる。

◆肉犬協会も言いたいことが多い
食薬処は社会的合意が優先されなければならないとし、慎重な立場を示している。食品安全政策課のキム・ヨンジェ課長は「犬肉に対する賛成・反対の立場があまりにもはっきりと分かれている」とし「社会的合意が不足した状況ですぐに犬肉の食用を法で禁じることは難しい」と話した。
肉犬協会側も言いたいことが多い。畜産物衛生管理法に犬が家畜として規定されていないため、・流通を法で管理できなくなっていると主張する。

◆食用犬の飼育実態を調査中の政府
一方、農林畜産食品部は現在、犬場および食用犬飼育実態調査を進めている。農林部国政監査のとき、野党「国民の力」の李亮寿(イ・ヤンス)議員は「食用犬の飼育、場の実態調査を数回要請したが、相変らず主務部署である農林部が何もしないでいる」と指摘した。

これに対し、同部の金ヒョン秀(キム・ヒョンス)長官は「法的に食用犬の概念が成立しにくい状況だ」とし「ただし、農家の飼育目的を伴侶・防犯・その他などの目的で分けて調査した。(食用目的を含めた)その他目的に対し、もう一度飼育世帯数と規模を追加で調査している」と話した。

【#ハンギョレ】サムスン会長の葬儀で新型コロナ感染…政官界要人が次々と自宅隔離

2020-11-06 03:07:29 | 海外の反応
イ・ゴンヒ前会長の葬儀場の取材陣が新型コロナ感染判明 
防対本「10月26日のサムスン病院訪問者は検査を」

 4日、サムスングループの故イ・ゴンヒ前会長の葬儀期間中、サムスンソウル病院に新型コロナウイルス感染症(COVDI-19)の感染者が長時間とどまった事実が判明し、政官界の関係者の間で緊張感が高まっている。中央防疫対策本部(防対本)はこの日、「10月26日にソウル江南区(カンナムグ)のサムスンソウル病院の斉場1階ロビーと出入口にいた野外取材陣と訪問者は、近くの選別診療所で検査を受けてほしい」という内容の緊急災害メールを送った。イ前会長の葬儀場を取材した記者のなかからCOVID-19の感染者が出たためだ。当時、取材陣の質問に答えた政官界の要人も、感染者である記者との濃厚接触者に分類されることになった。

 この日の政界では、防対本の指針に従い予定された日程を取り消すなど、緊迫した動きが続いた。まず、当日イ前会長の葬儀場を訪問したウォン・ヒリョン済州道知事は、当面の間は予定されたすべての日程を延期し、自宅隔離すると明らかにした。ウォン知事とともにイ前会長の葬儀場を訪問した済州道のソウル本部職員1人も、同時に診断検査を受け、自宅隔離に入った。

 当日葬儀場を訪問した野党「国民の党」のアン・チョルス代表も、防対本の指針に従いCOVID-19の診断検査を受け、自宅隔離に入った。これに伴い国民の党は、5日朝に予定されていた最高委員会議も中止することにした。

 政府の人々もCOVID-19の影響圏に入った。大統領府のキム・ヒョンジョン国家安保室第2次長は当初、4日午前の国会運営委員会の国政監査に出席したが、防対本の指針に従い診断検査を受けるために離席した。ノ・ヨンミン大統領秘書室長は「キム次長が文在寅(ムン・ジェイン)大統領と密接に接触したのではないか」という野党「国民の力」のキム・ソンウォン議員の質問に「(10月26日以後)、キム次長が大統領に密接に対面報告することはなかった。5メートル以上は離れていたようだ」と述べた。

 ホン・ナムギ副首相兼企画財政部長官も同日午前、予算案審査のために国会予算決算特別委員会に参加した後、午後1時にCOVID-19の検査を受け、自宅隔離に入った。政府の人々のうち、当日サムスンソウル病院を訪れたウン・ソンス金融委員長、チョ・ソンウク公正取引委員長などがこの日、COVID-19の検査を受けたと伝えられた。

ノ・ヒョヌン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/968543.html