ちーむひじかた<管理人の小部屋>

ちーむひじかたのMIFが徒然にぼやくのだ。

子やぎちゃん

2021-04-03 23:51:12 | トレッキングとか旅行とか

「成田ゆめ牧場」でベビーラッシュということでちびっこを見にお出かけ。
入場して早速ヒツジとヤギのいる広場に行ってみたがおっきい子しかいねぇな?
小屋に収納されてるのかなって奥の小屋覗いたらビンゴ、ちっこいのが7~8頭いるじゃないの。
うはーたまらんって見てたらちっこいヤギちゃん2頭が頭同士をぶつけ合う力比べをはじめたのでテンションさらに爆上げw
うひゃーやばいねコレって柵にかぶりついてたら他の客どもがわらわら寄ってきてちびちゃん達が居ることに気づきはじめる。
柵の足元には大人のヤギ「はっぱ」ちゃんがでーんと横たわってたので手を差し伸べるとペロペロペロ。
うーん、なんだろう。
何処行ってもヤギちゃんはあっしの指とか舐めたがるんよね。
他んとこぐるっと回って広場に戻ってきたら1頭の子ヒツジちゃんと2頭の子ヤギちゃんが広場に出てた。
ヒツジちゃんのほうは元気いっぱいに走り回ってて微笑ましいな。
ヤギちゃんはリラックス中の大人ヒツジの上に登ってたけど。
都合三頭のやぎさんに指を舐められ、最後の1頭には奥歯でゴリッと人差し指をすりつぶされて出血するというおまけ付きw



あしがくぼ

2021-01-27 23:04:42 | トレッキングとか旅行とか
休日出勤した代休だったので芦ヶ久保の氷柱を見に行く。
毎年…ではないものの過去に何回も行ってる場所だが今までは車だったので今回は電車で行ってみることに。
武蔵小杉から湘南新宿ラインで池袋へ、池袋からは西武池袋線で芦ヶ久保なので複雑ではない。
叔父が飯能に住んでいたので幼少の頃に西武池袋線には乗車したことがある。
当時は「レッドアロー」という小田急におけるロマンスカーのような特急が走ってた。
いまではすっかり当たり前になってる海苔とご飯が別々になってるおにぎりだけど、当時はまだコンビニとかないから全然メジャーじゃなかったけれど、この電車のホーム売店には海苔とご飯が別々になったおにぎりがすでに売られていたんだよ。
で、いまレッドアローは池袋線を走ってなくて新宿線を走ってて、池袋線は代わりに「ラビュー」という特急は走ってるそうで。
じゃあまぁせっかくだからラビューに乗ってみようってのが今回の目的の1つ。
緊急事態宣言?外出自粛?知るかそんなモン。
まぁおかげで電車も氷柱も空いてて快適だったわ。



権現堂堤

2019-04-07 22:31:10 | トレッキングとか旅行とか
埼玉県幸手市にある桜の名所。
権現堂川ぞいにある堤防に桜や菜の花、その他季節の花々が植えてあるスポットなんだが桜の季節以外行ったことないので他の季節のことはしらん。
明治天皇が東北巡幸の際に立寄ったのでそれに関する碑とか解説看板とかがあるんだが、その看板には行幸(みゆき)堤と書かれていて略地図で別の場所に権現堂堤とか書いてあったから「あれ?ここ権現堂堤じゃねぇの?」とか思ったがそっちもこっちも権現堂堤であって、こっちは明治天皇由来の別名ってことのようでどっちでもいいらしい。
今年で3回目の訪問となるが、年々人が増えてて朝6時半着ではすでに駐車場に入る車で周辺道路に渋滞が始まってて、来年も行くとするなら6時前につくように行かなきゃならんのかな。


武蔵陵墓地

2019-03-28 19:30:50 | トレッキングとか旅行とか
八王子市にある、日本で最も新しい古墳(?)が昭和天皇の武蔵野陵と香淳皇后の武蔵野東陵で、そのすぐ側にあるのが大正天皇の多摩陵と貞明皇后の多摩東陵。
この4陵がある所が武蔵陵墓地で、今上天皇陛下及び皇后陛下がそのうちお隠れになった場合には恐らくはこの武蔵陵墓地に陵墓が出来ると思われるが、華美を好まれない両陛下のことなので多摩・武蔵野の4陵にくらべてだいぶん規模が小さくなるというハナシ。
今日、そこに御陵印を押しに行ってきたんだが職員の方から「御朱印帳ですか?」とか押す紙のチェックが入る。
A6サイズに切ったケント紙に押してるんだが桃山・月輪ではそんなことなかったので戸惑って説明に困って「御朱印帳でなく紙っぺらなんですけど」とかうっかり返答して怪訝な顔をされるが、現物見せたら「ああ、これなら大丈夫ですね」と。
記念スタンプ代わりにチラシの裏にでも押そうとする輩でも居たんかいな…的な対応。
京都では誠サンがなにやらもぞもぞしてる間にも職員の方の「早くしろよ」オーラがすごかった気がした(たぶん気のせい)のであっしが押したんだが、上からぐりぐりすると外すときにずれて二重になる失敗して「ぐりぐりしなくても平気ですよ」との言葉をいただきながら再チャレンジ。
結果的に2つとも右下隅が少し欠けた印影となってしまったが勘弁。
気に食わなきゃきっと誠サンが1人で再度もらいに来ることでしょう。


谷川岳アゲイン

2015-08-01 22:35:42 | トレッキングとか旅行とか
誠サンが谷川岳で足を骨折してほぼ1年。
誰の手助けもなく生活できるレベルには回復したが、全快かといえばそうでもなく。
まぁこのへんは誠サン本人のブログのほうが詳しいのでここでは割愛。
で、この1年は普段着でのハイキング程度に数回行っただけで軽登山すらしてなかったわけで。
でも谷川岳の登山指導センターの人には「直ったら懲りずに遊びに来てくださいね」と言われてたし、いつかは助けて貰ったお礼にも行かにゃならんかったので、久々に連休とれたし行ってみるかーって思ったわけだが。
ただ、ここずっと群馬は天候が不安定で、大雨で土砂崩れとかいろいろニュースになってたんだよな。
で、ちょいと調べたらロープウェイとリフトが土砂崩れで設備の一部が流されて運休中、復旧見込みたたずって結構おおごとだな、これ。
それでも谷川岳自体は入山禁止になってるわけでもないし、ロープウェイの駅にあるベースプラザの駐車場も営業している様子なので、ロープウェイで天神平まで上って周辺うろうろしようかというもくろみはだめだったけど、登山指導センターから先、一ノ倉沢あたりまでの超初心者トレッキングコースは問題なさそうなので、そっちに行こうかなと。
どうせロープウェイ動いてないから人も少ないだろうし、余り早く行っても仕方ないので9時過ぎに着くぐらいの時間で出発。
途中の高坂SAで朝食を食ったとき、券売機で「きつね」だけを見て押したボタンがきつねそばで、誠サン本当はきつねうどんが食べたかったらしいが、まぁSAのそばなんてほとんどそば粉なんて入ってない小麦粉メインだから細いうどんみたいなもんだろって適当に言いくるめる。
トラブルらしいトラブルはその程度で順調に谷川岳到着、ベースプラザ駐車場の係員に「本日はロープウェイ動いてないけど大丈夫ですか?」と心配されるが別に山頂が目的じゃないので大丈夫です。
駐車場のあるベースからちょこっと舗装された道を上ったところに登山指導センターがあって、最初にそこに顔出して誠サンが助けて貰ったお礼のビール券を渡す。
せっかくだから登山届を出して行こう。
前回来たときには日帰りだから出さなくていいだろって思って出さなかったら怪我しちゃって、登山届出してるか聞かれて出してないですーって答えたら一応日帰りでも出してくださいねーって言われたので。
んで、一ノ倉沢までのトレッキングコースなんだが、登山指導センターから先は、駐車場から登山指導センターまでの上り坂と同じくらいの距離・高低差を登ったらあとはほぼアップダウンのない舗装道。
一ノ倉沢から先は未舗装らしいが、今回はそこまで行く気無しで誠サンの足の具合を見ながら途中で引き返してもいいぐらいの気持ちで。
まぁてこてこ歩いてるとマチガ沢過ぎたあたりからなんかつらそうだったが戻るよりもその先の一ノ倉沢まで行ってしまってエコバス(実は、歩けない人や子供のためにちっこい電気バスが1時間間隔で運行中)で帰ってくればいいやってことでがんばって貰う。
道中、解説看板みたいなのがあって、この先は道の山側を歩いてみてくださいみたいなことが書いてあった。
なにやら山肌の岩に亀裂があってそこが空気の通り道になっていて地中で冷やされた空気がふわっと吹き抜けて天然のクーラーになっているところがあるのだ。
うわなにこれ癒やされるぅ。
とか遊んでるうちに一ノ倉沢10時発のバスが発車してしまい、次は1時間後なので沢にでもいくかーって。
それにしてもこれだけクソ暑いのに誰も沢に入ってないのは何でだろうな…と思って沢の水に触ってみたらその理由がよくわかった。
水が冷たすぎるのだ。
手を数秒浸けていただけでしびれて痛くなるレベル。
体感的に氷水とおなじくらいなので2~3℃くらいなんじゃね?
首に巻いてたメレルのチューブラーを浸して首に戻す。
うひーきもちいい。
飲みかけの常温スポーツドリンクを2~3分入れとくといい具合に冷える。
それにしてもきれいな水だな。
そう思って飲み干したペットボトルに水を汲んでみる。
驚いたことにゴミとか砂とかそういった不純物が一切浮遊してない。
これなら飲めるわってことでグビリグビリ、ひゃぁ冷たくてウマイ!
ウマイがさすがに生水を大量に摂取する勇気は無いのでほどほどにして木陰へ。
そうしたら近くで休んでた親子連れ、突然子供が「ギャー!痛いー!」と泣き叫び出す。
何事かと思ったらどうやら虫に刺されてしまったらしい。
そういえばあっしの周りにも蜂っぽい虫がまとわりついてるな。
子供だからつい手で払ったりしてしまったんだろうか。
まぁご多分に漏れず、周辺にいた人たちから薬などの支援物資が提供される。
一年前、誠サンの時も皆さんからいろんな支援物資頂きました、ホントありがたかったです。
エコバスは定員9人なので満員で乗れなくなっちゃうとまずいので早めにバス停に移動。
結果的にはうちの他にはもう一組夫婦が乗っただけだったので余裕だったんだけどね。
バス自体は無料運行なのだが、ボランティアガイドさんが同乗していて色々解説してくれるのだが、そのガイド料が1人500円なのでまぁこれが実質運賃みたいなモンだな。
うち以外の夫婦も「満員で乗れなかったらどうしよう」って心配してたけど、結果的にはみんな歩くために来てるので最初からバスに乗る気は無いのかも知れないとも思ったり。
まぁあっしも誠サンが何も言わなきゃ普通に歩いて戻る気だったしな。
つーわけで、楽チン復路で資料館前に到着。
あっしは登山届の半券を提出しに登山指導センターへ、誠サンはその間資料館見学。
資料館には昔の山装備がいっぱい展示されてて、最新装備のありがたさがよくわかる。
昔の装備一式の入ったリュックの重さを体験みたいなとこで誠サンが動かそうとしてもびくともしないトコをカウンターのおじさんに見られて笑われる。
あっしもチャレンジするが、持ち上げるだけならなんぼでもできるが、これを担いで山に登れってぇのはノーサンキュー…つーか、たとえ平地でもこんなん担いで歩きたくねぇw
山道ならなおさら10歩も歩けるかどうかわからんw
昼時だが閑散とするベースプラザで昼食。
あっしはカレー、誠サンは冷やしうどん。
売店でお土産にゆべしを購入して谷川岳アゲインはこれにて終了。

まさか骨折とは…

2014-08-02 23:29:19 | トレッキングとか旅行とか
誠サンのご希望で谷川岳に行く。
登りは順調そのもの。
が、下りで悲劇は突然に。
オキの耳を経てトマの耳で食事をしたのち、天候が怪しくなる。
ポツポツと雨粒が落ちてきてリュックにカバー掛けたり、上着一枚羽織ったり。
まぁ雨は悲劇とは直接関係ないわけだが、天狗のたまり場付近で誠サン転倒。
かなり左足首を痛がっていたが、本人の自己診断では骨折はしておらずねんざだけということ。
廻りからテーピングだのエアサロンパスだの色々親切を受けながら自分たちの準備不足を痛感。
なんとか頑張って下山してみると言うのでゆっくりゆっくりと下山開始、とりあえず避難小屋まで何とかって感じで。
30分~1時間程度は頑張っただろうか、もうどうにも耐えられないという雰囲気なので、ある程度開けて他の登山客の往来に邪魔にならない場所にて座らせる。
幸いにして携帯電話は繋がりそうなので救助要請の連絡を入れることは可能。
なにも考えず119番にダイヤルしようと思ったのだが、誠サンが山の救助は119番でいいのか?とか言い出して迷う。
うーむ、海難は海上保安庁だから118番で確かに119番とは違うんだけど、山って専用番号あった記憶が無いなぁ。
そう言えば誠サンが地図を持ってたな、そのへんに連絡番号とか書いてないかな?
地図には周辺施設の連絡先なんかは書いてあったが緊急時とかそういう連絡先一覧はなし。
ただ周辺施設のなかに「谷川岳登山指導センター」というのがあったので、とりあえずそこに連絡して状況説明すれば救助要請先とか教えてもらえるだろうってことでTel。
果たして、状況説明したら「救助要請ってことでいいですか?」と聞かれたので「ハイ、お願いします」と。
「じゃ、救助ヘリ要請しますんで、到着までに時間かかると思いますけど飛んできたらタオルかなんか振って合図して下さい。もしヘリが飛ばないってことになったら誰か向かわせますからそのときは携帯のほうに電話します。いずれにせよそこ動かないで下さいね」とのこと。
ってことで救助を待つことになったわけだが、なんと、救助ヘリですと!?
ヘリで救助されると結構な金額請求されるってウワサに聞くけど。
誠サンに「あー、ヘリ来るらしいよ?ウン十万かかっちまうかもしれんがまぁ金で解決するなら仕方ないよな?」なんて冗談交じりに。
誠サンの足は、座ってじっとしてる分にはそんなに痛くないようで、意外と元気そうに見える。
追い越して下山していく人達もただ休憩しているだけに見えているようだ。
「そこ動くな」と言われた以上、どうすることも出来ないのでただひたすら待つ訳だが、見通しの良いトコ選んで待機しちゃったもんだから日差しが結構キツい。
さっきの雨パラパラは何処行っちゃったのって感じで。
…と思ったらまた陰ってきたり山の天気って忙しいなぁ。
さーて、ヘリはまだかなぁなんて上空見上げてたら山の上から男性が1人走ってきて「救助要請された方ですか?」なんて声かけ…と同時に携帯に着信。
携帯のほうは地元警察の派出所から、山の上から走ってきた男性のほうは山小屋のご主人で救助協力要請を受けての駆けつけだったようだ。
携帯に出ると「ヘリ要請かけてますけど時間かかりそうなので人がそっち行きます」って連絡だったので「あー今ちょうど来てくれた所です、電話替わります」ってスイッチ。
その会話聞いてたらもう1人、自分たちの近くに居た人がこちらに向かっているらしい。
とか言ってるうちにそのもう1人が到着。
県警の警察官の方らしいが、非番でプライベート登山中に連絡受けたとのことで非常に悪いことをしてしまったなぁという。
色々聴取受けてる間に山小屋のご主人が誠サンの足をみてくれたようで、「くるぶしの外側を押すと痛みが強い様子なので、もしかしたらですけど腓骨が折れてる可能性がありますね」だなんて言っていて、そのときは「まさかぁ」だなんて思っていたけれど。
で、そうこうやりとりしているうちにヘリの段取りがついたようで、誠サンが人生初のヘリによる吊り上げ救助されることが決定。
結果論だが、怪我した場所も、向かおうとしていた避難小屋も周囲が木々に覆われていてヘリによる救助は不向き。
泣く泣く無理無理小ピーク付近の開けた場所まで降りて救助要請したのが幸いしてすんなりヘリでってことになったようで。
待機場所からロープウェイ乗り場まではまだ1時間~1.5時間くらいかかるがロープウェイの最終が17:00ってことで救助ヘリを待ってるとあっしが下山出来なくなってしまう(基本要救助者以外はヘリに乗せない)ので、「ここは自分らに任せてダンナはとっとと下山しなさい」と言われたので誠サンの携帯と財布以外の荷物を持って下山開始。
自分のリュックの上に誠サンのリュックを背負うというダブルリュック体制なわけだが、自分は背負ってるからどんな風になってるのか全く見えてないんだが、周囲の人からどんな風に見えてたのかちょっとだけ気になったのはナイショだ。
ヘリはどっかの広場に着陸して待機してる救急車に引き渡してどっかの病院に搬送されるから、とりあえずダンナは下山して登山指導センターで待機しててくれれば搬送先とか連絡入りますんでー」と言われたのでとりあえずロープウェイ乗って降りた先にある登山指導センターを目指す。
そう言えば、常に誠サンやマチコさんと一緒に登山してたので、話し相手もなく100%自分のペースで山を歩くってのは初めてじゃん。
ぶっちゃけ、ボッチ登山は自分には合わないって事を再確認しながらの下山で何度か心が折れそうになったが誠サンの痛みや不安に比べれば屁でもないと心の中で念仏のように唱えながらリフト乗り場への分岐点に到着。
行きはリフト使わずに来たし、全ルートピストンってのもアレだし、違うルートあるならそっちのほうがいいかなぁなんて軽い気持ちでリフト乗り場方面へのルートへ。
が、この選択でさらに苦しくなる。
リフトで下るってことはそのぶん高低差があるって事で、分岐点からリフト乗り場までは「下山」ではなく「登山」だってこと忘れてたよw
まぁだいぶ膝が痛み出してたので体力的にはキツかったけど、膝的には登りのほうが楽なんだけどさ。
ようやくリフト乗り場が見えるようになって、あと10分20分くらい歩いて登ればこの苦しみから解放されるって時にバリバリバリ…っとヘリが飛んでく音。
ああ、ようやく誠サンが救助されるんだなってとりあえずほっとした。
不謹慎だが吊り上げられるところを見てやろうと思ったが、思いの外遠くて肉眼ではヘリがかろうじて確認出来る程度で吊り上げられる瞬間とかはみえないっぽい。
…しかし、ヘリが右往左往してんな、救助場所見つかんないのか?
一旦ホバリングしたと思ったらまたあっちいってこっちいって戻ってきてってなにやってんのさ?
で、ようやくヘリが飛び去っていったので無事救助されたと思い込んで自分も出発。
ぶっちゃけ持参した水分が不足していてぶっ倒れそうだ。
何とかリフト乗り場にたどり着き売店に転がり込んで自販機で水分を購入してがぶ飲み補給。
大げさだが自分が脱水症状でぶっ倒れたらマズイっていう使命感だけでたどり着いたみたいなかんじなのだよ。
で、一息ついてたらまたバリバリバリ…っとヘリの音。
売店のオバチャンと近くに居た観光客が「またヘリだー」「今日は多いネー」なんて会話をしていたのが聞こえて、そのうち1回はウチの関係ですゴメンナサイなんて心で謝りつつ。
でもなんで2回目きたのかね、いったりきたりしてたのが関係してるのかね。
まぁいいやとりあえず下山すっかとベンチを立ったら売店のオバチャンに「お客さん、ポール忘れてますよ!」って。
おお、あっしもだいぶくたびれてんな。
しかし夏山リフトって初めて乗るんだが、ベルトもバーもない乗り物なのによく営業できるよなぁと。
自分で気をつけないと危ない乗り物のほうがかえって事故は起きないって証明だよな。
安全装置だのなんだのと保護すればするほど人は頼り切って自己防衛しなくなるわけだ。
とまぁそんなこと考えながらぷらぷら揺れて降りてきたら手袋が片方落ちそうになってて慌てて回収したがもう片方がないのでどうやら片方落としたみたいだ。
まぁホームセンターで1000円以下の作業用手袋だからさほど惜しくも無いんだけどさ。
ロープウェイは大きな持ち込み荷物は別料金が発生するハズで2つめのリュックは別料金になるかもって思ったがそんときゃ誠サンが使わない復路の乗車券でイケルか?なんて思案してみたがとがめられること無く乗車できた。
この時点でかなりくたびれていたのでロープウェイの中の記憶がほとんど無かったり。
ロープウェイ下車後、とりあえず着替えて登山者指導センターへ向かおうかという段になって、どっかの病院に搬送された誠サン本人から携帯に着信。
「ツキヨノビョウインに搬送されましたー」との連絡だったので「わかったー。登山者指導センターに顔出してから病院に迎えに行きます」と返答。
ヘリが飛んでってから1時間近く経ってるはずで、時間的にはもう診察や治療が終わってからの連絡で、特段何も言ってなかったのでただのねんざだったんだなーと思い込んでいたわけですよ。
で、直後に派出所から携帯着信があり、直前に本人から連絡があったことを伝えて丁重に感謝の意を伝える。
とりあえず病院の名前は分かったが登山指導センターに行って下さいと言われていたのでとりあえず顔を出そうと思うが場所がイマイチ分からないので売店で聞くと、もう少し坂を登った先にあるらしい。
うーむ、膝が痛いが仕方ない、我慢して登ろう。
登山指導センターに顔を出し、ココでも丁重に感謝の意を伝える。
さっきの誠サンからの電話音声で「ツキヨノビョウイン」と言われ、脳内漢字変換では「月夜野病院」となったが地元民じゃないので確認のため登山指導センターで病院名(と漢字)を聞く。
センターの人に「何処を怪我されたんですか?」と聞かれたので左足首を痛めたみたいで、さっき本人から電話あったんですけど、特に何も言ってなかったのでねんざだったみたいですよ」と回答。
不注意ですっころび多方面に迷惑かけまくった我々に対して「これに懲りずに足が治ったらまた遊びに来て下さいね」と暖かくありがたいお言葉を頂戴する。
さて病院へ向かうか。
カーナビで月夜野病院を検索しセット。
なぬ!?20kmで40分だとぅ!?
どえりゃー遠くへ搬送されたもんだなぁ…と思ったがそりゃ谷川岳の側に大きな病院なんてあるわけないな、よく考えたら。
病院に向かってる途中で誠サンからメール着信、「骨折してます。月曜日に地元の大きな病院行って手術受けて下さい、だって」
なにぃ!?骨折だとぅ!?手術だとぅ!?
うわー本人の自己申告でねんざだから大丈夫って言うの鵜呑みにして歩かせちゃったよー。
もうちょっとちゃんとチェックしてもっと早く救助要請出すべきだった。
これは完全にあっしのミス。
誠サンには悪いことをしてしまった。
まぁそんなこんなで誠サンを回収し帰宅。
救助に携わって頂いた方々や道中心配して声をかけたり治療用具を貸してくれた人達に感謝。

三ッ峠山(山梨)

2014-06-14 20:42:52 | トレッキングとか旅行とか
誠サンに、お誕生日プレゼントとしてストックを買って貰った。
アウトレットモールのモンベルで旧製品と新製品が同じ場所に吊されていて、色々比較した結果、ほぼ違いが見つからなかったのに旧製品のほうが1000円以上安くなってたので旧製品をチョイスして購入してもらったものざんす。
で、購入して貰ったのはいいんだけど、ここんとこ天候不順で山へお出かけしてなかったので三ッ峠山がデビュー戦。
まぁ今まで通りの初心者~中級向け日帰りプランなら、あったほうが楽なのは重々承知だったけど、基本的にストックは無いなら無いでなんとかなっちゃうし無しで済ませてきたんだけどさ。
せっかくプレゼントして貰うのなら一緒に行動する時に目にするモノのほうがいいだろって事で。
三ッ峠山は全体的に道幅が広くてアップダウンの繰り返しがほとんどない一本調子のダラダラ登りが続く道。
いくつかある山荘への荷揚げにチェーン巻いたジープ使ってるようで、ほぼその車幅が確保された道なわけだな。
登りはあまり気にならなかったが、下りにおいてはストックがかなり有効だったと認識。
いままで両足2本だけでバランスとってたのに、もう1本離れた場所に支点を置くことができるのでそのあたりへの気遣いがかなり楽になった。
なるほど、そりゃ新三種の神器として「あったら格段に楽になる」と言われるわけだわ。
ただし、2本持ちはあっしには向かないようだ。

シダンゴ山(2回目)

2014-05-11 19:55:09 | トレッキングとか旅行とか
そこそこ近くて、そんなに高低差が無くて、そんなに距離歩かない、かつ、駐車場がある山ってのがもうそろそろ在庫不足になってきたみたい。
ってなわけで2度目、3度目っていう山もぼちぼち出てくるようになるが、今回はそんな山の一つ、シダンゴ山。
前回は半年前の11月30日で枯れ山トレッキングだったんですけど、今回は新緑がまぶしい季節でまた違った表情でしたね、相変わらず人は少ないけど。
なんせ、すれ違ったのは1人、山頂で出会ったのが1組、追い越されたのが1人だけですよ。
今回は久しぶりに登山靴履かずにベアフットファイブフィンガーズでのトレッキングでしたけど、左足の親指あたりにマメが出来ちゃいました。

御前山(奥多摩)

2014-04-27 20:52:46 | トレッキングとか旅行とか
ゴールデンウイーク前半。
今年は4/28が月曜日で平日、5/3~5/6に4連休があるので、前半初日の4/26は道路渋滞もさほどじゃない感じ。
うーん、それなら予定になかったけど、どっか行ってもいいかな…と誠サンに相談したら「御前山」との返答。
大岳山、三頭山と並んで「奥多摩三山」に数えられる山だそうで。
そんなわけで、相変わらずろくに下調べもせずにガイドブックの地図だけコピーして出発。
…したものの、檜原村方面から鋸山側登山口付近の駐車スペースに向かう道がいままでの山にはなかった細い道で、対向車がきたらすれ違いもままならないような道。
うわー大丈夫かなーなんて思いつつもズンズン進んでいくと「この先通行止め」の看板があるもまだ先に進めそうな雰囲気で迷いつつも進むと、その先は完全に道が封鎖されておりました。
あとで調べたら数年前から落石で通行止めだったそうで。
ちゃんと下調べはしないといけませんな。
さて、どうすっかな…と思案したけど、とりあえず逆側回ってみっかってことで奥多摩町側から再チャレンジってことで、1時間ちょっとのドライブ。
奥多摩湖手前から入っていくんですけど、こっちもまぁ狭いこと狭いこと。
木々が垂れ下がってるわ、落石で防護ネットは孕んでるわ、雪崩で道路が埋まってるとこ除雪して切り通しみたいになてるわでこっちもすれ違いなんぞ出来る雰囲気もなく、時折車から降りて枝を払ったり障害物を取り除きながら進む状態で、Uターン出来るスペースが側にあったら心が折れて引き返していたかもしれない道。
最後のほうはめんどくさくなって細かい枝などが車のボディに当たるのとかどうでも良くなってきましたよwとりあえず落石とかでへこみとかさえ無ければ、そのうち磨けばいいかって。
帰ってきてからよく見ると細かい傷がいっぱいありましたけども、そのうち磨けばいいので余り気にしないことにした。
本当に心が折れそうになった頃、登山口の駐車スペースに到着。
あー広いとこ安心するw
先客は1台止まってるだけで、ほぼ貸し切り状態…つーか、車で来られること自体知られてない感じ。
それもそのはず、これも後で調べて分かったことだけど、本来、車組は西側の月夜見第2駐車場に置いて登るのが一般的のようで。
うーむ、手元のガイドブックにも月夜見第2駐車場からのルートは乗ってるんですけど、地図が実戦ではなく点線表記なんですよね。
こういう地図の場合、点線で表記されるルートっていうのはメインルートではなくバリエーションルートだったと思うのですよ。
道や標識が整備されてなかったり急勾配だったり距離が長かったりで初級登山者は避けるべきってどっかの本に書いてあったわけですよ。
だもんで、月夜見ルートは今回外してたんですけど、ガイドブックを鵜呑みにしちゃいけませんな。
さて、鋸山側登山道、初っ端からなかなかしんどいカンジです。
靴を新しくしたのと、先週山に登ってないせいじゃないか…なんて二人で話していたんですけど、一気に100mくらい登るので単純にキツい登りだっただけみたいです。
鞘口山を過ぎたあたりからはしばらく登って下って登って下ってを数回繰り返して最後に御前山山頂までまた100mちょっとの高さを一気に登る感じ。
出発前、車止めて支度してたら鋸山方面から中坊ぐらいの20人くらいの集団が現れてトイレ前で休憩に入ったわけですが、そのときに引率の先生が「6時前に出発して3時間歩いてきたからいま半分くらいだぞー」とか心の折れそうな事を言ってるのが聞こえたりしたんだが、彼らは一体どこから歩いてきたんだろうか。
つーか、ゴールデンウィークの最中の日曜日、学校行事でもなさそうだし何の集団なのかな?部活動?
その集団、我々よりも5分ディレイで再出発したようですが、山頂到着も5分ディレイくらいだったので我々とほぼ同じペースで登ってきたんですな。
10代の若者とおなじペースで登るとは我々もなかなかのモンですな…とか思ったが、よくよく考えて見ると彼らはすでに3時間歩くというハンデのうえで我々と同じペースじゃないか、やっぱ10代の若者は元気だわw
ピストン行なので下山ルートは登山ルートの逆行なわけで、時折細かいアップを絡めた下り道。
なんか誠サンの足取りが重いなぁと後ろから見てたら、靴を新調して中敷きをクッション性の高いものに変えたけど、やっぱりかかとが痛くなって登りになるとツライとのこと。
うーん、まぁそうなると痛みこらえて数こなすしかないよね。
痛みこらえて数こなしてるうちに体のほうが適合しだして、かかとの皮が厚くなったりするんじゃねーの?と無責任に発言。
あとはかかとに厚めのテーピング巻くとかだろうが、それやると靴のサイズ合わなくなって今度はつま先痛くなるとかあり得そうだな。
コレばっかりはいろんな靴を試すか、自分を合わせるかしかないわけで、カネにモノをいわすか我慢するか思案のしどころだなw
下山中、ぼちぼちこれから登る人とすれ違ったので、車で来た人もチラホラ居るのかな?とか思いつつ戻ってきたら自分の車しかありませんでした。
やっぱみんな鋸山越えて歩いて登ってきてんのか、すげえなw
まぁ自分以外の車が止まってるようなら、これから向かってくるに注意しながら帰らにゃならんけど、このぶんじゃ誰も車でここまで登ってきそうもないかな。
それにしても来る時通ってきてるハズなのに、垂れ下がってぶつかってくる小枝が増えてねぇか?
もしかして少しずつ落石などが起こって木なんかが動いてんのか!?
対向車が来ませんように、落石などがおこりませんように、と祈りながら無事帰宅。

登山靴を新調

2014-04-20 22:31:26 | トレッキングとか旅行とか
ららテラス武蔵小杉が19日にグランドオープンした。
ここにはアウトドアショップの「モンベル」が出店するとのことで、モンベル会員宛にプレプレオープンの招待状が来た。
本来は報道や関係者しか入場できないオープン2日前の17日に入場できる招待状なのだが、どうやら近隣の高層マンション住人にもばらまかれたようで結構な混雑具合だったらしい。
で、誠サンが仕事帰りにそのモンベルに寄ってきたのだが、なんかデケェ荷物抱えてご帰宅したので何事かと思ったら新しい登山靴を購入してきたらしい。
いつも使ってるメレルの靴だとかかとが痛くなるとのことで、購入したエルブレスに相談したら、そもそもそのメレルの靴は全体的に柔らかい構造で長時間の山登りには向かない製品らしい。
まぁ当初は「軽登山」でハイキングに毛の生えた程度しか想定してなかったから、靴選びの際に「軽い山メインで2~3時間程度」って伝えたからね、別にエルブレスの店員さんが悪いわけじゃなくて、自分らがステップアップしただけなんだけどさ。
そんなわけで、プレプレオープンのモンベルにて靴の相談して新しいの購入したんだそうな。
モンベルの靴には、靴紐ではなくワイヤーをリールアジャスタで締めるカッチョイイシステムの製品があるんだが、それの2014モデルを購入された模様。
最初、その靴をモンベルで見た時には、あっしが気になって「今の靴の次にはコレにしよう」って言ったら「ワイヤー切れそうで不安」とか言ってたくせに。
何となく先を越されて悔しいのであっしも靴を新調することにする。
ただし、あっしはアウトレット店で2013モデル。
だって、6000円くらい安いんだもの。
2013モデルと2014モデルの最大の違いはリールアジャスタの数。2013モデルは足首あたりに1箇所だが、2014モデルは足首と足の甲にそれぞれ1箇所の計2箇所リールアジャスタがついているのでより細かな締め付け調整が出来るようになったところ。
まぁこのへんは靴紐の登山靴だって足首で締め上げるだけなんだから、1箇所タイプの2013モデルが機能的に劣っているわけではなく2014モデルがより一層高機能なだけだし、試着した結果今までの靴よりも格段にホールド感はアップした(ミドルカットからハイカットになったのも大きいんだけど)のでよかよか。

三頭山(奥多摩)

2014-04-12 23:19:02 | トレッキングとか旅行とか
2月の大雪で拠点となる檜原都民の森がなかなか復旧しなかったためにのびのびになっていた三頭山。
都民の森に向かう途中、あっしは2車線の左を走ってたら、教習車みたいに助手席側のサイドミラーに補助ミラー付けた車が右車線の前方にいた。
最初、覆面パトかと思ったが後ろのガラスはスモーク仕様ではないし、なにより後部座席が後ろ確認するためのルームミラーがあるという謎仕様。
つーことは常に後部座席に誰かが乗って背後を確認する必要があるクルマってことか、煽るとろくな事がなさそうなので、おとなしい運転を心がける。
必然的に自分の前のクルマとはそこそこ車間が空くことになるのだが、その謎使用のクルマの前を走っていたワゴン車が左車線に車線変更し、あっしの前へ。
それに併せて謎使用のクルマも慌ててワゴン車にくっついて車線変更。
まぁ今日のあっしは安全運転モードなので急な割り込みってほどでもないのにかなりの急ハンドル気味な車線変更なので益々の不気味感。
そのまま走るにつれ、周囲にクルマはいなくなっていくのだが、前方の2台は途中で道を違えることなくあっしのクルマと同じ方向へ進む。
うーむ、このままだと同じ都民の森にいくのかね~とか誠サンと話してみたり。
折しも交通安全週間のただ中なので、道中至る所に警官やら交通指導員やらの姿を見かけたので、こりゃ都民の森で交通安全のイベントでもあって、ワゴン車にはピーポ君の着ぐるみが乗っているに違いない!なぞと冗談を言っていたんだが、結局そのまま同じ目的地の都民の森駐車場へ到着。
ただしその2台は一般車が通行できない道を当たり前のように入っていって「???」。
誠サンは山中で死体遺棄事件があって、犯人立ち会いの現場検証に違いない…だとか言ってたけど。
まぁ別に自分たちの行程には影響なかろうと気にしないことにする。
トイレ行って靴履いてリュック背負ってレッツラゴー。
初っ端から舗装されてるけど結構な坂道で地味にきついスタート。
森林館下のトンネルをくぐって山道に入るところでなんか集団がたむろっておる。
誠サン曰く「あれ、さっきのクルマの後部座席に乗ってたオッサンじゃないの?」と言ってたがあっしはそんなとこまで観察してないので「あ?そうなの?」くらいの適当な生返事。
森林館の駐車場からカメラ抱えたニィさんが小走りにあっしらを追い越して、その前方でたむろってた一人に「今日はヨロシクお願いします…」とぺこぺこ挨拶してあっしらの進路を阻んでいるが、その後部座席に乗ってたらしいオッサンが「お先にドウゾ」とか言ってる。
言ってるが、そのニィちゃんが道をふさいでいるので先に進めないんですけどね。
って立ち止まってたらようやくニィちゃんをどかしてくれたので集団を追い越す。
それにしてもこの集団、全体的に黒っぽいカジュアル…なんだろう…これから山登るってカンジじゃないんだよな。
なんかの研修のついでに立ち寄った集団かとも思ったが、追い越したところで強烈な違和感があった。
それもそのはず、大人の集団にポツンと一人だけ子供がいるんだもの。
山登りを始めて、両手じゃ足りないくらいの低山を登ってきたが、子供がいる場合は例外なく家族か子供が多数いる集団のどちらかで、子供一人に大人が多数って集団は初めてみたわけですよ。
そこに「警察車両かもしれない」と思ったクルマに乗ってたらしい人物がいるとすれば、答えは一つ、その集団にはVIPがいるはずだ。
そう思って振り返ってみたら、少年の顔に見覚えアリ。
周囲を見たら母親らしき人の顔にも見覚えアリ。
あーあー!ビックリビックリ超VIPじゃんw
「うぉ、悠仁さんと紀子さんじゃん」と誠サンをバシバシ。
なぜか誠サンはちゃん付けに聞こえたようだが、あっしは皇族をちゃん付けできる度胸なんてねぇですよw
とりあえずこれで謎使用のクルマの件は解決。
この二人と護衛かお付きのクルマだったのね。
ここに至るまでにはいつもと違う行動やら出来事がいくつかあったりするのだが、それらがこの壮大なネタに遭遇する偶然を産むための伏線だったとか、事実は小説よりも奇なり…ですな。
伏線となったことの詳細は書いてもつまんないので省略。
朝食摂ったデニーズで料理が出てくるのが遅かったとか、そんなこと面白くも何ともないでしょ?
プリンス様は何処まで登る気なのかねーなんて誠サンとハナシながら登ったわけだが、同じ時間帯に登り始めた人たちもそこそこ居たと思うんだが、あまり気づいていないみたいだな。
道中、所々雪が残ってはいたけど登るのに支障が出るほどではなし。
ぼちぼちしんどいカンジで登るが、東峰山頂に到着して気を抜いてたら、途中抜いたり抜かれたりしたオッサン二人組がちょっと遅れて到着し、「山頂に到着?よっしゃー」とかはしゃいでいたので、「いや、ココは東峰だから最高点はもうちょい先の中央峰でここより5mくらい高いですよ」と水を差してあげる。
東・中央・西とピークが3つあるから三頭山というんだろうかね。
オッチャン達とお互いに記念撮影をお願いし合って、我々が出発しようとしたときに到着した二人組にオッチャン達が「ここはまだてっぺんじゃないみたいですよ」とか忠告してたのに若干笑いをこらえつつ出発。
2~3分歩いたら中央峰の頂上にたどり着いたw
…が、その頂上付近では団体さんらしき人たちで占められていてスペースがなかったので西峰の展望が良さそうなとこまで行ってから休憩することにする。
降りのルートはガレ場・石段の連続で逆ルートだったら結構しんどかったろうなと思わせるが、沢沿いに歩くので雰囲気はとても良い。
三頭大滝の吊り橋付近をすぎると道はウッドチップが敷き詰められてきっちり整備された道でふかふか足に優しい。
ここまで戻って来ると普段着で犬の散歩してる人とすれ違ったりでもう登山の雰囲気はなくなる。
すれ違った真っ黒なフレンチブルが道の真ん中で立ち止まり「オマエが避けて通らんかぃ」みたいなオーラ出してたので思わず道を譲ってしまったわw
森林館まで戻ってきたらレストランがあるようで、ちょうど昼食どきだったので昼食にしようと森林館へ。
ちょうど森林館の駐車場が見えたので確認したら例のクルマがまだ止まってたので「プリンスご一行様はまだこの辺にいるみたいだね~」なんて誠サンに話しかけたら目の前で材木と戯れててまたビックリ。
やべ、すぐソコにいるじゃんかw
周囲の一般客は全く気づいてるカンジではなかったのであっしらも気にせずレストランへ。
昼食時にもかかわらずレストランは先客が一組だけ。
食券(誠サンはマイタケの天ぷらとそばのセット、あっしはざるそばとミニカレーのセット)を買っておばちゃんに手渡す。
つーか、おばちゃん一人しか見当たらないんだけど、一人で切り盛りしてんの?
基本セルフとはいえ、土日で一人だけってだいじょうぶかいな?と思いつつ給湯器でお茶入れたら色うっすっ。
こりゃお茶出てないね、ほぼお湯だね。
注文した料理ができた時に、おばちゃんに「給湯器のお茶がでてないみたいだよ~」とクレーム。
「あらあら、お茶っ葉切れたのね」とすぐに対応してくれたので、そのうち入れ直そうと思っていたらおばちゃんがわざわざお茶入れて持ってきてくれた、セルフなのに。
さて、飯も食ったし、帰りは八王子のジャンクショップに壊れたプリンタやPCジャンクパーツを引き取って貰おうと思っているのでそろそろ帰るか~、でもその前にトイレ~って誠サンに荷物預けてトイレタイム。
戻ったら交代で誠サンがトイレタイム。
その間暇だったのでボケェっとプリンスご一行様を眺めてたら、駐車場の奥に積まれてた残雪で雪合戦開始してた。
プリンス様ともう一人が奥の方から雪を投げると、手前のほうから2人が応戦、そのうち手前側に2人ほど増援で2対4となり、プリンス様側が不利になって「そっちは4人でずるい~」とか言ってる声も聞こえて、そりゃまぁこういうシチュエーションならただの子供と同じ反応だよな~だなんて微笑ましく思ったりしたが、やっぱりその辺うろうろしてる一般客は一向に気づく気配なし。
森林館の職員らしきオッチャンどもは当然来てるのしってるだろうから、遠目に観察とかしてるし、お付きの人も遠巻きに警備してるらしく、それと分かってしまえばあからさまな動きなんだけどな。
まぁこんな感じであっしも駅とか空港とかで有名人に気づかず実はニアミスしてたりするのかもしれないなぁとか思ったり。
今回は結構水分に気を遣ってこまめに補給したのでヤバい色の尿にはならずによかったよかった。




ミツバ岳(西丹沢)

2014-04-05 22:20:27 | トレッキングとか旅行とか
奥多摩方面はまだ雪が残ってそうなので丹沢へ。
西湘の清流、酒匂川の源流である三保ダム・丹沢湖のすぐ脇にクルマ止めてミツバ岳へ。
地図みると、水平距離700m程度で400mを登る結構な急勾配。
でもまぁ実際登ってみると細いながらもつづら折りにしっかり道が出来てるし、変な階段ではなく斜路なので、思ったよりもキツいとは感じなかったなぁ。
自生なのか植林なのかわからんが、道中ちいさなミツマタの木があって、小さな花をつけていたが、山頂の着くとそこはそこそこ大きなミツマタの木が群生(これも自生か植林かはしらん)してて見事に満開。
ミツマタといえば、和紙とかお札の原料になる木ですけど、皆考えることは一緒で時折「この木1本でお札何枚分?」なんて会話があちこちから聞こえてくるんですな。
マイナーな山かと思ってたんですけど、皆さんミツマタが満開なのをご存じなのか、後から後から続々と登ってらっしゃる。
残念ながら富士山は雲に隠れて中腹のあたりが見えたきりだけど。
山頂で小休憩したのち、体力的には全然余裕だったので、当初はミツバ岳山頂からそのままピストンで下山予定だったけどその先の権現山まで足を伸ばそうかって話になったんですけど、ミツバ岳から権現山への道中1/3くらいで誠サンが靴擦れで登りがキツいが、我慢すればなんとか…とか言い出したので「無理して日常生活に影響出るのはダメですぅ」と説得して未練たらたらなのを泣く泣く諦めてもらい引き返す。
我々は早朝出発組なので、これから権現山方面に向かっていくすれ違う人達は恐らく「もう権現山行って帰ってきたんかいな?」と思ってるだろうが、リタイヤで引き返してる途中ですよっと。
つーわけで、一旦ミツバ岳山頂に戻って再度の小休憩。
下山し出すと道中で20人くらいの団体さんとすれ違う。
その団体さんをやり過ごして少しするとまた違う団体さん20人くらいとすれ違う。
みんなミツマタ目当てだろうが、この山結構急勾配なのでしんどそうな人が多かったな。
無事下山して、道の駅・山北で昼食。
「不老天重」なるメニューを食す、1050円也。
道の駅で1000円超えのメニューはちと高い気がしたが、出てきたモノを見たら全く逆でこりゃ安いな…ってくらいにお得。
時期によって天ぷらのタネは違うようだが、メインはヤマメの天ぷらで、この日は他にさつまいも、かぼちゃ、山菜、椎茸がお重に乗っかっているんだが、ヤマメは尾頭付きの1尾が丸々開きの状態で天ぷらになってるのがどーんとあって、その上に前出の4品が乗っけられてるので見た目てんこ盛り。
お重の蓋は最初からフタすることを諦めて横に裏っかえして置いてあるしw
これにザーサイとサラダ、にんじんとキャベツがたっぷり入った味噌汁が付いてくるんだからね、お得だと思うわ。
まぁさすがにヤマメは養殖の冷凍物だとは思うけど、頭もそのまま食べられちゃうし、あまり川魚すきじゃないけど違和感なく食べられたし、不老天重オススメ。

大岳山(多摩)

2014-03-29 22:28:58 | トレッキングとか旅行とか
御岳登山鉄道の滝本駅にクルマ止めて、ケーブルカーで御岳山駅へ行きそこから大岳山へむかう登山道へ。
御岳登山鉄道は、昨秋に日の出山へ登った時に利用しており、今回2度目となるが、始発7:30のケーブルカーに間に合うような時間帯のせいなのか、シーズンから外れているせいなのか、滝本駅の駐車場はスカスカ。
ケーブルカーの券売機が新しくなってた。
4/1からは駐車場も1日1000円から、機械式ゲートに変更されて時間式(max1400円)になるらしい。
所々雪が残っていて躊躇するも、雪自体はサクサクでアイスバーン化してないのでアイゼンなしでも大丈夫な感じだけど、時折ズポッとハマることあり。
山頂から富士山がきれいに見えた。
帰りは御嶽神社奥之院を経由するルートで下ろうとしたら、手持ちの地図に乗ってない急勾配の下りルートに入ってしまうアクシデントもあったが、別にヘンなとこに向かうルートじゃなくメインルートに合流する道だったので問題なし。
なんもトラブル無くケーブルカー乗り場にたどり着き、問題なくケーブルカーに乗って駐車場までたどり着いたなぁと思っていたんだけど、駐車場のトイレでおしっこしたら、未だかつて見たことのないような、思わず血尿かと見間違えてしまうほど茶色い色の液体がちょろちょろっと出てきたので思いっきり焦る。
例えるなら、紅茶の出がらしティーパックを絞った時に出てくるような液体と言えば想像出来るかな?
そう言えば、降ってる最中、なんか手の指がむくんでるなぁと思ってたんだよ。
どう考えてもコレ、水分不足の脱水症状だよなぁw
慌てて自販機で水分補給のペットボトルを買ってがぶ飲み。
500mlのスポーツドリンクを2本、計1リットルを持参して飲みきったんだけど、コレじゃ不足なんだな。
たしかに暑くて汗もいっぱいかいた気がする。
あとで調べたら、水分補給は「体重×行動時間(h)×5ml」なので、今回のように4時間歩く場合、あっしは2リットル弱の水分補給が必要らしいってことで、今回は必要分の半分しか補給してないことになるので、脱水症状もさもありなん、今後は注意しよう。
脱水症状だけでなく、熱中症併発したらヘタすりゃ死ぬからな。

山頂のヌシ様

2014-03-22 23:07:05 | トレッキングとか旅行とか
しんどい勾配を登り切って矢倉岳の山頂にたどり着く。
ものすごい開放感のある山頂だ。
登り切ると正面には相模湾が一面に広がるし、振り返れば富士山の雄姿で、なんともスバラシイ眺望。
標高は870mと1000mにも満たない低山で難易度も高くないのにこの眺望、なんでこんなに人が居ないんだろう、スバラシイ。
写真撮ってるおっちゃんが1人居るだけだぜ。
一見してベンチかと思った木材は「櫓」っつうか、簡易な見晴台のなれの果てらしい。
その木材から何か走り出す影…!猫?
最初、先客であるおっちゃんが飼い猫を連れてきてるのかと思ったが藪に逃げ込んだのをみるとどうやら野良らしい。
まぁすぐに藪に逃げ込んでしまったのでどんな猫かわからなかったなぁ。
リュックを木にひっかけて休憩してたら、藪からじりじりと先ほどの猫が近寄ってくる。
むぉ!?なんかあっしらのオヤツとか狙ってやがりますかね?
しかし、山小屋もないような山頂なんだが、この猫住み着いてるヌシ様なのかね?
野良っつぅには毛づや良い太めちゃんのようだが。
あっしらは早い時間に到着したのであまり人が居ない時間帯だけど、大抵の人達は山頂到着予定をお昼ご飯の時間にあわせて山頂でお弁当を食べるだろうから、きっとそのおこぼれを貰ってるんだろうな。
野良に餌付けは良くないけど、たまたま手に持ってる魚肉ソーセージを狙うヌシ様の狩りの目に負け、魚肉ソーセージの切れ端をヌシ様の前でホレホレしてたらしゃきーんと猫パンチ食らって右手の人差し指に穴が開いた。
猫の爪で出血(まぁたいしたことはないんだが)とか笑えねぇ。

矢倉岳(足柄)

2014-03-22 22:06:14 | トレッキングとか旅行とか
東名高速の大井松田ICから車で20~30分くらい走ったとこ。
幼少から足柄平野で育った身としては地元も地元なんだけど、ガキのころは「山登りとかただの苦行」としか思ってなかったので地元だろうが山の名前なんて興味なかったから全くしらんのよね。
実家の居間の窓から普通に富士山見える環境かつ西向きゃ箱根で北東向けば丹沢っちゅー土地だけどさ、「丹沢」「箱根」「富士山」だけしか地元一般ピープルの会話には出てこないわけで、丹沢やら箱根のそれぞれのギザギザに全部名前があるとかしらねぇよwってなもんですわ。
休養明け2回目ということで、今回も軽めの山。
っつーか、ちょっと高めの山だとまだ2月の大雪の影響がどこもかしこも残ってるから、例えば奥多摩の三頭山とか行こうと思ってもまだ都民の森が閉鎖中だったりするんだよってことで必然的に低い山になるわな。
万葉公園~矢倉岳山頂のピストンで距離的には往復5km弱。
大半はダラダラっとした緩斜面~平坦の道程で最後にグイグイッっと登るカンジなのでキツいのは山頂までの残り20分だけ。
まぁピストンだからその登りを下るわけだが、同じ道なのに登りよりも下りのほうが傾斜がきつく感じるので「本当にこんなトコ登ってきたのか?」と思わず疑いたくなるが、それもわずか15分程度で終わってしまうんだけどな。
さて、うっかり前回から投入した新兵器の「旅レコ」だが、どれくらい電池が持続するのかわからんかったのでそのまま持ってきたら、途中で電池切れになっていたようで、山頂で電池切れに気づく→下山始める→下山途中でカメラ用の予備電池(エネループ)あることを思い出し入替えて再記録開始→その予備電池も消耗してたらしくて帰ってきたら電池切れで停止してた…というカンジでまともなログ残しに失敗した模様。
後でデータ取り出したら、最初に電池切れた所のポイントと、電池交換して最初に記録し始めたポイントが繋がってたので山頂を前にして途中で引き返したみたいなログになっとるなw
まぁ付属ソフトでログの修正とか出来るからやろうと思えば正しいログに出来るけど、めんどいので後回し。
で、山頂。
雲一つ無い好天でものすごく富士山が綺麗に見える。
人も少なく山頂もそれなりの広場があるのでものすごい開放感。
こりゃたまりませんな。
山梨県民や静岡県民が「オラんトコから見る富士山が一番きれいだらぁ(ex.静岡県民)」とか言うことも多いが、シルエットが一番きれいなのは宝永火口がシルエットにかからない方向からなので、火口が手前にくる足柄平野~箱根(芦ノ湖)方面か、宝永火口が裏側で見えない本栖湖方面からになるだろう。ちなみに千円札の逆さ富士のモデルとなったらしいのは本栖湖方面らしいぜ。
でも宝永火口も含めて富士山なので、シルエットが美しくて宝永火口も見えるとなると神奈川県側一択なのだよ。