初っ端から「特例」

アメリカ上下両院は、バイデン政権の国防長官に起用予定のオースティン元陸軍大将の規定免除を承認。
国防、すなわち軍の実権をあつかう国防長官は文民統制の観点から元軍人を起用する場合は退役後7年以上を要するとした規定があるが、バイデン大統領は特例免除求めていた。
この規定の免除は前例があるけれども、新政権発足直後にいきなり規定免除特例っていうのがヤバすぎだな。
どうにもこうにも打つ手なしでしかたなく最後の手段での特例ってならまだしも、自己のための特例だから、今後すべてにおいて特例ありきの前例を作ってしまった。
上院下院とも民主優勢になってるので自分に有利にするためにはなんでもかんでも議会に諮って特例でゴリ押しできることになっちまうし、当然特例ゴリ押しを要求する周辺の声もでかくなるわけで、バイデン氏がその圧力に対抗できるのかッつぅハナシだ。