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10/29 辺野古でもみ合い

2015-10-29 23:24:53 | ニュースとか
米軍キャンプ移設問題で、埋め立て承認を取り消した沖縄県に対して、国交省は27日に取消処分の一時的な執行停止を決定し、承認取り消し撤回の是正勧告書を送付して地方自治法に基づく代執行手続きに着手。
28日には沖縄県に工事着手届を提出し、29日には沿岸部の工事を開始。
米軍キャンプ・シュワブのゲート前国道では反対派のプロ市民達が工事車両の通行を邪魔する等の抗議活動で機動隊ともみ合い、器物損壊容疑で逮捕者も。
工事着手について翁長沖縄県知事は「強権極まれり。これからしっかりと対峙していく」と怒りを露わにして政府を厳しく批判したが、正式な手続きに沿って申請され認可されたものに対して根拠の薄い瑕疵を持ち出してにんかを取り消すという「強権発動」をしたのは誰だっつーハナシだな。
そもそもなぜ普天間基地は移設が必要なのかってことなんだが、住宅地に近くて危険だから一刻も早く普天間から撤去させたいってことだったんじゃないかね。
しかし辺野古反対してる連中と翁長知事はこのことをすっかり忘れて、辺野古移転だけを阻止しようとしてる状況になってることに気がついてない。
仮に辺野古を阻止したとしても次探してごちゃごちゃやった分だけ普天間からの撤退がそのぶん遅れるんだよ。
辺野古の認可取り消しはすなわち普天間基地継続の容認に相当するんだ。
これに気づいちゃった普天間周辺の住人が沖縄県を相手に訴訟起こしたそうだけどそりゃそうだよね。
なぜ基地移転なのかっていう大前提を無視して辺野古反対してんだから。
沖縄県がどうしても辺野古反対だというなら、まずどっかに普天間の代替となり得る場所を準備して普天間を解放したのちに侃々諤々(あるいは喧々囂々)すりゃいいんだ。
沖縄県の住人負担云々ってのはわかるけど、現実として迫る危機が有る以上は、まず、辺野古を10年間程度の期間限定移転先にしておいて、改めて別の場所なり県外なりを議論して進めるのが現実的だよな。
辺野古反対今すぐ県外に出て行けっていっても状況がそれを許さないんだからさ。
まぁ辺野古でもみ合った連中の中には普天間の住人リスクとかどうでも良くて、辺野古の豊かな自然が破壊されるから反対だっていう脳天お花畑な県外のアホウも少なからず参加してるようだけど。
SEALDsに参加する連中とかこういう奴らって、自分たちが別の意図を以て扇動されている可能性とか一切思い当たらないんだろうな。
沖縄から米軍基地がなくなったら一番大喜びするのは誰なのかって聞いて「沖縄県民」と答えるのはかなり世間知らずなお馬鹿さんですよ?
沖縄県民のなかには米軍相手に商売してる人が大勢いて、その人達は米軍の撤退なんぞこれっぽっちも望んじゃいません。
これが民主主義の悪いところで、選挙なり国民投票なりの結果が99対1でも75対25でも51対49でも、多数派が確定した時点で100対0になっちゃんですから。
多数派が正義だといえば聞こえは良いですけど、それが本当に正しい方向なのかはその時点ではわからないわけで、大勢の人が正しいと考える方向に舵を取っておけば概ね間違ってないだろうというアバウトな考え方が民主主義の根本なので、多数派の出した結論が実は間違っていたなんてよくあるハナシ。
そもそも何が正しくて何が間違ってるかなんてぇのも誰の主観かによっても違うじゃねーの?といわれたらその通り。
だから反対派の翁長知事が当選したからって沖縄県民全員が米軍県内移設反対なわけじゃないし、米軍問題とは関係なしに他の部分で翁長知事に投票した人も居るでしょうし。
とはいえ日本は法治国家ですから、法律に則って正式な手順で進める限りは「正義」となるわけで、反対派の皆さんが騒ごうが何しようが粛々と法に則って進める政府側に分がありますな。


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