相変わらずの不正疑惑 その2の2

ムン大統領の腹心である金慶洙（キム・ギョンス）慶尚南道知事がネット世論誘導で有罪判決食らった件。
起訴・有罪判決に至るまでの経緯が興味深い。
この事件は特別検事が捜査したらしいが、当初捜査したソウル地方警察庁の責任者は金慶洙被告を徹底的に庇う動きを見せ、5ヶ月に及ぶ捜査の中で2度行われた事務所の家宅捜索でも重要な証拠となり得る携帯電話を押収せず放置。
その後行われた特別検事による捜索でSIMカードが数十枚見つかって押収されソウル地方警察庁の責任追及する声が上がるもムン大統領は地方警察庁長官の責任を問うことなく留任させたことからソウル地方警察庁がムン大統領の意向を汲んだ動きをしていたのは明らかで、朝鮮日報は社説で「特別検事による捜索が行われなければそのままもみ消されていたはずだ」とまで書いている。
この件で野党がムン大統領への攻勢を強める中、政府与党は「徴用工裁判引き延ばしで梁承泰（ヤン・スンテ）元大法院長が逮捕された事への報復判決」として裁判を担当したソン・チャンホ部長判事を「梁承泰の側近、司法介入関係者」と名指しして非難し、有罪判決出した裁判官も弾劾推進すると表明って全然「司法判断尊重」してねぇじゃん。
自分の抜擢した最高裁長官は自分の思い通りだから「結果を尊重」で、言うこと聞かなかった地方裁判官は「弾劾する」って北朝鮮のカリアゲ並の独裁になってきたな。
ムン大統領が徴用工裁判等で口では「三権分立」を唱えながら、ありとあらゆる場面で自身の意向が意のままに反映される体制を構築していてすべてに介入可能であることを韓国のマスコミも把握していながら弾圧を恐れて批判逃れでムン迎合の反日をぶち上げるしかなくなっているんだな、マスコミがまったく機能してねぇ。