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氷月神示 錬蝋の66

クニノトコタチノ神より皆様へ

わし (不時着して小型飛行機のそばにしゃがみこみ、ぼうぜんと機体を見ている3人のそばへ行って、)
:…もしもし、大変そうどすな……、何か、手伝いまひょか?
3人:…………………
わし:あのう…………
3人:…………………………

わし、歩いて戻って、読者一行の所へ:
あかんかったわ
みんなぼんやりして、わしの言うこと聞いとらへん、
一行のみんな: 当たり前やろ!
幽体のお爺の言うこと聞こえるか?
それより以前に、聞こえると思て行く、お前の方がおかしいワ!
わい:そうかなァ………サン·テグジュペリさんは、感受性の強い人やさかイ、わしの言うこと、聞こえると思うたんやけどなァ………
みな:100歩譲ってもやな、お前の関西弁が、理解できるとは、思わへんわ、
わい:方言はかまへんね、幽体の発する声は気のもやの波動となり、受け取る相手が理解できる母国語に勝手に自動変換されるから、関西弁も適当に、彼の生まれ育ったリヨンの方言かなんかに、翻訳されとるんじゃろう
ここが肉体の耳で相手の声を聞くのと違う所で、肉体同士の声のやり取りやと、どんな知らない言葉でも、そのままわけのわからん音として強制的に耳に入るが、
幽体の発する言葉(気の波動)は、相手の幽体の耳で聞き取るんやなくて、相手の幽体全身がその言葉に震えて共鳴して受け止めるんで、共鳴できる波動の気のもやだけが母国語に変換されて、聞こえる
そやさかイ、もし母国語に直したとしても、全然知らない単語や知らない専門語なら、言われても最初から気のもやは翻訳もされないし、聞こえない
本人にとって無意味な音としては、全然体に入って来ないし、受け止められないんや…
一方、 方言は自分の慣れ親しんだ方言があれば、それに変換されて聞こえる
みんな:へえ…不便なんやな
わし:これが、幽体が使う会話法、テレパシーというもので、同国人でも異国人同士でも、原理は同じや
一般の人はたまにテレパシーが働くわな、
それは肉体の中の幽体が無欲の時に、ふと肉体への執着がはずれて短時間自由になり、体内で幽体が独立振動できるからや
その時は、他者や他の幽体、もしくは神仏などからの気のもや状のメッセージの波動を、受けとめやすくなる
遠方の知人と気持ちが通じたり、芸術家なら、そのような時に天啓を受けて着想がわいたりする…
それを一般には直感と言っています



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