いかがですか
「錬金の6や7」を読まれて、少しはアタマスッキリしましたか？
遠くの駐車場にいる前出のみんな：そんなことより、ケルベロスにアタマ、もし食われたらスッキリし過ぎるワ、どないしてくれるねン、
わし：おや、まだ劇の画面動かすつもりはないのに、どこかゆるんでるな、
おい、アダム、太陽風を強めてくれ、ここの画面だけ止めたいのや、
それからケルベロスの頭に油差しといてくれ、いつもよりよく動くようにな、
読者より：ケルベロスの製造元て、アダムかいな、
わい：そうヤ
大きな幽体の彼が、昔ゼウスも冥界の王ハデスも、何でも創作して変身してたさかいな、
そして古代ギリシャの人々に幻を見せたり、イメージをわかせて神話を書かせたりした
もちろん冥府の3つの頭の番犬、ケルベロスのイメージを気で造型したのも、彼や
髪が蛇のメドゥーサとかな、
…アダムが怪物を気で創作すると、何でもグロテスクで迫真力がある
遠慮なくこわくするからや
アダムは不合理はキライやし、話に筋が通ってたらええねん、余計な飾りはつけへんねん
みんな：ふうん……
わし：…昔アダムは神様に言われて、神仏を創作する以外に、この世ならぬ怪物を気でいっぱい創作して人類に感じさせ、世界中に言い伝えや物語を残させた
…なぜなら、人間には黒い山犬のようなサタン達の姿は見えへんし、サタン達の悪波動に無防備でだまされやすいから、気をつけんならン
そこで代わりに怪物をいろいろ創作して、人間に幻のこわいものがいるかもしれんぞ、用心しろ、と思わせたのだ
…また、その言い伝えがあれば、未来にイブが人間に転生した時に、幼い時から怪物の出る話を聞いたり映像を見たりして、フィクションだが、もしそんなものが万が一本当にいたら大変だ、という心の構えができる
そういうイメージをもしイブがなんにも知らないと、たとえ祓う使命があっても、非常にサタンに対して不覚をとり、対応が鈍くなるからね…
みな：…すると、日本の妖怪なんかも……
わし：その通り
妖怪て、こわいのもいるけどなんや奇妙やろ、幽霊と違うのは、彼らには感情があまり無くて、恨みも感じさせないことや
ただ、人間を怖がらせに来る おもしろがっているかのようや
…あれはな、アダムによる創作変身やねン
そやカラ、感情がない
彼はいつでも平静そのものだからね、
みんな：平安時代に安倍晴明が、鬼等を祓っていたのは……
わい：あれも、アダムが偽の鬼になったり幻で出した
そやけど、彼は偽の強い邪気を身につけていたから、本当に恐ろしく見えたのや
また、彼はいつでもほぼ本気でこわい演技をしてみせたので、 晴明は、それとは知らずに必死で祓っていた
安倍晴明に術を教えたのは、(もちろん人間の師匠はいるが、それ以外に) 不動明王や……これが、アダムの変身やった
つまり、アダムの幽体は、晴明に祓う術を指導しつつ、陰では偽の鬼などになり、晴明を特訓して鍛えていたことになる
丁度、妹の翠さん(=ミロク=イブ) がお祓い方法の習得の初期に、彼がしたのと、同じことやな
アダムが特別に晴明を特訓したのには、訳がある
当時日本には、将来弥勒を生まれさせるため、ある時期まで神様は日本に結界を張らせ、サタンの上陸を阻止しておられた
だから、当時日本にはサタンはいなかった
だが、未来に弥勒が生まれた時に、参考になるようなお祓いの良い方法が、日本に伝わっていてほしい
そこでアダムがサタンの代わりに幻の鬼などを作り出し、晴明に祓わせた
そして、陰陽道を発展させ、後世にお祓いの方法を伝えさせておいたのや…
お陰で翠さんは、お祓いの初期は陰陽道を参考にして、邪霊のお祓いをすることができた…
このように、巨大な神さんは、アダムを使うて未来を見通した準備を、いろいろさせておられたのや
ただ、それはサタン達を警戒させないため、極秘だったがね
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