晩秋の蟻 2005-10-29 15:24:44 | Weblog 蟻はもう姿を消していたと思っていたけどまだ地上を歩いているのを見つけた。 数は少ないから若い体力の蟻だろうが、ずいぶん寒くなってきたけど蟻は風邪をひかないのが不思議だ。 少しでも食料を貯めようとしているのだろうが、世間の冷たい風を肌で感じていることだろうな。 そこで1句。 「 晩秋の 冷たい風を 蟻も知り 」
はなみずきの実 2005-10-21 16:08:16 | Weblog いつも行く公園にはなみずきが数本植えてある。 はなみずきは4月の下旬に花が咲き、今紅いきれいな小さなルビーのような実を付けている。 葉は黄緑色から暗赤色に変わる時期で落ちる葉も多いい。今日はその下で体操をした。 そこで1句。 「 はなみずき 妖しい魅(実)力で 葉を紅め 」
朝顔はまだ元気だ 2005-10-19 15:27:03 | Weblog 昨日からの雨で今日も涼しく、朝の散歩も汗が出ない気候になった。 その途中に朝顔がまだ咲いているのを見た。 花は幾分小さく見えたが、もうその季節ではないと思っていたので驚いた。 だから朝顔が秋の季語になっているのに納得した。 朝顔は「朝美人」という意味があるのだそうだ。 そこで1句。 「 重ね着の 頃でも朝顔 美顔見せ 」
今日も秋雨だ 2005-10-17 15:25:50 | Weblog ここ2~3日雨が続いていて寒さも増してきた。 今朝、雨のなか散歩してきた。 紅葉も半分ぐらい進んできた。 紅葉した葉も雨に濡れ、寒そうに縮んでいて、自分の行く末を不安に思っているように見えた。 路上には落ち葉が多くあり、人や車につぶされているのを見ているからね。 そこで1句。 「 秋雨に 色づく木の葉は 涙見せ 」
いわし雲 2005-10-15 16:07:03 | Weblog 雲の種類は10種類だそうだ。 上層の雲は白く、下層の雲は黒いらしい。 なぜそうなのかは少し調べたがわからない。 霧は雲だと思うが、白いね。 いわし雲は白いから上層の雲だ。 雲のでき方はわかっているが、なぜ多くの種類ができるのかはよくわかっていないらしい。 昨日、いわし雲がかかった秋晴れの広場でトンボのつがいが高く飛んでいくのを見た。 そこで1句。 「 ハネムーン トンボが向かう いわし雲 」
セイタカアワダチソウ 2005-10-13 15:37:41 | Weblog セイタカアワダチソウが密集して淡い黄色の花を咲かせている。 可憐な花だが、1つの茎から25万個ほどの種が出るそうで、それが軽いので風に乗って飛ぶさまはまさに「泡立つ」光景だという。 それに地下根から他の植物の成長を阻害する物質を出すのでセイタカアワダチソウが増えた原因だそうだ。 ところで背の低いアワダチソウがあるのか知りたいな。 そこで1句。 「 アワダチソウ 顔は可憐で 根は強情 」
トンボの群れ 2005-10-11 14:41:54 | Weblog 先日、公園の広場で子供たちがかけっこして遊んでいるとき、その上をトンボの群れが飛んでいるのを見た。 トンボが追いかけられるのではなく、追いかけているように見えた。 一見、のどかに見えるが、トンボは大食漢で1日に体重の1割の重さの飛んでいる蛾や蝶などを食べるそうだ。 そこで1句。 「 子供らの かけっこ頭上で トンボ追い 」
赤い柿の実 2005-10-09 11:24:51 | Weblog 「柿が赤くなると医者は青くなる」との諺があるが、本当に赤くなった柿の実はやわらかすぎて食べずらいから、栄養価は黄色のときより減っているのではないか。 散歩中にいくつかの柿木を見ていると、実が赤くなっても取られていない木が多く見られる。 食糧難に育ったものにはもったいない気がする。 そこで1句。 「 栄養価 落ちて柿の実 赤面し 」
金木犀 2005-10-07 18:18:59 | Weblog 今日、散歩中に今年はじめて金木犀の匂いを嗅いだ。 この匂いは1度嗅いだら忘れられない。 金木犀を見なくてどこにあるかもわかる。 ところで木犀といえば金木犀と思っていたが、銀木犀もあるそうだがどんな匂いがするのだろう。 金木犀の匂いがすると10月になった実感を強く感じる。 木犀の名の由来は木の肌が犀に似ているからだそうだが、名付けた人は相当想像力の高い人だ。 そこで1句。 「 金木犀 嗅いで秋の 秋と知り 」
健康診断 2005-10-05 14:35:51 | Weblog 先日、健康診断を受けた。 生保のコマーシャルではないが「人生これからだ」と思っていたが、結果はいくつかの異常値があり、精密検査が必要と医師から言われた。 60も半ばになればコマーシャルでも「この年になれば病気の1つや2つはある」とはいえ、やはりショックだ。 今日は雨の中、その精密検査に行ってきた。 どんな結果が出るのだろうか。 そこで1句。 「 精検に 向かう60路に 秋の雨 」