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古典的なExcelのわな

夕方、部下のAさんから聞いた話です。

午前中、Aさんが担当している取引先から「表の縦計と横計が合わない。どうしてか」という問い合わせがあったそうです。メールで送られてきたPDFの表を見ながら電卓で計算したら、確かに一部に1円合わないところがあります。

もとはExcelで作成した表だというのでファイルを送ってもらい、セルを見てみました。

一番左の列は、数字がベタ打ち。2列目は「=XX*XX%」のように数字にパーセントが掛けられています。4列目以降も数字やパーセントは違いますが同様です。そして最後の列は、「@sum()」と横の列の合計関数が入っていました。縦の合計欄も同じです。

そうです。見かけは1円単位でも、パーセントが掛けられているセルは1円未満の計算結果が残っています。それを合計しているので、見かけの数字の合計と実際の合計が合わなくなっていたわけです。

「いまどき、こんな古典的なExcelのわなにひっかかる人がいるんだ」と思いつつ、Aさんは理由と対応方法を教えたそうです。

もし取引先が「Excelで計算させたのだから間違いはないはず」と思い込み、そのままにしておいたらおおごとになったかもしれません。そういう意味では改めて計算した点は評価すべきことかもしれません。

ただ、せっかくの機能を使いこなしていないとも言えます。明日は我が身とならないよう、気を引き締めないと!


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