大阪公演の追記しました。
東京の方も多少追記してます。
南目当てで観に行きましたが、すっかり他の演者の方々にも惚れてしまいました。
凄かった。とにかく凄かった。全てにおいて凄かった。
素晴らしい作品を目の当たりにするとIQ3くらいに退化してしまうので語彙力もふっとんで感想を言葉に表すことが難しいのですが、今回はそれが特に酷かった。
演劇の舞台は数えるほどしか見たことがないので、そこから比べることは難しいのですが、自分の人生の中でもここまでの迫力と感動と想いを受けたのは初めてです。
ライブやコンサートとは全く違う感動。
関東に住んでたら確実に社中さんのファンになってます。
残念ながら推しがいないとなかなか遠征してまで見に行くのは懐的に厳しい物があるので、DVD等で過去作品を見てみようかと思います。
席は南のキャスト先行で取ったからか、めちゃくちゃ神席ばかりで、ありがたい。
東京、C列A列、C列、いずれもセンターブロック上手、ほぼ通路脇ばかり。大阪の22日もXA二回。23日はフライヤーのビジュアルが公開されてから南が主演と確信したので、追加でチケット積みたくて譲渡で出てたのを譲ってもらったのでE列とF列。
ここでようやく全体が見渡せそうです。
最前列は演者全員の表情も汗も息遣いまで細かく見れたので、本当に素晴らしかったです。ただ神席だけども舞台奥やブロックの向こうが死角になってしまったので、自分的楽日にちゃんと全体を見ようと思います。
最前列の時、カミテ側だったけど先生にオーダーとってもらえたので「南お願いしまーす」っていったらFLT大阪の小太郎ちゃんみたいに「誰?!」って返されたwww
南って名前のお酒飲んでるって自分で言ってたのに、南本人だと思われたようで(笑)
さて、自分のことはここら辺で置いといて、内容について。
まず面白かったのは、舞台セット。
まんまテトリスブロックの数々が、組み合わせ方によって様々に変化。
それも演者自らが動かしていき、場面転換は物語と同時進行。
こちらでお話を展開している反対側ではブロック並べ替えてるから南は殆どでずっぱり、物語側の演技に集中したいのに南の様子も余すことなく見たい、なのに舞台上では下手すると三ヶ所展開なんて事態もあり、まさしく目が足りない!
どこ見れバインダー!!!
ブロックなのに演技と見る側の想像力で何にでも見えるけど、一番すげぇ!って思ったのは、磔の十字架。
棒と凸ブロックで十字架!
発想力が試されているッッッッ!!(byJOJO)
ホントに組み合わせが面白かった。
漫画書く机と椅子も何回も出て来たね。
そんでもって、これ、めちゃくちゃ練習したんだろうなぁってのがわかるから、演者さんたちみんなすごい。ブロックの配置だけでも覚えるの大変だと思うし、それに加えてセリフや演技と、プロってすごいなぁと改めて感動。
見終わったらテトリスがやりたくなったのはナイショでござる。
それから音楽。
オープニング、静かに、始まりも何もなく、気付いたらいきなり南が立っててビビってたら、めちゃくちゃカッコいい曲流れてきて、ブロック並べ終えてドヤ顔………じゃなかったキメ顔で中央に立つ、南と光と曲のシンクロ具合が半端なくカッコよくて、そこでまず鳥肌たった。
そしてラヴェルのボレロ、わたしの頭の中の艦隊戦の映像を何とか遠くへ追いやってww舞台に集中、ホントにステキな使い方だった。
要所要所でボレロが使われてて、それも毎回違う部分で、ボレロがかかるのは世界線と言うか軸が共通のところなのかなと思ったり。
ラストの全員でのセリフ、これはあなたの物語!のところなんて音楽が爆音すぎてセリフ聞き取れないww箱ライブじゃないのに耳栓いるww
カウンセリングのシーンのかまいたち風の不安を煽る曲も好き。
息子が忠敬を追いかける時の曲も好き!それにあわせて先生がアイデア溢れるのを何とかしようと指をタップしてるのが好き。
チーフが先生で音楽!って言ったときの曲も好き。
なのでサントラ出して欲しい。単品で無理ならDVDにセットでつけて欲しい。
物語は、3つの物語と思わせておいて、全てが最期に集約されていくのはまさにカタルシス。気持ちよかった。パズルのピースがはまるような、テトリスがはまって消えていくような、そんな爽快感があった。
一回目はお話わからないからただひたすらに次がどうなるかワクワクしてたけど、二回目以降は展開がわかっているので最初の部分の伏線やら細々としたところを意識できて、東京三回とも新たな発見があり何回見ても飽きずに楽しい。もっと見たかった。大阪であと四回見れるけど、あと四回しか見れない。追加公演してほしいくらいに面白い。DVDは遥か先すぎて待ちきれない~。
或いは感情の物語と言うセリフ通り、漫画家先生の感情と、妄想と、脳内のお話しでもある。何かしら物を作る立場の人なら誰もが味わう、辛さや苦しみ、他者への羨望と嫉妬、これで良いのかと言う迷走、うまくいかない怒りと諦め、目指すものを見失った創作者の感情の物語。
そして心の旅。
自分も趣味の域ではあるけれど物を書く端くれとして、めちゃくちゃ共感しまくってたし、10000000回は頷いてたし、書きたいものを書くことが嬉しいと言う喜びを知ってるし、そんな自分の背中を後押しされたような気がする。だからこれからも書いて行こうと思う。
きずっちの「圧倒的南感」と、お岸の「南は南のまま」と言うワードがまさしくその通りで、漫画家と言う役を演じている筈なのにそこにいるのは表現者として物を作り出す南圭介そのもの、南ファンは絶対見るべき作品。カッコいい所も、情けない所も、苦しそうな所も、愉快なところも、全部全部南。南本人の言の通り「南を知り尽くした毛利さんならではの作品」なので、本当に本当に見てない人は見るべき。断言します、見るべきなのです。Gロ立ちも、すっとんきょうな高い声も、ワケわかんないテンションも、刮目もヨイショーも伝説もぶっ込んでくる、実は舞台全編アドリブなんじゃないかと言う疑惑が(笑)。
それくらい南なんです、GロやFLTのトーク部分の南がそこにいました。
もう本当に南なんです。(南ゲシュタルト崩壊)
そうそう南の手がね、とっても指長くてキレイで、それが指先まで細かく演技してて本当に本当に最前列で指をガン見した。
もちろん他の演者のみなさんも、本当に素敵だったし、なによりキャラクターも素敵だった。
伊能忠敬の最後の妻への告白なんて、ただただ愚直で、ストレートに思いが伝わって来て、思わず目に汗が溜まってしまった。
名も無き冒険家の、自分は何者でもない所は一般人である自分のようで、ものすごく共感しかない。それ以外のみんなみんな個性的で面白くて愛しい。
そうそう中村誠治郎さんはTwitterで上腕ムキムキ見せてる写真があったけど、舞台でも衣装黒でお肌白いから、片腕出してるのが凄く目を引いて、誠治郎さんについてはひたすらに上腕ばかり見てた気がする(笑)。
川本さんは出てくる度にヅラが違ってたりとくそおもろかったので、ヅラばかり見てた気がする(笑)。
伊勢大貴くんは、ちょうど最前列の時に目の前であのひっくり返って動き止まってる状態で、あの、目線が合ってしまってとても気まずかったと思います(笑)。そしてあの不自然な態勢で止まってるの凄く大変だと思う。終わったら筋肉パンパンなんじゃないかしら。
まとまりないですけど、とりあえず思い付くことつらつらと書いてみた。
大阪公演見たらまた書き足します。
大阪追記。
大阪公演は、なんだろう、違ってた。終わりが近いのと、地震があったから皆さんの覚悟がよりいっそう固くなっていたのもあるだろう。なにより私が東京に見に行ったあとも一週間やってたわけだから、チームワークもお芝居も練られて熟成されてるのがよくわかった。
22日初日は昼夜共に最前列で、しかも行ったら稼働席一列しかなくて舞台との距離が少しだけあったけど、ステージそのものが低くてすごく見やすかった!本当に神席!おかげで最前列でも舞台奥まできれいに見れた!南先行ありがてぇ!感謝!
そしてなんと言っても、圧倒的南感が東京の二割増しに南でした(笑)。動きもアドリブもセリフも色々パワーアップしまくりwwDVDには大阪のを収録してほしかったなあああああ!!
前説で毛利さんが出てこられて、免震構造大丈夫な建物、大きな地震があった場合の誘導など説明されてた。ただし、舞台の揺れが伝わって客席揺れるけど4DXだと思ってくださいとのこと(笑)。ホントによく揺れた(笑)。
大阪初日は東京見た人もいるだろうけど少ないかな?と思って、ワタミのオーダーは真っ先に手を上げました(笑)。たけしのライブだとこう言う時は話しかける人めっちゃいるから、全力で大きな声で。賑やかしにもなるしふれあいタイム(←笑)は積極的に参加していく所存。したらば、ホントにあまりいない系でご指名されてしまいました。しかも先生って呼ばなきゃいけないのにはーい!って元気に手を上げてしまったので「はーいって、あれ、先生、はーい、逆ですねぇ!」みたいに戸惑わせてしまいました(笑)。前にスペースがあるので上手の方まで来てくださりました、ありがたみなみ!
夜は念願の下手側に唯一行ける回だったので、フロア先生が目の前に!!見とれて手を上げるの忘れました(笑)。もう手を伸ばせば触れる距離!名札ガン見しました。先生による先生の絵が描いてありました。かわいい。 目の前にあのハイテンション南がいることの幸せよ。。。うっとり
芝居中に目線が合ったとしても、演技でそちらを見てるだけだからいつもの幸せな思い込みだとはわかってますが、あの、その、カーテンコールとパーフェクトインフォメーションの時にすげえ何回も合ってだな、さすがにこれは認識されててヤバいと思いました。す、ステルス搭載したい。。。
改めて下手から見れて、いままで立ち位置的に見えなかった表情、仕草、息遣い、それこそ指先に至るまで、本当に皆さん細かくお芝居されてて、これはよほど目が良いか前の席じゃないと見れないので本当に貴重でありがたい経験をさせていただきました。角度が違うと見れなかったところがたくさん見れてすごく新鮮でした。
特に忠敬のラストの告白シーンは、ただでさえ涙腺弱くなるところなのに、下手から表情が見える位置で改めて見たらただただ号泣。そして、翌日中段で距離が離れていたもののそれを思い出してしまうのでやっぱり号泣。観劇後に店長だったので直接ご本人にあのシーンで毎回泣いてしまいますってお伝えして握手していただきました。
23日昼はほぼセンターの中段で、舞台全体見渡せるのももちろんのことながら、目線の高さが南とバッチリで、オープニングとエンディングであのキメ顔で目線合っちゃうとドキドキ感がすごい!さすがの私も乙女モードにスイッチしますよ(笑)。
南だけじゃなく他の演者さんも真ん中のセンター辺りに目線送るのが多いせいで、色んな方がこちらを見ててドキドキです。
全体見渡せてようやく気付きましたが(よい席続きで南ガン見モードだったし)コックさんが後ろで手を組んで段を降りたりするときに両足でぴょんて飛ぶのが、ドラゴンボールのおじいちゃんキャラみたいでめっちゃかわいくて!毎回アドリブのお店の名前やメニューも楽しくて全公演分入れて欲しい!
と言うかDVDは全公演収録のボックスでいいよ、もうさ。東京や大阪遠征で通う事を思えば、ボックスの値段のが安いもの(笑)。もちろんライブはライブでしか味わえないから行くんですけど、行けなかった他のも見たいじゃないですか!
ふれあいタイムは二日目だし、中段で距離あるから、まあ賑やかしでいいかって元気よく手は上げましたが、よもやまた指名されるとは。。。南注文したらちゃんと今度は「はいよろこんで~!」言ってもらえたけどね!(笑)もう次は黙っとく。本当にごめん。ふれあいタイムはライブのコール&レスの感覚なのですが世間では違うのかな。
さて、距離はあるものの、全体としての没入感は真ん中のセンターのここの席が一番高かった!全体を見れるこの位置は、音響やライディング、場面としての演出は一番良い場所なので、場面場面で絵画のような美しさがあり、臨場感があり、なんだかほんと、色んなところでじわじわ泣けました。忠敬は号泣。ほんま泣ける。
あ!そうそう、大阪に来てからはライアが泣くところでも目に汗が……。彼がいなければ他の皆も何者にもなれなかったし、航海にも出ていなかっただろうし。これからもお調子者で嘘つきのままなんだろうけど。ほんと、愛すべき大嘘つき。嫌いだけど憎めない。そんなキャラ。
夜は中段の上手ブロック。初めてセンターから外れたので、斜めから全体を眺める形。当たり前なんだけど上手側で演技されてる方たちと目が合います。そんでもって真ん中のブロックの壁や山がある時の後ろまで見えるので、場面転換の人々や後ろの人々を眺めてました。んふんふ。楽しい。どこを見てても楽しい。なんて素敵な舞台なんだ。自分的千秋楽なので、今までと違うところを刮目刮目ゥ~?DVDには是非カット割りしたのだけじゃなくて、全景を撮し続けてる全景アングルバージョンを収録して欲しい。小さくなるけど、色んなところ見たいもの。
さて、ネタバレ盛大にOKになったことだし、好きなシーンとかセリフとかつらつらとあげていきましょか。
ワタミから快パーと一緒に出ていくところで、殴られた先生のセリフ。
「情緒は確かか?!?!」
めっちゃ好きwwwなんて面白い言い回し。台本にないからアドリブか、稽古中に決まった演出なのか、東京では三公演ともこれだったのに、大阪では
「感情の迷子のお知らせです!!!」
もうさ、面白すぎるwwww言い回しが楽しすぎ!!お知らせされてもwww確かにあなたの感情の化身ですけどもwww
もう大好き!!
快パーは全体的に動きも言動も愉快、さすが楽しむ感情。冒険者たちと酔って踊ってる所は、あの宝塚もビックリな表面積にリオのカーニバルかよとwww
忠敬と息子のやり取りもラスト意外全編ほぼギャグなのも楽しすぎるwwwと言うか息子はギャグ以外のシーンありましたっけ??(笑)と言うくらい笑わせてもらった!!
デビューが決まって動揺する先生が変な動きしながらパニック!パニック!ってなるところ、「ここはFLTできずっちに弄られる南」と言う演出指示だと本人の動画で暴露してたけどホンマにそれなwww大阪ではセリフの前に変な動きだけずっとしてるんだけどもそれがまた長いwwww動揺長いwww南ゼンカイwwwめっちゃ近づいて「刮目せよ刮目せよ」言ってるのも何もかも面白すぎて毎回腹筋持ってかれるwww
女房受け入れる所も、バイクのところも、ほんと愉快。南はすべてを受け入れる懐の深い人だと、キュウレンメンバーがいつもいつもGロでもFLTでも言ってて、毛利さんのお話ではあるけれど、そんな南をも描いてくれてたんだよなぁ毛利さん。
没になったのを落ち込んでガックシしてるシーンめちゃくちゃかわいい。「そうかなぁ……おもしろいよね?」って甘えたような言い方がめちゃくちゃかわいい!
ライアの裁判の「借りたお金を返さない!」で全員が高利貸しから目を反らせる所スッゲー面白いwwと言うか全員が借りてるのかよwww
ベテランもヅラが毎回違ってるのが面白すぎて、集中できないwww何故にいつも女子みたいな髪なのwww
チーフと二人で電話を取るアドリブが毎回おもろすぎて、全公演見てみたかったなぁ~!
そんなわけで、全部で七回見に行った訳ですが、同じ内容で飽きて寝ることもなく(笑)、ますます見たくなる素敵な舞台でした。
DVD、遠いなぁ。半年先かぁ。その頃にはさすがに覚えたセリフ忘れてそうだから新鮮な気持ちで見れそう。
東京の方も多少追記してます。
南目当てで観に行きましたが、すっかり他の演者の方々にも惚れてしまいました。
凄かった。とにかく凄かった。全てにおいて凄かった。
素晴らしい作品を目の当たりにするとIQ3くらいに退化してしまうので語彙力もふっとんで感想を言葉に表すことが難しいのですが、今回はそれが特に酷かった。
演劇の舞台は数えるほどしか見たことがないので、そこから比べることは難しいのですが、自分の人生の中でもここまでの迫力と感動と想いを受けたのは初めてです。
ライブやコンサートとは全く違う感動。
関東に住んでたら確実に社中さんのファンになってます。
残念ながら推しがいないとなかなか遠征してまで見に行くのは懐的に厳しい物があるので、DVD等で過去作品を見てみようかと思います。
席は南のキャスト先行で取ったからか、めちゃくちゃ神席ばかりで、ありがたい。
東京、C列A列、C列、いずれもセンターブロック上手、ほぼ通路脇ばかり。大阪の22日もXA二回。23日はフライヤーのビジュアルが公開されてから南が主演と確信したので、追加でチケット積みたくて譲渡で出てたのを譲ってもらったのでE列とF列。
ここでようやく全体が見渡せそうです。
最前列は演者全員の表情も汗も息遣いまで細かく見れたので、本当に素晴らしかったです。ただ神席だけども舞台奥やブロックの向こうが死角になってしまったので、自分的楽日にちゃんと全体を見ようと思います。
最前列の時、カミテ側だったけど先生にオーダーとってもらえたので「南お願いしまーす」っていったらFLT大阪の小太郎ちゃんみたいに「誰?!」って返されたwww
南って名前のお酒飲んでるって自分で言ってたのに、南本人だと思われたようで(笑)
さて、自分のことはここら辺で置いといて、内容について。
まず面白かったのは、舞台セット。
まんまテトリスブロックの数々が、組み合わせ方によって様々に変化。
それも演者自らが動かしていき、場面転換は物語と同時進行。
こちらでお話を展開している反対側ではブロック並べ替えてるから南は殆どでずっぱり、物語側の演技に集中したいのに南の様子も余すことなく見たい、なのに舞台上では下手すると三ヶ所展開なんて事態もあり、まさしく目が足りない!
どこ見れバインダー!!!
ブロックなのに演技と見る側の想像力で何にでも見えるけど、一番すげぇ!って思ったのは、磔の十字架。
棒と凸ブロックで十字架!
発想力が試されているッッッッ!!(byJOJO)
ホントに組み合わせが面白かった。
漫画書く机と椅子も何回も出て来たね。
そんでもって、これ、めちゃくちゃ練習したんだろうなぁってのがわかるから、演者さんたちみんなすごい。ブロックの配置だけでも覚えるの大変だと思うし、それに加えてセリフや演技と、プロってすごいなぁと改めて感動。
見終わったらテトリスがやりたくなったのはナイショでござる。
それから音楽。
オープニング、静かに、始まりも何もなく、気付いたらいきなり南が立っててビビってたら、めちゃくちゃカッコいい曲流れてきて、ブロック並べ終えてドヤ顔………じゃなかったキメ顔で中央に立つ、南と光と曲のシンクロ具合が半端なくカッコよくて、そこでまず鳥肌たった。
そしてラヴェルのボレロ、わたしの頭の中の艦隊戦の映像を何とか遠くへ追いやってww舞台に集中、ホントにステキな使い方だった。
要所要所でボレロが使われてて、それも毎回違う部分で、ボレロがかかるのは世界線と言うか軸が共通のところなのかなと思ったり。
ラストの全員でのセリフ、これはあなたの物語!のところなんて音楽が爆音すぎてセリフ聞き取れないww箱ライブじゃないのに耳栓いるww
カウンセリングのシーンのかまいたち風の不安を煽る曲も好き。
息子が忠敬を追いかける時の曲も好き!それにあわせて先生がアイデア溢れるのを何とかしようと指をタップしてるのが好き。
チーフが先生で音楽!って言ったときの曲も好き。
なのでサントラ出して欲しい。単品で無理ならDVDにセットでつけて欲しい。
物語は、3つの物語と思わせておいて、全てが最期に集約されていくのはまさにカタルシス。気持ちよかった。パズルのピースがはまるような、テトリスがはまって消えていくような、そんな爽快感があった。
一回目はお話わからないからただひたすらに次がどうなるかワクワクしてたけど、二回目以降は展開がわかっているので最初の部分の伏線やら細々としたところを意識できて、東京三回とも新たな発見があり何回見ても飽きずに楽しい。もっと見たかった。大阪であと四回見れるけど、あと四回しか見れない。追加公演してほしいくらいに面白い。DVDは遥か先すぎて待ちきれない~。
或いは感情の物語と言うセリフ通り、漫画家先生の感情と、妄想と、脳内のお話しでもある。何かしら物を作る立場の人なら誰もが味わう、辛さや苦しみ、他者への羨望と嫉妬、これで良いのかと言う迷走、うまくいかない怒りと諦め、目指すものを見失った創作者の感情の物語。
そして心の旅。
自分も趣味の域ではあるけれど物を書く端くれとして、めちゃくちゃ共感しまくってたし、10000000回は頷いてたし、書きたいものを書くことが嬉しいと言う喜びを知ってるし、そんな自分の背中を後押しされたような気がする。だからこれからも書いて行こうと思う。
きずっちの「圧倒的南感」と、お岸の「南は南のまま」と言うワードがまさしくその通りで、漫画家と言う役を演じている筈なのにそこにいるのは表現者として物を作り出す南圭介そのもの、南ファンは絶対見るべき作品。カッコいい所も、情けない所も、苦しそうな所も、愉快なところも、全部全部南。南本人の言の通り「南を知り尽くした毛利さんならではの作品」なので、本当に本当に見てない人は見るべき。断言します、見るべきなのです。Gロ立ちも、すっとんきょうな高い声も、ワケわかんないテンションも、刮目もヨイショーも伝説もぶっ込んでくる、実は舞台全編アドリブなんじゃないかと言う疑惑が(笑)。
それくらい南なんです、GロやFLTのトーク部分の南がそこにいました。
もう本当に南なんです。(南ゲシュタルト崩壊)
そうそう南の手がね、とっても指長くてキレイで、それが指先まで細かく演技してて本当に本当に最前列で指をガン見した。
もちろん他の演者のみなさんも、本当に素敵だったし、なによりキャラクターも素敵だった。
伊能忠敬の最後の妻への告白なんて、ただただ愚直で、ストレートに思いが伝わって来て、思わず目に汗が溜まってしまった。
名も無き冒険家の、自分は何者でもない所は一般人である自分のようで、ものすごく共感しかない。それ以外のみんなみんな個性的で面白くて愛しい。
そうそう中村誠治郎さんはTwitterで上腕ムキムキ見せてる写真があったけど、舞台でも衣装黒でお肌白いから、片腕出してるのが凄く目を引いて、誠治郎さんについてはひたすらに上腕ばかり見てた気がする(笑)。
川本さんは出てくる度にヅラが違ってたりとくそおもろかったので、ヅラばかり見てた気がする(笑)。
伊勢大貴くんは、ちょうど最前列の時に目の前であのひっくり返って動き止まってる状態で、あの、目線が合ってしまってとても気まずかったと思います(笑)。そしてあの不自然な態勢で止まってるの凄く大変だと思う。終わったら筋肉パンパンなんじゃないかしら。
まとまりないですけど、とりあえず思い付くことつらつらと書いてみた。
大阪公演見たらまた書き足します。
大阪追記。
大阪公演は、なんだろう、違ってた。終わりが近いのと、地震があったから皆さんの覚悟がよりいっそう固くなっていたのもあるだろう。なにより私が東京に見に行ったあとも一週間やってたわけだから、チームワークもお芝居も練られて熟成されてるのがよくわかった。
22日初日は昼夜共に最前列で、しかも行ったら稼働席一列しかなくて舞台との距離が少しだけあったけど、ステージそのものが低くてすごく見やすかった!本当に神席!おかげで最前列でも舞台奥まできれいに見れた!南先行ありがてぇ!感謝!
そしてなんと言っても、圧倒的南感が東京の二割増しに南でした(笑)。動きもアドリブもセリフも色々パワーアップしまくりwwDVDには大阪のを収録してほしかったなあああああ!!
前説で毛利さんが出てこられて、免震構造大丈夫な建物、大きな地震があった場合の誘導など説明されてた。ただし、舞台の揺れが伝わって客席揺れるけど4DXだと思ってくださいとのこと(笑)。ホントによく揺れた(笑)。
大阪初日は東京見た人もいるだろうけど少ないかな?と思って、ワタミのオーダーは真っ先に手を上げました(笑)。たけしのライブだとこう言う時は話しかける人めっちゃいるから、全力で大きな声で。賑やかしにもなるしふれあいタイム(←笑)は積極的に参加していく所存。したらば、ホントにあまりいない系でご指名されてしまいました。しかも先生って呼ばなきゃいけないのにはーい!って元気に手を上げてしまったので「はーいって、あれ、先生、はーい、逆ですねぇ!」みたいに戸惑わせてしまいました(笑)。前にスペースがあるので上手の方まで来てくださりました、ありがたみなみ!
夜は念願の下手側に唯一行ける回だったので、フロア先生が目の前に!!見とれて手を上げるの忘れました(笑)。もう手を伸ばせば触れる距離!名札ガン見しました。先生による先生の絵が描いてありました。かわいい。 目の前にあのハイテンション南がいることの幸せよ。。。うっとり
芝居中に目線が合ったとしても、演技でそちらを見てるだけだからいつもの幸せな思い込みだとはわかってますが、あの、その、カーテンコールとパーフェクトインフォメーションの時にすげえ何回も合ってだな、さすがにこれは認識されててヤバいと思いました。す、ステルス搭載したい。。。
改めて下手から見れて、いままで立ち位置的に見えなかった表情、仕草、息遣い、それこそ指先に至るまで、本当に皆さん細かくお芝居されてて、これはよほど目が良いか前の席じゃないと見れないので本当に貴重でありがたい経験をさせていただきました。角度が違うと見れなかったところがたくさん見れてすごく新鮮でした。
特に忠敬のラストの告白シーンは、ただでさえ涙腺弱くなるところなのに、下手から表情が見える位置で改めて見たらただただ号泣。そして、翌日中段で距離が離れていたもののそれを思い出してしまうのでやっぱり号泣。観劇後に店長だったので直接ご本人にあのシーンで毎回泣いてしまいますってお伝えして握手していただきました。
23日昼はほぼセンターの中段で、舞台全体見渡せるのももちろんのことながら、目線の高さが南とバッチリで、オープニングとエンディングであのキメ顔で目線合っちゃうとドキドキ感がすごい!さすがの私も乙女モードにスイッチしますよ(笑)。
南だけじゃなく他の演者さんも真ん中のセンター辺りに目線送るのが多いせいで、色んな方がこちらを見ててドキドキです。
全体見渡せてようやく気付きましたが(よい席続きで南ガン見モードだったし)コックさんが後ろで手を組んで段を降りたりするときに両足でぴょんて飛ぶのが、ドラゴンボールのおじいちゃんキャラみたいでめっちゃかわいくて!毎回アドリブのお店の名前やメニューも楽しくて全公演分入れて欲しい!
と言うかDVDは全公演収録のボックスでいいよ、もうさ。東京や大阪遠征で通う事を思えば、ボックスの値段のが安いもの(笑)。もちろんライブはライブでしか味わえないから行くんですけど、行けなかった他のも見たいじゃないですか!
ふれあいタイムは二日目だし、中段で距離あるから、まあ賑やかしでいいかって元気よく手は上げましたが、よもやまた指名されるとは。。。南注文したらちゃんと今度は「はいよろこんで~!」言ってもらえたけどね!(笑)もう次は黙っとく。本当にごめん。ふれあいタイムはライブのコール&レスの感覚なのですが世間では違うのかな。
さて、距離はあるものの、全体としての没入感は真ん中のセンターのここの席が一番高かった!全体を見れるこの位置は、音響やライディング、場面としての演出は一番良い場所なので、場面場面で絵画のような美しさがあり、臨場感があり、なんだかほんと、色んなところでじわじわ泣けました。忠敬は号泣。ほんま泣ける。
あ!そうそう、大阪に来てからはライアが泣くところでも目に汗が……。彼がいなければ他の皆も何者にもなれなかったし、航海にも出ていなかっただろうし。これからもお調子者で嘘つきのままなんだろうけど。ほんと、愛すべき大嘘つき。嫌いだけど憎めない。そんなキャラ。
夜は中段の上手ブロック。初めてセンターから外れたので、斜めから全体を眺める形。当たり前なんだけど上手側で演技されてる方たちと目が合います。そんでもって真ん中のブロックの壁や山がある時の後ろまで見えるので、場面転換の人々や後ろの人々を眺めてました。んふんふ。楽しい。どこを見てても楽しい。なんて素敵な舞台なんだ。自分的千秋楽なので、今までと違うところを刮目刮目ゥ~?DVDには是非カット割りしたのだけじゃなくて、全景を撮し続けてる全景アングルバージョンを収録して欲しい。小さくなるけど、色んなところ見たいもの。
さて、ネタバレ盛大にOKになったことだし、好きなシーンとかセリフとかつらつらとあげていきましょか。
ワタミから快パーと一緒に出ていくところで、殴られた先生のセリフ。
「情緒は確かか?!?!」
めっちゃ好きwwwなんて面白い言い回し。台本にないからアドリブか、稽古中に決まった演出なのか、東京では三公演ともこれだったのに、大阪では
「感情の迷子のお知らせです!!!」
もうさ、面白すぎるwwww言い回しが楽しすぎ!!お知らせされてもwww確かにあなたの感情の化身ですけどもwww
もう大好き!!
快パーは全体的に動きも言動も愉快、さすが楽しむ感情。冒険者たちと酔って踊ってる所は、あの宝塚もビックリな表面積にリオのカーニバルかよとwww
忠敬と息子のやり取りもラスト意外全編ほぼギャグなのも楽しすぎるwwwと言うか息子はギャグ以外のシーンありましたっけ??(笑)と言うくらい笑わせてもらった!!
デビューが決まって動揺する先生が変な動きしながらパニック!パニック!ってなるところ、「ここはFLTできずっちに弄られる南」と言う演出指示だと本人の動画で暴露してたけどホンマにそれなwww大阪ではセリフの前に変な動きだけずっとしてるんだけどもそれがまた長いwwww動揺長いwww南ゼンカイwwwめっちゃ近づいて「刮目せよ刮目せよ」言ってるのも何もかも面白すぎて毎回腹筋持ってかれるwww
女房受け入れる所も、バイクのところも、ほんと愉快。南はすべてを受け入れる懐の深い人だと、キュウレンメンバーがいつもいつもGロでもFLTでも言ってて、毛利さんのお話ではあるけれど、そんな南をも描いてくれてたんだよなぁ毛利さん。
没になったのを落ち込んでガックシしてるシーンめちゃくちゃかわいい。「そうかなぁ……おもしろいよね?」って甘えたような言い方がめちゃくちゃかわいい!
ライアの裁判の「借りたお金を返さない!」で全員が高利貸しから目を反らせる所スッゲー面白いwwと言うか全員が借りてるのかよwww
ベテランもヅラが毎回違ってるのが面白すぎて、集中できないwww何故にいつも女子みたいな髪なのwww
チーフと二人で電話を取るアドリブが毎回おもろすぎて、全公演見てみたかったなぁ~!
そんなわけで、全部で七回見に行った訳ですが、同じ内容で飽きて寝ることもなく(笑)、ますます見たくなる素敵な舞台でした。
DVD、遠いなぁ。半年先かぁ。その頃にはさすがに覚えたセリフ忘れてそうだから新鮮な気持ちで見れそう。