。。ぽぽしゃんの夢見るDonko列車。。

大好きをゆったりまったり楽しんで
のんびりのほほ~んと語っていきたいなぁ~

100年の夢へ

2017年07月01日 | O S K 駅

大阪松竹座 『レビュー春のおどり』

       <第一部>    桜鏡  ~夢幻義経譚~     [ 尾上菊之丞 作・演出・振付 ]
       <第二部>    Brilliant Wave   ~100年への鼓動~     [ 中村一徳 作・演出 ]

 

やっと気持ち的に落ち着いてきましたので、「春のおどり」いま一度ふり返ってみたいと思います。

その前に、話は大阪へ向かう当日の電車の中から始まります。
いつものようにドンコ電車に揺られのんびりとした大阪入りです。朝が早いこともあり、座席に座り込んでしまうとやれやれと眠気が襲ってくる。今回は昨年の春のおどりの音源を子守歌に連れて参りました。

ウトウトと心地よい歌に聞き入りながら、そういえば昨年の春のおどり、結局、腑に落ちないまま忘れっぱなしにしてしまった洋舞の場面が浮かび上がってきました。

手元に公演プログラムが無いもので場面の名前が分からないのですが、
チェスの対戦を表現したようなダンスの結末が、なぜ女だったのか?
そのあやとくんが歌った歌の意味とは?

そして、この流れでなぜトップである高世さんが女性として現れてきたのか?
その後ぶつッと切れた感じで場面は数人の美女達に言い寄られる桐生さんの景になってしまうのですが・・・。

真っ赤なドレスに身を包み、宝石の方が好きッと言い放っていた高世さん。
そういえば、昨年のたけふ公演でも桐生ルパンがそんなこと言ってましたね^~^;とか、
桃太郎の公演を振り返ったり、数少ない観劇時の思い出が走馬灯のように脳裏に映し出されていく。

忘れてしまっている私の代わりに脳細胞はちゃんと覚えていて必死でづっと考え続けていたとみえて、一年かけてようやく疑問が解けたようです^^!

で、そのあやとくんの歌からのくだりを聞かせてくれながら、
ホラッほら^^ネッ、だからそうなんだよ^^!って教えてくれるんですが、 
えぇ!!! そんなぁ~^^; まさか!ホントに?

だとすれば、勢いに欠けていまいちだった「キャラバン」を歌う高世さんの雰囲気、あれはあれで在りだったのね^^;となる。

なるほどね~。ふぅ~~~ん、、、そうなんだぁ。^^:::と素直に丸め込まれちゃうと、昨年の春のおどりの抜け落ちていたパズルのピースがものの見事にはめ込まれ一枚の風景が目の前に現れたのでした。


(ここまで読んで下さった皆様、何がなんやらわからんね^^; でも、同じ夢を見ていた方だったら分かって頂もらえるんやないかな~。あくまでも夢物語ですから確信性はありません。悪しからず!)



さあ^^OSK創立95周年の「春のおどり」の舞台がここから始まります。

第一部、作・演出・振付の尾上先生のお言葉から
 『義経の一生は光と影、儚い夢幻の如きもの。桜のように美しく咲き誇り、桜のように儚く散る。』 とある。

なるほど、高世さん像にピッタリかもしれません。私は歴史人物に疎いこともあって、源義経の人生をとやかく考えるよりも、義経に高世さんの人生を重ねて楽しむ観劇の方が好きです。桜花さんの時もづっとそんな風に眺めながら応援させていただきました。

卒業してしまった桜花さんに託していた夢のつづきを、高世さんが魅せて下さっているんだなという熱い思いがとても伝わってくる義経像に惚れ惚れしてしまいました。ほやね~、きゃしゃな高世さんだけど寄りかかってみようかなぁ^^; でもこのオバちゃん重たいで折れてしまわんやろか!(爆)。

そんなことを楽しく思い描きながら第二部の洋舞が始まります。

きゃしゃだと思っていた高世さんだけど、なかなか^^骨太の頼もしい男性となっての登場です。
ぐいぐい押切ながら引っ張りあげる力が凄い。なぜそれを今まで胸に熱く秘めていたのかが謎なんですけど~(笑)。


作・演出 の中村先生のご挨拶文からです。
 『劇団員一人一人がお客様に夢を与え、お客様も劇団員に夢を求め、沢山の夢を見ていただきたいと思います。』


嬉しいですね^^私の脳細胞は元より、私自身も遠慮なく更にいっぱいの夢を見続けたいと思います。それに伴い、劇団員の皆様もそれぞれに夢を追いかけている姿をもっと見せて欲しいです。追っかける夢を持っていないと人に夢を与えることなんてとても出来ない芸当ですもんネッ^^v

そそそ、これだけは言っておこう!誰もが称賛しているように、今年のロケットはほんと凄かったね^^度肝を抜かされました。月並みな言葉しか浮かんでこないのですが、これこそがOSKの真骨頂!です。

きっと、メチャクチャしんどいんやろなと心配してしまう一方、しんどいであろうその姿が一番綺麗に見えるのも確かであって、ほんとにほやで^^v 今回センター実花ももさんの笑顔とってもステキだったでしょ。凄いね^^センターで踊る笑顔はこうでなくっちゃと思わせるような最高の輝きを放っていたと思います。

ももさん^^おめでと! 端っこで輝いていた笑顔もこうやって華開く時が来るもんなんです^^v

このロケットを引っ張る大好きな歌にのせて愛瀬くんが飛び出てきた時には、なんとも心躍るものがあって瞳ときめきぱなっしでした。ももさんをリフトする姿もステキだったし、ムクッとした温かい包容力を感じ頼もしく見えて^^いつの間に成長したのかとつい嬉しくなった。

そういえば、あの路万ちゃんがソロでしっとりと歌う場面を3階から見ていた時は誰なのかわからなくて、1階でしっかり見たらまあ路万ちゃんだと知りビックリ@@音程がちょっと残念だったけど、しっとり趣がある歌をこなせるようになってくるとなると、大人の路万ちゃんを見られる夢も近くなってきたんだろうか( *´艸`)それはそれで楽しみな事だ!

気が付けば、揚琳さんが三番手に浮上してきた。秋の武生公演にやってくる!どんなんやろ^^? こちらも楽しみ~♪

今年、OSK日本歌劇団が創立95周年にまで漕ぎ着けた。目指す100年の大海原まで航海を続けるためにはまだ後5年もある。

 2022年、私はいくつになるんだろ^^; このまま何事もなくづっと平穏な夢を見続けていられるだろうか?  5年か、両親は健在でいられるだろうか? 二人にとってはきっと長いだろうなぁ~とにかく今は両親に頼るところも大きく、100年の海を見るまでは長生きしてもらわんな~アカン!のですよね^^;;; がんばろッと私も!

OSKに栄光あれ~☆

 

                                 


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