。。ぽぽしゃんの夢見るDonko列車。。

大好きをゆったりまったり楽しんで
のんびりのほほ~んと語っていきたいなぁ~

信長の涙

2011年11月11日 | TAKEFU 駅

60周年たけふ菊人形公演 
グランドレビュー2011『 ~信長疾風伝 戦国の絆 / Passionne~ 』  10/1~11/6


つづきから~


走る走るぅ~^^ お目当ての席を目指して~♪ ワォ~。まだ@@あったあ!!!

っと思ったら、しっかりとマフラーが長く寝そべっていて入る余地なんて全くもってなかった! じゃ^^;その後ろでもまあいいかぁ~と、とりあえず席に落ち着く。ここからでも見たい角度にそう変わりはないのである。むしろ、ここの方が平常心で眺められるのかもしれない。でも、最後となるとやっぱ体験してみたかったんですけど~最前列^^;;;;;(笑)。

して、まわりを見渡すと、まだセンターブロックにもおすすめの良席が目立ってあった。御一緒していた埼玉の彼女もそんな良席にどうやら落ち着いたようで安心した。徐々に前列から埋まっていき、下手のブロックも気がつけば常連さんのお顔でひしめいている。ビックリしたのが@@;;;みんな揃って席につくなり、何かしらのお弁当を広げ出し食べ始めるその見事な風景^^;;; そうなんだ、みんなこの時間帯を利用してお昼を食べてたのか^^と納得する。いつもだと、私は2回めの観劇はパスしてたものやで~。 メールが届く。どうやら妹親子は、外で3回目の列に並んでるようだ。席にもたれ掛かって幕が上がるのをのんびり待つ。

思えば、こうやってステージ下手の方から信長の舞台を間近く眺めるのは初めての最後になる。脳裏に思い描かれる全てのものが反対に映りながら物語が流れていく。下手から観ると、常に人々の気持ちが信長の言葉に右往左往しながら揺れ動いている様を描いているように感じた。上手にいる時は、みんな己の気持ちに真っすぐになっているように見えるので、やはりどちらかといえば、今年の公演は上手から舞台を眺める方が好みかもしれない^^v

2回めの公演なれど、きっと朝一も凄かったんだろうと思わせるような気迫が漂ってくる。千秋楽なのに、まだまだ明日も明後日も公演が続きそうな^^;そんな気配でなのだ。眺めている目線がまた違うからか、新鮮な気持ちで舞台を楽しむこともできたのだが、前回観劇日よりも確かに舞台は更に良くなっていた。このまま後何日も続いたら、どうなっちゃうんだろうと思わせんばかりだ^^v ( でも、さすがに、このテンションままやったら^^: みんなぶっ倒れちゃいますよね~~^^;;; (笑) )

で^^;;; 何が見たかったのかと言うとぉ~、やっぱり^^あの信長の心情をも語るような扇を掲げる二つの決めポーズだったのでした!

揺るぎない気持ちを誇示するがごとく鎧に身を固め、更に真っ黒なマントにすっぽりと身を包み誰も立ち入る隙を与えぬよう偉大に振る舞う暴君信長と、反対に、何かもありとあらゆる全ての物を失ってしまい裸同然の薄衣の身ひとつとなってしまった信長がここにきて初めて最後に見せる本心・・・。 この二人の心情が揺れ動く葛藤みたいなもんがそこに見えてきたら最高なのだが、どちらも一人の人間ながら、この二人のタイプを乗りこなすのはそう容易ではなかったようだ。公演期間中においてもなかなかうまくかみ合ってなかったように思う。

ただ、この回に桜花ちゃん特有の信長の号泣の涙を見ることになった。時代を動かした信長も凄いが、その信長をひたすら37日間も演じてきた桜花さんを思うと、もう~拍手でたたえるしかその時なにも思い浮かばなかったのでした。しかし、その渾身のタイミングの拍手も、地響きとともに城がくずれる音にかき消されてしまったのでした・・・(泣)。

さて、朝早くから待っている長い長い最終公演の列がやっと動き出します。のんびり観劇の余韻にひたっている時間はありません。すぐさま、会場を抜け出ると母をむかえに車を飛ばします。もう、行って帰ってきて、ぎりぎりセーフの時間しかありません。駐車場へ入りたい車が数台、列をつくって待っています。たぶんここへはもう停めることができないので何処か探さなくては~。果たして間に合うだろうか、気は焦るばかりでした。

 

 つづく~


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水玉恋もよう | トップ | さくら舞う »

コメントを投稿