60周年たけふ菊人形公演
グランドレビュー2011『 ~信長疾風伝 戦国の絆 / Passionne~ 』 10/1~11/6
田舎なもんやさけ、特別にこれといって何もない我が住処なれど、ココの駅で降りたいと駄々^^;;;を捏ねられ、駅に降りてきた友人を向かえに行った。程なくぐるりと車で巡りまわった後、武生(越前市)に向かって、菊人形会場へと車を飛ばした。開演間際ギリギリに大劇場へ飛び込む。
「 お二階へお願いします。」 との係の方の言葉に、( 朝からほんなにも入っているのか? と、信じられなかった^^;)「いえ、立ち見でも宜しいです。」と、突入する! でもその前に、ごめん^^; ふたりしてトイレタイム (笑)。 水が流れる音と共に、信長さまの歌が流れ聞こえてきた。慌てて暗がりの中にもぐり込むと、本当に客席は満員御礼の人だかりなんでビックリ!(三連休終わって間もないっちゅう~に^^ほんに嬉しい限りです。) 今日も、どばぁーっと青空が広がる花まる晴天日やもなぁ~♪
友とは、最初は立ち見でもいいと納得してきたが、会場すみに重ねてあった丸椅子を見かけると、スタコラサと貸して頂いた。ここは腰を据えて友にゆっくり観ていただきたい意味もありますが、私が今日はちょっとお疲れモードだったのかもしれません・・・^^;
私達以外に立ち見席には、介護施設の方が車椅子でずらりと並んで観劇を楽しまれていたのですが、ちょうど私達の近くに、小柄なお婆ちゃんが手すりにつかまり立ち見されていたようなんで、まだ一個あったはずだと、スタコラサと丸椅子を探してくると、お掛けになられてはと勧めてみた。づっと立って観たい方も中にはおられるので無理強いはしなかったのですが、座ってくださったものの、時には立ったりもして舞台に入り込んでいるかのようにも見えていたのですが、MC時に判明いたしました。
随分と前の方の中ほどの元の席に戻りたかったようなのですが、戻るタイミングを逃してしまったようで、まるまる一部すべて立ち見席での観劇になってしまったのでした。でも、このお婆ちゃん、自分の席の確認のために立ったりしてたのかもしれませんが、本能寺の変の景では、確かに御自身も戦っていたように見受けられました^^; 明智様登場するやいなや、すっくと立ち上がると手すりにつかまり身を乗り出され見守っているんです。欄丸さまが息絶えるとゆっくり腰かけ、涙をぬぐっておりました。(お婆ちゃん、凄いですわ。まだ私そこまで入り込めておりません^^;;;)
こんなふうに、客席でもいろんな人間ドラマが、日替わりで上演されております(笑)。
そんなお婆ちゃんが居なくなった立ち見席にて、二部からの洋舞を楽しみます。日をおいて、またこうして後部席から公演を眺めさせてもらうと、やはり第二景のスパニッシュがどうもバラバラで気にかかります。しかも、初日からあまり変わっていないように思えるのが、どう考えても悔しいものがあります。スパニッシュはお得意の分野なのに、そのお得意の分野で全員が揃って踊る洋舞の幕開きなのにです・・・。
その反面、ラインダンスがキラキラと、とっても綺麗に揃っていることに驚かされました。 えっ?そりゃまぁ~好きな欲目もあるけど、こんなんだったっけと^^?と我が目を疑ってしまったほどです(爆)。 2回めもよかったぁ~~~☆
そうそう^^v 今日みにきて本当に良かったなぁ~っと思った一番の収穫は、折原さんの歌でした。折原さんが歌う伸びのある声質が好きで、ドラマチックな歌を歌わせたらピカイチだと思っていたのですが、なかなか本領を発揮して下さらないものだから、ちょっと痺れをきらしかけてきた頃だったのでした(笑)。今公演は、お一人で歌全般を任されていらっしゃるようなので、まだまだ長い公演期間ゆえ、あまりの無理強いも出来ませんね^^; 昨年の龍馬の件もあることですし~。
昨年だったか^^? 丹南産業フェアでのショーで楽しませて頂いた折、踊りながら歌う 『久遠の河』 に涙してしまったのですが、あの時の雰囲気で今回の 『I see you』 を聞いているのですが、違う違うなと思いながら、やっとやっと本日午後の公演時で素敵に聞かせていただきました。嬉しかったです^^!
この景は、公演の要でもあるのだと思うのですが、正直、何処をどう見ていいのかという不安が混在していて、私自身、歌にも踊りにも集中できてなかったように思います。 同様に、もしかしたら、あのスパニッシュの景でも、歌の伸びやキレがみんなの踊りを左右しているんじゃないのかなって思えてきたりもするんですが・・・。でも、声を潰してしまっては元も子もないのですから、くれぐれも喉をお労りください。今日は、ありがとうございました。素敵^^vでした。。。
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