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泰澄ものがたり

2014年06月27日 | 途中下車の旅

先日、「こども歴史文化館」を初めて訪れた。県内にこのような立派な施設があるなんて新聞の記事を目にするまで全く知らなかったです。というか、知る由もなかったのですが・・。

16日の福井新聞にて「白山 美しく白き山のヒミツ」特集展示の関連記事を目にした。

白山信仰の謎に迫ったもので、白山を開山した泰澄伝説を館長さんが語ったものだった。へぇ~見てみたいかもと思ったら、その特別展示はもうすぐ終了(~6/22)するという^^; ぎりぎりになってやっと先週土曜日に車を走らせ向かった。

福井市に向かう途中に集中豪雨に合う。ワイパーがこのまま壊れてぶっ飛んでいきそうな勢いが続き、いったいこの先に何事が起るのかしらと思うほどだった。今までにもよく白山神社参りに雨に降られることはしばしばあったが、これほどまでの物凄いどしゃ降りに合ったのは初めての事で、これから向かう「こども歴史文化館」への期待になぜか胸躍った。

いや、それもあるが、外に干してきた大量の洗濯物が大丈夫だったのか気になって気になって、違う意味でドキドキ胸高鳴った~(爆)。会館に到着する頃には、雨も小降りとなる。

県の報道発表資料を検索してみますと、この特集展示「白山 美しく白き山のヒミツ」は4月26日(土)から開催とあり、大人のためにと館長さんの「白山信仰」講座企画もあったようですね。新聞にも幾度となく関連記事が掲載されていたようですが、残念ながら見逃していたようです。とほっ・・。

                    
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特集展示 「白山 美しく白き山のヒミツ」  4月26日(土)~6月23日(日)

◇趣旨 
今回の特集展示では、「越の白山(こしのしらやま)」と呼ばれ、古くから信仰の対象、修行の場として崇められてきた白山に焦点をあてます。泰澄伝説に語られる謎に満ちた白山信仰の歴史をたどり、「世界遺産」としての登録をめざす歴史遺産と豊かで美しい自然環境をあわせて紹介していきます。
 
本展を通して、多くの子どもたちに古代からの人びとの信仰のあり方を伝えると同時に、歴史と自然が綾なす壮大な白山の魅力を紹介していきます。


◇展示構成
 ・白山の自然(白山の動植物、化石 ほか)
 ・白山十景(描かれた白山…越前国名蹟考、観光鳥瞰図 ほか)
 ・白山開山の伝説(泰澄ものがたり ほか)
 ・平泉寺と禅定道(平泉寺白山神社宝物絵馬、平泉寺旧境内発掘資料 ほか)
 ・白山信仰の広がり(朝鮮半島の白山信仰、九州の白山信仰 ほか)


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まあ^^;;; 大人向けの難しい話を聞いてもたぶんにわからんやろで、子ども向けにわかりやすい展示物にて今日のところは勉強させてもらうことにして、展示ひろばへと階段をかけのぼる(笑)。

まずは、美しい白山四季の紹介です。そうですね~これほどまでに美しい自然に満ち神秘に溢れている山ですもの、それはもう、神仏が宿っているといわれたら信じ込んでしまいますわ^^私も^^;;;(そういえば去年、この白山(御前峰)にお父さん登ってきたんだよねぇ、凄~いわ!)

 

~ 展示パネル「 泰澄ものがたり 」より~

『 14歳のとき、夢の中に僧があらわれて「僧になって、世の中のために働きなさい。」と泰澄に告げました。それから越知山で修行を重ね、不思議な力を身につけました。そして越知山から白山をながめ、神に会いたいと思うようになりました。

36歳の時、夢の中に女神があらわれて「白山に来なさい。」と告げました。白山にふもとに行ってみると、女神が現れて「泉に来なさい。」と言いました。そこで泉に向かうと再び女神が現れて「私はイザナミです。本当の姿は頂上にあります。そこに行きなさい。」と言いました。

 白山の頂上(御前峰)に着くと、池(翠ヶ池)の中から九頭龍王があらわれました。泰澄は「これはあなたの仮の姿です。真の姿ではありません。」と何度も言いました。すると、九頭龍王が本当の姿を現したのです。

  ついに、輝く十一面観音の姿があらわれました。その美しさは、目に眩しいほどでした。泰澄は涙を流して「世の中の人々を救ってください。」と伝えました。その後、となりの峰(別山)で聖観音の仮の姿・小白山別山大行事に、またもう一つの峰(大汝峰)で阿弥陀の仮の姿・大己貴(オオクニヌシ)に出会う事ができました。 』

 

白山は、富山、石川、福井、岐阜の4県にまたがる両白山地の中央に位置し、その最高峰である。最高峰の御前峰(標高2,702m)・剣ヶ峰 (2,677m) ・大汝峰 (2,684m) の「白山三峰」を中心として、周辺の山峰の総称である。また、別山・三ノ峰を加えて「白山五峰」という。「白山連峰」と呼ばれることもある。  (Wikipediaより)


大汝峰の山の神 → オオクニヌシノミコト → (本来の姿は) 阿弥陀如来。
御前峰の山の神 →(九頭龍王)イザナミノミコト → (本来は) 十一面観音菩薩。
別山の神 → 小白山別山大行事 → (本来は) 聖観音菩薩。

 「本地垂迹説」という考え方が採られているため、神と仏、それぞれの姿を持っているのだそうです。

展示ひろばには、親子連れの方達が何組も見学に来ていて、今回の展示をわかりやすいようにクイズ形式としたワークシートを片手に持った子供たちが、へぇ~^^; そうなんだと頷きながら眺めてる私のまわりをはしゃぎながら回答探しに奮闘していました。そんな様子に改めて子供達は凄いなぁ~と思いながら感服!(笑)。興味がある無いに関わらず、何でも吸収してしまうその感性が素晴らしい^^、オバちゃんらも頑張らんなアカンわなぁ^^;;;と。。。


この歴史文化館の館内は、子供だけでなく大人だけでも十分楽しめる展示物がいっぱいあるように思います。ざっと見流してきただけでも私なんか知らないことばかりでした~(汗)。こんなにも凄い偉人たちが我が県に居たんだと思うとビックリ@@vです。またの機会に、ゆっくりと時間をもって訪れてみたい所です。

 あっ^^ そうそう、こっちの方まで雨は落ちてこなかったようで洗濯物は無事でしたよ。良かったわ~♪ これも神さんのおかげやわ~^^v


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