。。ぽぽしゃんの夢見るDonko列車。。

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御夢想灸(ごむそうきゅう)

2010年03月02日 | 待 合 室

ようやく3月です! 待ち焦がれている春は、そこまでもう来てるんですよね~^^ のべ~っとできる、あの優しくて暖ったかい春のだんだんひだまりに早く包まれたいものです~♪ 残念ながら今日はまだ、どんよりとした空もようだったのですが、朝早くから母といっしょに鯖江の「すりばちやいと」にお参りに行くことにしました。

「すりばちやいと」は、約1000年以上も前から伝わっている無病息災を願う加持秘法の仏事で、ここ福井の鯖江市長泉寺町にある霊地山中道院(越の国観音第二十六番札所)で毎年2月20日と3月2日に行われています。頭痛など諸病に効果があるといわれているそうで県内外から大勢の方がお参りに来られるそうです。頭がよくなる御利益もあるのでしょうか、受験生を持つ家族の方がお写真を持ってお参りされる姿もよく見受けられるようです。平安時代に比叡山延暦寺の座主・元三大師(良源)が布教に訪れた際に、人々の頭に護摩炉をかぶせてきゅうを据えて流行病を治めた故事から由来していて、頭にかぶる護摩炉がすりばちに似ていることから「すりばちやいと」と呼ばれているようですね。

かれこれ25、6年近くもむかしむかし^^;母に連れていかれて「すりばちやいと」を初体験しました。その頃の母は変頭痛に悩まされていたようで「すりばちやいと」の御利益をどうやら知人から聞きつけてきたようです。私は結婚して長女がお腹にできた頃だったんですね、男か女なのかまだ分からなかったものの、女の子を産むんだとひとりして勝手に決め付けていて、可愛い元気な女の子が無事に授かりますようにとすりばちの中でお願いをしていた事が思いだされます(笑)。そんな強引さゆえか、めでたく願いは叶って女の子が生まれましたけど~^^v  そして翌年か翌々年かに、お礼参りを兼ねて家族揃ってお参りに出掛けたそんな思い出があるのですが、それっきりですっかり御無沙汰をしていたのでした。

先日の新聞で、今年の「すりばちやいと」の記事が目にとまるやいなや、やっとそんな昔のことを思い出したわけなんですね。毎日ざわざわ鳴ってる母の頭痛感を思うと次回の3月2日に母を連れて行ってこうとその時に思い立ったのでした。そんなふうに今朝方ふと思いたったかのようにお参りに行ってきたような感じではありましたが、家族みんなでお礼参りにでかけた当時よりも、やっと今日、母を連れてお参りに行くことができたこの日こそが、あの日に対しての本当のお礼参りになったのではないかという思いいっぱいで帰宅してきたのでした。

すりばちやいとは、別名「 御夢想灸 (ごむそうきゅう) 」とも呼ばれているんだそうです。
御夢想ってのは^^、夢の中で受ける神仏からのお告げなんですってぇ~^^ なんか縁起いい響きですよね~♪


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