先月体調を崩した88歳の父が調子悪いです。
まだ完治してないのもあるし、体力がなくなったせいとか薬のせい(たぶん)で、起きてもすぐに寝てしまいます。
「気力がない」っていう状態です。
自分でもどうしようもないんでしょうけど、体がそんな状態ですから「気」のほうもおかしいのでしょう。
はっきり言って、軽い「鬱(うつ)」状態じゃないかと思うくらいです。
「もう歳なんだから・・」と誰もが思うかもしれませんが、歳をとって病気になって気力が落ちた時と「鬱(うつ)」状態とは同じではないかと思っています。
そこを理解してあげないと、「がんばらなきゃ」とか「ちゃんとしないとダメでしょ」とか、っていう言葉は、本人の気分を余計沈ませ、余計気力をすくなくさせるように思います。
少しできた事をほめ、一歩一歩を見守ってやるしかないですね。
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ずっと前、新築の完成見学会をやった時、ちょっと痴呆ぎみだった元大工さんが来てくれました。
その家は床に杉板を使った家だったのですが、その人、普段はほとんど話ししない状態だった人なのですが、その家に来てしばらくすると、床の事を、「これ、杉だよね。杉はいいね~」と言ってくれたんです。
その時、その人に少し『力』を感じました。
その後、杉の事をいろいろ知り、いろんな効果がある事を知りました。
それで、父にも杉の匂いをかがせたら、すこし気力が戻ってくるんじゃないかと思ったんです。
持っている杉板を、カンナで・・ もう10年以上も使ってないようなものですが、それを使ってカンナくずを作り、それで匂いを出そうと思い、板を削ってみました。それが、写真です。
ですが、まあ、ひどい事(汗
やっぱりちゃんと刃を研がないとダメですね。
いくら素人がやったとはいえ、板がボロボロになってしまいました。
とりあえず、二袋分のカンナ屑を作ったので終了。
その板とともに父の部屋において起きます。
杉の匂いの効果はあるのか?
実験してみます。