私の父の実家は以前ゴエモン風呂でした。ふろに入る時は板に乗っかって沈みました。
小学生の小さいころの思いでです。
妻の実家は、今も薪で沸かしています。
木で沸かしたお湯は、とてもやわらかいんですね。これは経験したことがないとわかりません。
ガスで一気に沸かしたのとは本当に違うんです。風呂上がりの感じも、さらっとしています。
木で沸かす場合、その量にかげんがいります(あんまりわからないですが・・)。
多すぎると熱くなり過ぎるし、少ないとなかなか沸かないし・・・。
火を使うことにも経験がいるんですね。
薪で料理をすることもほとんどの家ではありませんが、やはりその味も違いますよね。
木で火を起し、それを料理や風呂に使うということ...今となっては簡単なことではありませんが、そんな生活っていいですね。
今は電化住宅がもてはやされ、火そのものがなくなっていく方向にあります。
ほとんどの家庭は電気炊飯器を使いますね。でも、ガス炊飯器を使う人はそれが美味しいといいます。
思うに、火という根源的なものから遠ざかるにつれ、なんだか人間の感覚もひとつ乏しくなっていくよう
な気がするんです。
安全性や便利さの追求とともに、無くしていく感覚、、、、そして感覚を経験しないと、今度は思考ができなくなる・・・・そう思います。
子供達のいろいろなこと・・・そんなことが原因の一つだと思います。
ろうそくやキャンドルを灯してみたり、炭を使ってみたり、たき火をしてみたり・・・
身近でできる火・・・・楽しんでみてください。
でも、バーベキューなどで火を起す経験をされている方も多いと思いますが、火を起すこと自体が結構むずかしいですよね。