LWH004 夫婦の家 (平屋)
天井のボード張りも終わり、大工工事はもうすぐ終わります。
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今日の現場打合せには施主ご夫婦も来られました。
1週間前の状態 も見ていらっゃるので天井が張られて様子が変わった事を理解されています。
「家が広く感じる!」と言われました。
1週間前の状態 では天井の内部がまる見えで、目は上も下も見ています。
視覚的には散漫になっています。感覚的には天井裏までの空間のボリュームを感じています。
奥行よりも「ふわっ」とした全体を感じているのです。
天井が張られた事で、視覚、感覚で感じる要素が減り、目はまっすぐを見て、上の広がりではなく奥行方向を感じています。「スッー」とした距離の感覚です。
奥行を感じる事は「広さ」を感じる事になるため「なんとなく広く感じる」事になります。
この家は、一般的な家の天井高さよりちょっと天井を低くしています。奥行方向の感覚が少し強調されます。
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それとは別に、この家は行き止まりがありません。いや、正確に言うと一番奥のクローゼットは行き止まりになりますが、洗面脱衣もキッチンに続くパントリーも入口が2カ所あり「グルグル回れる」家になっています。
移動ルートがいくつもあり、移動できる距離は無限大。そんな事も無意識に理解していますから、この家は予想以上に広く感じるかもしれません。
壁が仕上がれば、さらにその感覚が大きくなります。
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設計:志田建築設計事務所
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LWH004について
LWH004は、物にとらわれないシンプルな暮らしをされている40代ご夫婦の家です。
「平屋がいい」とのご希望で様々な検討をし、59m2(18坪)の小さな家になりました。
予算の関係で、設計段階で考えたいろいろな事を止めたり変更したりしたけれど、プランを絶対に変えなかったご夫婦。この家自体がご夫婦そのものと言ってもいいかもしれない。
2020年初夏完成予定。
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LWHとは
ライトウエイトハウスといい、当事務所が提案する50m2(15坪)の小さな企画住宅。
最大、家族4人が暮らせる事を考えたもの。
物を軽量化し、本当に好きな物と大切な人と暮らしを楽しむための家。
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ひとりでモヤモヤせずに一緒に家の事考えてみませんか!
参加されたみなさんに好評をいただいています。
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「考える」という事をテーマに家づくりの事を発信するメールマガジンを書いています。
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