三鷹市 牟礼団地

家づくりの事でお話をお聞きしに行った帰り、すぐそばにある、牟礼（むれ）団地　を見に行った。　というより・・・　それを見たいがために、その方のところに伺ったと言ってもいいのかも。。（Uさん、すみません）


[手描きの案内板]


昭和３１年に入居が開始されたという　全２４棟からなる団地は、現在建替えが進行し、現存は１～６号棟。築50年を超える。
団地のシンボルであった　給水塔　や　スターハウス　は　もうない。（非常に残念）



団地マニアでもないし、研究者でもないけれど、、古い団地が好きだ。

昭和３０年代に始まる、公団団地。時代は、まさに高度経済成長期。公団の技術者達が、早く・大量に・良質な住宅を作ろうとした熱意、当時の最先端のモダンな住宅に住む人々の喜び・明日への希望と夢・・・・古び、人がいなくなった今でも、そこに立つと、それらの熱気が感じられるような気がする。


[このドアの向こうには、その「時代」が詰っている・・？]


[出勤・買い物・子供達・・・暮らしの全てが希望に満ちていた]


[子供の頃、近所の団地で　見上げた　記憶が蘇る]

いや・・・　もしかしたら・・・
人がいないからこそ、染みついた　”その熱気”　が解き放たれるのかもしれない。
（現実には、まだそこに幾らかの住人の暮らしが続いているのだけど・・）



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