キッチンメーカーのショールームに行きました。
借りていたサンプルの返却と、、ついでに、ちょいと見積出してもらおうかな~と思って。。
相手してくれた・・・・いや、、対応してくれたのは、「ただいま研修中」の女性。
大枠は考えていたので、「これでよろしく」と言って、ササっと帰るつもりだったんだけど、その研修嬢が、、、たぶん、対応マニュアルをまとめたと思われるノートを見ながら、「では現物をみながら・・」と、一般のお客と同じように対応してくれた(?)・・・名刺渡したんだけど、ピンと来なかったんだね~・・・ので、「まっいいか。体験してみよ。」と思い、研修嬢についていき、あれこれ説明を聞いてみました。ベテランのように、パッパと自社製品のあれこれが出てこないのだけど、まあ、一生懸命な姿勢に、なんとなく新鮮さを感じたのです。
仕事に、夢いっぱいなんだろうな~。。
なんておっさんみたいですが、、、私も夢いっぱいです。
私を選んでくれた施主の人達みんなの夢を形にし、笑顔いっぱいになってもらう !^^
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で、本題。
IHクッキングヒーター か ガスコンロ か。。
・・・
器具として、、、IH は カッコいいです。
今回使うキッチンメーカーでは、日立 と パナソニック を採用しているようですが、パナ のは、トップはブラックで、電源ONで、赤い文字 と 赤い輪(コンロにあたるぶぶん) が浮かび上がります。火力(?)調整は、タッチパネル的な記号を操作し、強弱調整 と 料理モード を選択 して OK 文字 をタッチ。
これ・・・個人的には、どうなんだろう? という感じがします。コピー機の操作と重なったんですが、、「そうゆう手順」を踏む事はもっともだ、とはわかるんです。相手は機械だから。。
コンビニのコピー機の前で、年配の人が操作がよくわからないでいる姿が浮かんでしまいます。確かに、料理の「モード」を設定してあげれば、「ほどよく出来上る」のでしょう。
ただ・・・直観的・・・感覚的 ではないな~ と思います。 慣れではあるんでしょうけどね。。
「 年寄りがいるから IH 」 という選択基準があります。もちろん、ガスではないから 「裸火」が無い分、安心 ではあると は 思います。。それはそれとして、、「操作感」 ・・・これは、事前にショールームなどで確認しておいたほうがよさそうです。
私の母は、機械もんは、使えません。・・というより、「理解しよう」という気が起きないようです。
また、、電源ON 中、「高温注意」 の文字が浮かび上がります。IH のトップは、熱くはなるにしても、それほどではなく、、でも、「鍋が高温になっているので注意が必要」 と研修嬢の説明。(今回、これが一番勉強になった^^)・・・考えてみれば、その通りだ。鍋ごと加熱されるのは、電気でもガスでもいっしょなのだから。。
「 子供がいるから IH 」 という選択基準もありますが、、「鍋やフライパン自体は危険だ」という意識は、変わらずに持っていないと、、危険です。
「 IH だから安全 」 ではない事は、意識しないといけませんね。
じゃあ、ガスはどうなの・・・・
安全性 という事でいえば、、「裸火」 を使う以上 燃え移る という事は考えられます。が、、火をみて強弱 という 直観的・感覚的 な部分では、ガスが有利であり、見えるからこそ、つまり 意識するからこそ、逆に安全ではないか、、という考えもできます。人間の五感はとても優秀です。
ガスコンロも日々進化しているわけで、形状もシンプルに、、掃除しやすく、、となっています。操作部が電子式になっているのもあり、個人的には、「それはどうなの?」と思うのですが、機器としてのデザインは、IH も ガス も似たような感じになってきていると思います。・・・高い器具ほどですが。。
で、どっちがいいか・・・
という事は言えません。掃除のしやすさとか、フライパンを振りたいとか、、いろいろ選択基準があると思います。IH も様々な改良やセンサーを屈指して、使い勝手を ガス に近づけてきているようです。また IH の場合、、これは明確な答えが出ていませんが、強力な電磁波を発生する装置でもありあますので、、そのへんをどう考えるか・・・。
この、電気 か ガス かの判断って、「家」全般の考え方に通じる事であると思います。いい悪いではなく、、どのような暮らしを求めるかに。。
いづれにしても IH を初めて採用される場合には、一度どこかのショールームに行き、体験し、他人の言葉に惑わされず、ご家族で判断されるといいと思います。