愚痴とかさぶた

私自身の事で、長年積み重なったもので
恥ずかしい話なのですが
この年末・・　かつ、こじつけ論理の冬至終了から始まる新年のうちに
吐き出してしまおうと思います。
いい話ではないので、タイトルで嫌な感じを持った方は、
ここで終わってください。
　
＊＊
　
私は、大学を終了して　建築設計事務所に入りました。
当初は、右も左もわかりませんし、見る物全てが新鮮で
設計事務所にありがちの、終電間際まで事務所で何かやっている事も
特別苦ではなく、「やってる！」感さえ感じ、
生き生きしていたと思います。

２年ほどは、夢中でした。
でも、だんだんと、何か自分の中のものとズレを感じるようになりました。
それとともに、仕事の愚痴を言う事が増えていきました。
振り返って・・・最悪でしたね。
状況というより、私自身が。。

その事務所をいざ辞めて転職するも
まだ最悪が続いてしまいました。
その会社が、社員それぞれバラバラで、誰かの悪口ばかり。
それに私も染まってしまいました。
結局、勤めていた約１０年・・・
愚痴と悪口ばかりの、、、人として最悪でした。

今考えれば、よくそれだけマイナスのエネルギーを発していられたと思います。
しかし、それは、簡単に区切る事はできませんでした。

愚痴や悪口は・・・
ケガして出た血が固まりかさぶたになるように、
無意識に自分自身をきずつけ
見えない血を流し、心にかさぶたを作っていたんです。
本当のかさぶたのように傷口を保護するものではなく、
心にこびりつき、固まり積み重なっていたんです。

それに気がついたのは何年も後の事ですが、
自分が理解している以上にそれは重かった。。

その　心のかさぶた　を取り除くには、
人や物事に感謝する事ができないとダメなようです。
自分ひとりでなんでもできるなんて思う愚かさに気づかなければ
話になりません。

おかげさま

それを理解できて、やっと少しずつ取り除けるようになるようです。
「　人に感謝する　」　という事が大切だとよく言われるますが
本当に、　感謝の気持ち　って大切です。
私も　「　ありがたい　」　という事を　心の中から気づいて
やっと、かさぶたのカケラを取れるようになりました。

愚痴や悪口の代償は本当に大きいです。
身に浸みて、私はそう思います。

もし今、仕事や　まわりの人や　自分の状況に　愚痴や悪口を言ってる人がいたら
すぐに止めましょう。　といっても簡単にできないかもしれません。
そうゆうのって、きっとタバコみたいなもので、かなり中毒性があって
実は、「　言う事で快楽を得る行為　」　なんだと思います。

言ってる自分に気がついたら言うのを止めましょう。
全ての出来事は、コインと同じで表裏の２面があります。
見方を変えるしかありません。
それがダメなら、その場を立ち去る事です。

まあ、こんな話はもっと専門家のいい話がありますので
興味ある人は探してみてください。

人間だから・・・
腹立ち、愚痴を言う事もあるでしょう。それはそれでしょうがない。
でも次はしないよう努力するしかありません。
嫌な事、嫌な人でもつきあわなければいけないとすれば、
自分にとって何か　いい事　になるよう
自分で　意味付け　を変えるように
してみるしかありません。

　「　いつもいい事を考える　」　とか　「　いつもいい事を言う　」
という事に通じるのですが、
逆に言うと、悪い事を考えたり悪い言葉を発するのは
自分自身に返ってきて、結果として自分を傷つける事になってしまいます。

止めましょう。
自分を傷つける事。

＊＊

という話でした。
ここまで読んでいただいた方、、すみませんでした。
きっとこんな事、
ほとんどの人は、ずっと早くから気づいているんでしょうね。。


◆今日も読んでいただきましてありがとうございました。

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