やってみるべき！

設計という仕事をしていて、

「自分にもっと力があったらな。。」

と、力のなさを悔やんだ事が２回あります。
いや・・　正確に言えば、もっとあります。
建築は２つと同じ事はありませんから
毎回何かしら新しい事があります。
そのたびに自分の至らない部分に出会うのです。

最初に言った「２回」は、特に大きいです。

＊＊

ひとつは、「親の家を何か有効に使いたい」というご相談の時。
亡くなった親の家が数年手つかずだったので、
賃貸にリフォームするなど、何か手立てはあるか、、という内容。
その時に、提案した内容にはとても喜んでいただいたのですが
それから先が進みませんでした。

その時に、不動産の知識や経験があれば
もっと具体的で、もっと違った提案ができたんじゃないか
と思ったのです。
でも、資格をとるわけでもなく、不動産に知識を身につけようとしたわけでもなく
うやむやになってしまいました。
「まあ、別に不動産屋になるわけでもないし・・・」という考えでした。

＊＊

もうひとつは、あるご夫婦の家です。
その場合は、
もっといろいろな事をひきだす力があったなら
もしかしたら違う選択を強く勧められたかもしれないという事。

設計者は、もともと「ひきだす」事がとても重要な事で、
カウンセラーやコンサルタントのような事をやっていると
思っています。なので、反省はするも、それに対して
「強化する」ための何か具体的な行動をしませんでした。

どちらのケースも、
自分に「そうゆう力」があればよりよい解決策を提案できた
はず・・です。

＊＊

人は、どうしても現状に満足してしまいます。
そしてそれを正当化します。全力で。。

それが・・・　ものすごくもったいないですね。

私の場合には、資格を取る事や経験値を高める事など
やりませんでした。

思うだけで何もしないなら、「思った事」の意味すらありません。
それもまた、悲しいですね。

思ったなら・・・　やるべきです。
他人の言葉に、ひきづけられないように
そして
自分の心の状態を下げないように
やってみましょう！
いい結果がでるのかどうか考える必要はなく
まず、やってみるべき　・・・ですね。

と自分に言いきかせます。

＊＊

という事で、まず　「　やってみる事　」　を、提案しました。
今回の話は自分ひとりの手で完成する事は難しく・・・
手伝ってもらえるかという相談もしています。

うまく行かせたいです。。

いや、、うまくいきますとも！




きょうもいい日です。


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