Salyu / Cure The World
この唄は J-WAVE 内の番組 「Jam The World」 のエンディングに使われていました。
番組のエンディングに ナビゲーターの話しと曲のイントロが被るところが、秀逸な組み合わせでした。
番組の終わりであるけれど、「そこから何かが始まる」という軽い高揚感を感じていました。
ナビゲーターのひとりだった竹田圭吾という人のぼくとつして真面目な語り口とエンディングのこの曲の交わりが、何か「血」を感じるような低音のような力強さに、なんとなく 「がんばろう」 というような気持ちが湧いたものです。
ふっくらとした印象だった氏の、亡くなる直前の痩せた姿が衝撃でした。
どんな姿であろうとジャーナリストとして前に進み終わると決めていたのでしょうね。
人には終わりがあります。
生れた時から 終わり が始まっています。
立ち止まろうが、うずくまろうが、背を向けようが
止める事はできない。
進まなければいけない人生。
それを変える事はできません。
だけど、どう終わるかは
自分が決める事ができる。
今日という日が始まり、そして 終わる。
始まりと終わりの連続が人生であるならば、
自分が決める「終わり」の連続が人生だとも言えるかもしれません。
今日・・・
どんな終わりを作りますか