[ 葉山の、ある川ぞいの街並 ]
昨日は、葉山に打合せに行きました。
仕事で行くのですが、、、なんとなくほっとできて、気持ちがおだやかになれるような気がします。
山もあるし海もあるし、どちらのいいところも得られる場所だからでしょうか?
打合せが終わればぶらぶらしたりするというのもあるのですが、何度来ても「いいな~」と思います。
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鎌倉にしても、葉山 や 逗子 にしても、平地の部分が少なく、山裾のいくらか平らな部分に集落ができて発展してきました。
歴史があるという理由だけでなく、そうゆう地理的な条件が、大規模な宅地開発される事が少なく、落ち着いた街の姿が今も続いているのだと思います。
道が細かったり、平らな土地ではなかったり、
階段上っていかなければいけなかったり、
と・・
工事をする事にとってはとってもバリアーだらけ。
それがよかったのかどうかはわかりません。
電車やバスに乗って、古い家の残る街並をみていて
「 どうして、こうおだやかな感じや 親しめる感じがするんだろう?」
と考えていました。
古い家だから?
古い家が多くある街並だから?
山が近く、緑の豊さを感じるから?
それも確かにあります。
きのう、はっきり理解した事があります。
それは
家の高さが低い
という事。
もしくは、「 低く感じる 」 という事。
たったそれだけで
家と人の関係が近くなるのんです。
[葉山は、こんな路地がたくさんあります。こうゆう路地がある事も、街を親しく感じる理由です。]
現在のハウスメーカーの規格では、
階の高さはかなり高いです。
室内では天井が高くていいのかもしれません。
でも、外から見た時、
異常に1階の高さが高く、威圧的だったり、間延びしていたり
街に対してよい雰囲気を作る事はありません。
そのハウスメーカーの規格や仕様を
多くの中小建築業者がまねし、作っていきますから
街中には、そうゆう家がどんどん増えていき
親しみある街ではなくなっていきます。
建物を考える時には
家が建つ土地の状況、背景にある街との関係を
考えないといけません。
個人のものだから好きなもの作っていい
というものではないのです。
なぜなら
だれでも、「 この街いいね 」と思う事があると思います。
その街とは、1軒1軒の家が作っています。
個人の家であっても、それを忘れてはいけないのです。
メーカー等の規格住宅は、あくまで
『 単品の商品 』 です。
街や人との関係性を考えるという視点は、ありません。
いや、考えようがないのです。
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写真は、葉山の街です。
古い家も多いのですが、結構新しい家もあります。
新しい家は やはり 家の高さが高い です。
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