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リフォームの盲点

今朝の新聞に、悪徳リフォーム業者にくいものにされた高齢の姉妹宅の記事。。
激怒!!
だいたい狙われるのが高齢の方の家。。
業者は入れ代わり立ち代わり、「どこそこが悪い。このままほっておくと危険」などと言って必要もない、しかも手抜きの工事をし、金額をふっかけ請求する。。儲けるためには良心のかけらもない悪徳業者。
(こんなのほんのわずかなモノです。ほとんどの業者さんは、お客さんのために一生懸命にやっています。
・・そう思いたい。。

普通の人にとって、家がどうなっているかなんてわからないです。だから「業者」を名乗る人間をみんな、専門科のように思ってしまいます。
それが大きな盲点です。しかも、高齢の方に心配をあおれば、工事を頼んでしまう確率が高いのでしょう。悪い事に、一度そんな業者に頼むと、同類にその情報が流れていくそうです。
悪意があるないに関わらず、大なり小なり、リフォームして後悔やイヤな思いをされる方は多いのだろうと推測されます。
というのは、リフォームというのは、極端にいえば、誰でもできてしまいます。不動産屋がリフォームを請負なんて当り前だし、大工以外の業種の人だって、仕事は請負えます。請負った人が、つき合いのある人達に必要な仕事を頼めばいいだけですから。。
畳からフローリングに変えるとか、クロスを張り替えるとか、置いてあるだけの設備器機を取り替えるなどの程度なら、問題ないと思います。ただ・・・・
それをきっかけにあれやこれや言いだされたら、ちょっと考えてください。
至急やる必要があるのか?業者が言っているものを使うことが本当にいいのか?。。
信頼できる業者さんなら、きちんと説明してくれるでしょうし、「まだいい」と言われれば、必要以上には言わないはずです。
もし心配なら、別のリフォーム会社に相談してみましょう。。2~3の業者に相見積りを頼んでみましょう。
その工事の必要性や妥当な金額がつかめるはずです。
でも、安いだけで業者を決めてはいけません。
その担当者が工事の監理をしてくれるのか、対応が早かったか、、そんな事も含めて判断してください。

昔みたいに近所の大工さんが面倒みてくれるならよかったのですが、そんな時代はとうに過ぎてしまいました。
少しおおがかりの工事になる場合、設計事務所に頼んでみてください。設計事務所が直接工事をするわけではないので、工事の内容や金額について中立です。しかも依頼者の代理として対応するのです。

ある業者がフロと台所とリビングのリフォームを請負った時の事を思い出しました。
工事自体はつき合いのある職人に頼んでできたのですが、専門外の事はわからないわけで、お客さんの要望をきちんと理解できていなく、それなりの面積でインテリアも変える工事なのに図面も作らず、口答だけで工事をしてしまいました。
結果、お客さんのイメージしたものと違って、打ち合わせの時の事を、言った言わない、という事にまでなってしまいました。お客さんは、残金を払わない、ということになり・・・
その後の事はわかりません。。

リフォームって、簡単な事のようですが、生活スタイルや好みも多様化した今、図面や絵などでの確認は必要です。その辺のことが理解でき、打ち合わせできるリフォーム会社や設計事務所に、まず話しをされることをお勧めします。多少金額があがるかもしれないけれど、現状を改善したいという思いで始まるリフォームなのですから、最後は「やってよかった」と思えるためには、決して高くない金額だと思います。
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リ-フォームも家を建て替える事も、その思いは変わらないですよね。。
そんな思いのある家を、もし可能なら、リノベーションしてよみがえらせてみませんか!


リノベーションについては、こちら

リフォーム真剣に考えます + 志田建築設計事務所

コメント一覧

uk
その担当者が工事の監理をしてくれるのか、対応が...
http://blog.goo.ne.jp/gambaro-kobe/
営業のときの基本ですね。
前上司に、「迅速で丁寧な対応!」とよく
云われていました。
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