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頭の良くなる家?-2

長崎の事件は、設計をするという立場でみたときも、考えさせられることです。
ハウスメーカーのCMにでてくるような、絵に書いたようなファミリーそしてマイホーム・・そんなものと現実が、いや現実にひそんでいるものとがいかに違うことか・・・
高度成長期に、人々が求めたものは、そのファミリーでありマイホームです。ものすごい勢いで時代が変わってしまったのに、いまだにその幻想を見せられています。そもそも、見せられていたものは、ある理想型でしかなく、そう、単なるカタチでしかなく、個々のその中身の生活など問題ではなかったのです。映画を見るように、その世界にあこがれる、でも現実はもっと生々しく、とても夢のようなカタチでは対応できなかったのです。

子供部屋で勉強するのではなく、リビングで勉強する。
「ひとりではさみしいから」
「だれかがいるから安心する」
なら、何のための個室なんでしょう?

日本のような住宅事情の国は、アジアではそう多くはありません。
一つ屋根の大きな部屋・・のような家に3世代4世代といっしょに住んでいます。
とても家族を大切にしていて、でも彼らは個としてもしっかり自立しています。
今の日本にそれを求めることはできないけれど、そういう感覚とか自然感は、いまだに根底にあるものだと思います。
いや、思いたいのか・・・

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コメント一覧

しだ
Tritonさん、こんにちは
http://studio-room.no-blog.jp/homeroom/
>そうなると もう住むためのなんたるかが。。。
>見えてこなくなってしまうような気がする
あるとおもいますよ。家を建てるかたは、お金のこともきになるし、いろいろしたいこともあるし、でもやっぱりお金が心配で、、、まとまらなくなっちゃう。
だから、客観的に見れるものが必要なんですね。
あっ、手前味噌ですね(笑)

>
だからもっと子供といろいろな話をしないといけないと思います。
しかし、思春期になると子供はもろに感情をむき出しになる

自分のことを思い出すと、そうですね。確かに。
でも、なんて言われようと、話してください(笑)
元気な母さんなら、お子さんも必ず元気でいられると思います。
そのうち,だまっててもてつだってくれたりしますよ~
男の子は、母親には優しいです(かな?)

追伸
顔文字を使いこなせるというのも、ひとつの才能だと思います。まして、じぶんで作り出すなんていうのは、,,
そりゃぁーもう・・すごい!
ぼくには、ぜったいできません
Triton
はじめまして Tritonです^^
家って建てるときは、一大決心ですよね。
建てる時は、いろいろ勉強し
あ~しよう♪ こ~しよう♪ ((o(^∇^)o))わくわくしますよね。
でも、具体的になると予算が目の前にどかんと現れ、
あれを削り これを削り。。。 そしていつのまにか
どこにでもある家になっていたりします。
そうなると もう住むためのなんたるかが。。。
見えてこなくなってしまうような気がするのは、私だけでしょうか?

脱線しましたが。。。(;^_^A アセアセ・・・
ここで声を大にして言いたいのは、どんな広い家でも狭い家でも古い家でも、自分たちの子供は、自分たちが責任を持って育て、社会に送り出してあげる義務があるということです。
だからもっと子供といろいろな話をしないといけないと思います。
しかし、思春期になると子供はもろに感情をむき出しになるから。。。やり難い(苦笑)
煙たがられても今日もいろいろ話すぞ~~(*≧m≦*)ププッ
ちなみに わが息子たちは、高3、高1、中1です^^

これからも ┌|∵|┘ヨロシク┌|-.-|┐ペコッ

追伸
顔文字大量に使う3児の母ってへん?(;^_^A アセアセ・・・
しだ
こんばんは、konoさん。
http://studio-room.no-blog.jp/homeroom/
>何かが狭い・・・んー”何かが狭い”,
そう、狭いですね。子供である時空間が。
大人の時空間を子供に押込んでいる。
そんな気がします。
嫌なんですよね。子供を狙っているのが。
犯罪的にもそうですが、今、商売の対象としてすごく狙ってます。
うまく言えないけれど、そういうことも関係があるんだと思ってます。

>皆わかっているんだと思います。
>それを、口にしない。
そう!それもあるんですよね。
そして、正直でない。
一人一人が、正直に話して、真直ぐ見なければ・・

なんだか抽象的ですみません
しだ
みゆさん、いや、あえてみゆちゃんと言おう。
http://studio-room.no-blog.jp/homeroom/
んー、含蓄のある話だ。(まじめに言ってるからね)
そう、気配を感じあえるっていうのが、今、本当にひつようなんだと思います。
[一人で考える空間]・・・それがはたして個人の、完全な個室である必要があるのかどうか・・・
考えさせられます
kono
ほんとに痛ましい事件ですね。
http://kono.mo-blog.jp/kono/
何かが狭いのだと思います。足りないし。
田舎でも、そうです。何かがおかしい。
皆わかっているんだと思います。
それを、口にしない。
切ないな。今回のことは。
みゆ
「子どもを育てるとき、
http://komati.blog.ocn.ne.jp/
小さいときは、目も身体もはなさず、正面を向いて。
少し大きくなると、横向きで、まったく目を離すのでなくて、気に掛けてやらなくてはいけない。
思春期過ぎたら、後ろ向きで親の背中を見せて。」
と聞いたことがあります。

部屋が別でも、「今日は何かいやなことでもあったのかな」と、空気を察知できる関係が家族には必要だと思います。
こころの渦の中にいたときには、聞いても聞かれても話せないものです。しばらく時間が過ぎたときに、「あの時にはね~」って話せる、そのための空間と、一人で考える空間も必要なのかもしれないな~って思います。
しだ
子供がケイタイメールをしながらごはんを食べてる...
http://studio-room.no-blog.jp/homeroom/
どうしたらいいんでしょうね.
でも、みんなが、意識をもたなくては
みんなが、もう一度話しをして、相手の話を聞いて、、、手探りしながら、正直に・・
phase2
かつて日本の場合、公私の私は家単位であったはず...
http://esquina.blogzine.jp/viva/
かつて日本の場合、公私の私は家単位であったはず。家族の間にプライベートは存在しませんでした。西洋のプライベートは個人の責任に裏打ちされており、勝手気ままとは一線を画します。日本の家族は、各人に個室が与えられ、携帯が普及し、同じ家に住みながら、家族ではなくなってしまったような気がします。もう一度日本の文化を再確認した方が良さそうです。形だけ外国の真似をしてもだめでしょう。
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