これは、2世帯住宅として作られていた木造の家を大規模にリノベーションした事例です。
いわゆる ”2(D)K”という間取りが2つ重なった家で・・・
まるでアパートのようでした。
工事後の写真に、以前の間取りを書き込んでみました。
以前の家を、だいたい想像つくでしょうか?
手前が南、 奥が北 です。
部屋の中の明るさを想像するのは難しいかもしれませんが、
家の狭苦しい感じ、風がとおりにくそうな感じ、
は、わかってもらえると思います。
工事後の写真だけにしてみます。
どうですか?
写真見るだけでも、気持ちがすっきりしませんか?^^
今度は反対から見てみましょう。
工事前の間取りを書き込みました。
手前の『寝室』に隣接して『キッチン』があります。『キッチン』の向こうに『洗面・浴室』をはさんで、居間として使っていた『和室』があります。
『和室』は南に面しているので明るく温かく、、だから居間として使うのは当然だと思います。
でも、『キッチン』は、明るいイメージも温かいイメージも、ないですよね。
そして、居間と離れた『キッチン』は、なんと言っても使いにくそうです。
施主・奥様は、工事前の家には嫌な事がたくさんあったのですが、その一つが、キッチン。
流しの長さは1.8mのアパート仕様のものでした。そして、料理をしていても、洗い物をしていても、いつも一人ぼっち。
想像するだけで 嫌ですね。。
工事前の間取りをはずします。
細かい部屋をなくし、大きなワンルームのLDKになりました。
『洗面・浴室』は、正面の窓の左の壁の向こうに移動させ、『キッチン』は、寝室だった部屋の左にあったウォークインクローゼットの部分に移動しました。
どうでしょう!?
部屋には 薄暗いところも、寂しそうな場所も なくなりましたよね!
風が気持ち良くながれそうな感じ・・・しますよね^^
木造住宅でも、このように変える事ができます。
基本的に柱と梁の構造ですから、壁を無くしてしまえば、大きなワンルームにする事は簡単です。
でも・・・・
それを、適当にやってはダメです。
構造としての壁もあるので、考えもなく壁を無くすと、家が弱くなってしまいます。
工事したら、前より家が弱くなる・・・
あってはいけない事です。
この家は、新しいプランでの構造の検討をして、既存の部分にも補強をしています。
木造住宅のリノベーションで大切な事は・・・
1)その家の良さを見つけてあげる事。
(この家の場合では、南北に気持ちよく風が抜ける事)
2)その良さを生かすために、きちんと構造の検討をする事。
3)その良さと施主の希望をうまく重ね合わせる事
です。
今、木造住宅のリフォーム/リノベーションをお考えの方に、
「 こんな事考えてもいいんだ! 」
という事を理解してもらえたら
うれしいです。
この家の全部の写真はこちら ↓
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家のリフォームを考える時、「日常」のその家の中で考える事は難しいです。
「一体どんな事ができるの?」・・・・
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