LWH002 が建つ街は、、こんなところです。両脇には3階建ての建物。その二つの建物の隙間に、そっと小さな箱を置く・・・そんな感じです。出来上がっても、近所の人もあまり気が付かないように。。
**
この周辺は、ゆとりある古い住宅地なのですが、LWH002が建つところは、その街の端部・・しかも崖の縁の、、まさに都市の隙間です。
昔、同じように、街の隙間のように空いていた土地での住宅のプレゼンテーションをした事があります。その時の主題が Piece (ピース:破片/部品) という事でした。街をジグソーパズル に例えると、まるで パズルのピース が抜けたような部分がところどころにあります。
そこに建てるものは、、存在を主張するものではなく、、光もその建物の中を通りすぎるような、そんな家を考えました。 本棚の空いたところに本をスーッとしまうような、そんな感覚で、、、そ~っと、建物をはめ込もうと思ったのです。
残念ながら、その計画は実現しませんでしたが、、そのコンセプトは、自分でもかなり納得できるものでした。
LWH は、「はめ込む」という意識はないのですが、、「そっと置く」という意識はありますので Piece という意味では共通しているかもしれません。
あちこちの「隙間」に 小さな部品 をはめ込む事により、街が豊かになれたらいいな~と思うのです。
**
おまけ
キッチンのレンジフードを取り付けるための下地。
家の中にもあちこち隙間があり、それは、仕上がると見えなくなってしまう部分なのですが、このように、重要な役割をもっている部分がたくさん隠れているのです。現場の人達の手作りの証として。。
---------------------
HP : LWH002
*ただいま、サーバーの容量が一杯のため、更新できていません。