年度の最後にあたって、子ども達は修業証書となる和紙を自分ですいたり、修業文集のための文章を書いたりします。
修業文集は年に一度作られ、子ども達は、一年の成長を振り返ります。小学生にしては、結構長い文章を書きます。
留学センターに来る前の自分。昨年度の自分。そして、今年度の自分がどのように変わったか。どのようなことに気付いたか。どんなことを思ったのか。
初めて読ませてもらったときには、自分の内面をよく見つめているなと感心しました。
こういう自分のことを振り返る機会がもてるというのも、貴重なことだと思いました。
修業文集の冒頭には、留学センターの先生や寮母さん、学校の先生、教育委員会の方からのメッセージも載ります。
そして、各保護者もメッセージを寄せます。長さも内容も、さまざまです。
子ども達の写真やイラストも、たくさん載ります。修業文集用に、たくさんの写真を撮ります。
本郷山村留学センターには、「自分に厳しく、みんなで楽しく」という合言葉があります。
留学生はみな、この言葉を聞きながら、自分の胸に問いながら、一年を過ごしていると思います。
わが子もそうですが、わが子と共に過ごしてくれた留学生みんなの成長が、とてもまぶしく感じてしまう、そんな修業文集です。