こんばんは、アラサー読書兵です。
今読み終わってしんみり読後感に浸りながらブログを書いてるところです…
今回の作品は珍しく衝動的な理由で購入してない作品なんですよ。
僕は好きなものにも結構自分の中で順位をつける性分なんですが、ここ何年か不動の1位に君臨している僕の中の最高の作品が『四月は君の嘘』という漫画原作のアニメにもなっている作品なんですが(小説じゃないんかい笑)
その中にこの『いちご同盟』が登場するのでいつか読んでみたいとずっと思っていた僕の一番大好きな作品のルーツになった作品なんです!
なので!ごめんなさい!平等に評価したいのですが、自分ではわからないうちに忖度してしまうかもしれないので今回の評価は平等かどうか自信がないです!
作品紹介
『いちご同盟』
三田誠広 著
です!
1991年が初版なので僕が生まれる前の非常に古い作品ですが!『いちご同盟』という一見可愛らしいタイトルからはかけ離れたなんとも心に迫るものがありました!
作者の三田さんはどうやらデビュー作は芥川賞の作品なので純文学作家さんみたいです。
感想
中学3年生の男女を描いた作品なんですが先も言ったように『いちご同盟』という可愛らしいタイトルを鵜呑みにしているとその作品の濃密さに戸惑うと思います。
流石は一つの作品のルーツになっているだけあって僕はすごい深い作品だな〜と思わずにはいられませんでした!
わかりやすい説明とかがなくてもただなんとなく、その登場人物達の距離感とか心境とかを受け入れられる。
僕はすぐに人間関係時間とか理由とかを求めてしまうんですけど、この作品はそんな僕の考えのが如何にどうでもよく、くだらないものか教えてくれました!
この作品に出てくる3人の距離感が僕はとても好きです!
僕は読む前から半分ファンみたいなものなので色んなシーンでぞわっとさせられて、一人で興奮してました笑
この本は間違いなく再読すると思います!
評価点3.8
個人的的評価4.5
ただ、純文学✖️恋愛の作品なのできっちりとした答えを求めている人には合わないなかもです。
・籐(とう)・ラタン
1 竹でも木でもありません。 ... 籐(ラタン)は東南アジアを中心に熱帯雨林地域のジャングルに自生するヤシ科の植物で、日本名で「籐(とう)」と呼ばれる、200種以上ある植物の総称です。 ツル性植物で、節があり、とげを持った表皮に包まれています。
・ワンマン運転
1 車掌が乗務せず、運転士一人によるバスや旅客列車の運行方法である。 車掌の業務である運賃収受や発車時の安全確認などは運転士が兼務する。 ... ワンマン運行の路面電車をワンマンカー、バスをワンマンバスもしくはワンマンカー、列車をワンマン列車もしくはワンマンカーと呼ぶ。
・跨線橋(こせんきょう)
1 鉄道線路の上にまたがってかけた橋。
実は少しだけ泣いてしまいました笑
人によっては小説はミステリが一番面白いと言っている人も見かけますが、僕はどのジャンルにも同じ可能性があると思います!
期待以上の作品が読めて非常に有意義な時間でした!
やっぱり読書は最高です!
それでは!また!次回!