私はよく、教え上手だと言ってもらえます。
教員として教えることに関しては自信を持っていたいので、とても嬉しいです。
あなたの身の回りにも、教えることが上手な人と、そうでない人がいますよね。
その違いって、何でしょうか?
そして、あなた自身はどうですか?教えるの、上手ですか?
今日は、教える上で必要なスキルについて見ていきましょう!
スポーツを想定して書きますが、学習や仕事など、その他にも応用が利くのは間違いありません。
さて、いきなりですが、教える上で最も大切なことは、
「自分がどう教えたか」ではありません。
「相手がどう受け止めたか」です。
それを念頭に、以下のチェックに進んでみましょう!!
①相手のレベルを判断できる
②相手が問題意識を感じている箇所を察知できる
③相手の特徴によって教え方を変えられる
④最低限の情報量でシンプルに伝えられる
⑤伝える情報に理論的根拠がある
⑥課題に対して効果的な練習法を提示できる
⑦相手をその気にさせられる
⑧その人と同じ目線まで下がってこれる
⑨やって見せられる
さて、あなたはいくつ当てはまりましたか?
9つ全てに当てはまったら、あなたはスーパー教え上手ですね!!
さて、9つのポイントについて、以下細かく見ていきましょう。
①相手のレベルを判断できる
「あー、この人はこういうレベルだ。これはできるけど、あれはできてない」
この把握。当たり前のように思いますが、とても大切なことです。
その人のレベルを的確に把握して初めて、次に何をどのレベルまで上げるべきかを考えられます。
その把握が曖昧で、一足飛びの難しさを要求しないように。
できないとやる気をなくしてしまいますからね。
指導者がそのビジョンを明確に描けるかどうか。
②相手が問題意識を感じている箇所を察知できる
よくいるんですよね。聞いてないことまで教えようとする人。
問題意識の全くないことを教えても、相手は聞く耳を持ってくれません。
今のその相手が何を知りたがっているか、何を改善したがっているか。
その把握も極めて大事です。
課題意識に対しての解決策を提示すれば、その人のやる気を刺激できます。
③相手の特徴によって教え方を変えられる
相手が自分と同じプレースタイルとは限りません。
身体の使い方や競技に対する考え方は1人1人違います。
その考え方を修正してあげたり、時には生かしたり。
その人の特徴を生かした解決策を提示してあげる。
また、別のスポーツの経験があれば、そのスポーツとの共通点を提示してあげるのも効果的です。
もちろん相手の年齢や発達段階も考慮してくださいね。
④最低限の情報量でシンプルに伝えられる
情報過多は悪です。教えられる方は間違いなく混乱します。
仮にたくさんの情報の中に金言が含まれていても、間違いなく埋もれてしまいます。
シンプル・イズ・ベスト。
必要な情報を必要なだけ、相手の理解できる言葉で与えられるのが、良い指導ですよ。
⑤伝える情報に理論的根拠がある
自分の感覚に頼っていませんか?
「自分はこうやったらできたから、あなたもこうやりなさい」
そこに理論はありますか?「なんでですか?」って聞かれたら答えられますか?
名選手、名伯楽にあらず。
特に小さいころからその競技をやっている人にありがちです。
感覚でやっているから、理論がわからない。具体的な指導ができない。
1つ1つの指導に理論的な裏付けがあると、相手は納得できますよね。
⑥課題に対して効果的な練習法を提示できる
課題を把握したら、克服するための練習が必要です。
その人がその課題を解決するために、ちょうどよい練習をデザインできるでしょうか。
難しすぎる練習では効果がありません。
上手くいかない原因だけにフォーカスできる、その部分だけ切り取った練習が理想です。
それができたら次はちょっと応用して、できたらさらにちょっとレベルを上げて…
と、現段階から実践で使えそうなところまで、階段のようにステップを作ってあげられますか?
⑦相手をその気にさせられる
良ければ褒める。これが大事です。
自分から見たらまだまだでも、ちょっとでも改善が見られれば、その人にとってそれは進歩。
「お、ちょっとだけ良くなったぞ!」
この一言で相手はさらにやる気になります。
いきなり完璧なんて無理。改善を重ねて上達するのです。
あなたがそうだったようにね。
⑧その人のレベルまで下がってこれる
先ほど⑦でも言った通り、あなたにもそのレベルの時があったのです。
その時の気持ちになって指導できるかどうか。
相手の方がレベルが低かったとしても、あなたの方が偉いわけではありません。
その人と同じ目線で、その人の上達を一緒に喜べるかどうか。
「やった!できた!それだよ!!」と本気で思っていますか?
偉ぶる指導者に、人はついていきません。
⑧やって見せられる
これは究極。説明不要。
競技力が高い人は、それだけで聞く耳を持ってもらえますよね。
私は自分がやったことのない競技の顧問をすることが多く、やって見せられずに苦労してきました。
参考記事:専門外!ソフテニ顧問奮闘記!① 専門外!ソフテニ顧問奮闘記!②
そりゃあ誰だって、やっぱり上手い人の指導を聞きたいですもんね。
以上、9つのチェックポイントを挙げましたが、いかがでしたか?
どれも指導を受ける側の目線を大切にしています。
「どう教えたいか」ではないですよ。
相手の話し方や性格、表情などを観察して、「どう教えてもらいたいか」を察知しましょう。
くれぐれも指導者主体にならないように!!
教員として教えることに関しては自信を持っていたいので、とても嬉しいです。
あなたの身の回りにも、教えることが上手な人と、そうでない人がいますよね。
その違いって、何でしょうか?
そして、あなた自身はどうですか?教えるの、上手ですか?
今日は、教える上で必要なスキルについて見ていきましょう!
スポーツを想定して書きますが、学習や仕事など、その他にも応用が利くのは間違いありません。
さて、いきなりですが、教える上で最も大切なことは、
「自分がどう教えたか」ではありません。
「相手がどう受け止めたか」です。
それを念頭に、以下のチェックに進んでみましょう!!
①相手のレベルを判断できる
②相手が問題意識を感じている箇所を察知できる
③相手の特徴によって教え方を変えられる
④最低限の情報量でシンプルに伝えられる
⑤伝える情報に理論的根拠がある
⑥課題に対して効果的な練習法を提示できる
⑦相手をその気にさせられる
⑧その人と同じ目線まで下がってこれる
⑨やって見せられる
さて、あなたはいくつ当てはまりましたか?
9つ全てに当てはまったら、あなたはスーパー教え上手ですね!!
さて、9つのポイントについて、以下細かく見ていきましょう。
①相手のレベルを判断できる
「あー、この人はこういうレベルだ。これはできるけど、あれはできてない」
この把握。当たり前のように思いますが、とても大切なことです。
その人のレベルを的確に把握して初めて、次に何をどのレベルまで上げるべきかを考えられます。
その把握が曖昧で、一足飛びの難しさを要求しないように。
できないとやる気をなくしてしまいますからね。
指導者がそのビジョンを明確に描けるかどうか。
②相手が問題意識を感じている箇所を察知できる
よくいるんですよね。聞いてないことまで教えようとする人。
問題意識の全くないことを教えても、相手は聞く耳を持ってくれません。
今のその相手が何を知りたがっているか、何を改善したがっているか。
その把握も極めて大事です。
課題意識に対しての解決策を提示すれば、その人のやる気を刺激できます。
③相手の特徴によって教え方を変えられる
相手が自分と同じプレースタイルとは限りません。
身体の使い方や競技に対する考え方は1人1人違います。
その考え方を修正してあげたり、時には生かしたり。
その人の特徴を生かした解決策を提示してあげる。
また、別のスポーツの経験があれば、そのスポーツとの共通点を提示してあげるのも効果的です。
もちろん相手の年齢や発達段階も考慮してくださいね。
④最低限の情報量でシンプルに伝えられる
情報過多は悪です。教えられる方は間違いなく混乱します。
仮にたくさんの情報の中に金言が含まれていても、間違いなく埋もれてしまいます。
シンプル・イズ・ベスト。
必要な情報を必要なだけ、相手の理解できる言葉で与えられるのが、良い指導ですよ。
⑤伝える情報に理論的根拠がある
自分の感覚に頼っていませんか?
「自分はこうやったらできたから、あなたもこうやりなさい」
そこに理論はありますか?「なんでですか?」って聞かれたら答えられますか?
名選手、名伯楽にあらず。
特に小さいころからその競技をやっている人にありがちです。
感覚でやっているから、理論がわからない。具体的な指導ができない。
1つ1つの指導に理論的な裏付けがあると、相手は納得できますよね。
⑥課題に対して効果的な練習法を提示できる
課題を把握したら、克服するための練習が必要です。
その人がその課題を解決するために、ちょうどよい練習をデザインできるでしょうか。
難しすぎる練習では効果がありません。
上手くいかない原因だけにフォーカスできる、その部分だけ切り取った練習が理想です。
それができたら次はちょっと応用して、できたらさらにちょっとレベルを上げて…
と、現段階から実践で使えそうなところまで、階段のようにステップを作ってあげられますか?
⑦相手をその気にさせられる
良ければ褒める。これが大事です。
自分から見たらまだまだでも、ちょっとでも改善が見られれば、その人にとってそれは進歩。
「お、ちょっとだけ良くなったぞ!」
この一言で相手はさらにやる気になります。
いきなり完璧なんて無理。改善を重ねて上達するのです。
あなたがそうだったようにね。
⑧その人のレベルまで下がってこれる
先ほど⑦でも言った通り、あなたにもそのレベルの時があったのです。
その時の気持ちになって指導できるかどうか。
相手の方がレベルが低かったとしても、あなたの方が偉いわけではありません。
その人と同じ目線で、その人の上達を一緒に喜べるかどうか。
「やった!できた!それだよ!!」と本気で思っていますか?
偉ぶる指導者に、人はついていきません。
⑧やって見せられる
これは究極。説明不要。
競技力が高い人は、それだけで聞く耳を持ってもらえますよね。
私は自分がやったことのない競技の顧問をすることが多く、やって見せられずに苦労してきました。
参考記事:専門外!ソフテニ顧問奮闘記!① 専門外!ソフテニ顧問奮闘記!②
そりゃあ誰だって、やっぱり上手い人の指導を聞きたいですもんね。
以上、9つのチェックポイントを挙げましたが、いかがでしたか?
どれも指導を受ける側の目線を大切にしています。
「どう教えたいか」ではないですよ。
相手の話し方や性格、表情などを観察して、「どう教えてもらいたいか」を察知しましょう。
くれぐれも指導者主体にならないように!!
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