Brush US UP!!

教育をメインに、自分にも読者にも問いかけるブログ!
自分も生徒も共育!
社会の変革期、一緒に考えましょう!

私にできること。~リモート模擬面接、やってみました~

2020年06月07日 | 日記
土曜日の午後。ふとTwitterで。
「みんなハンコで押したように同じようなことばっか言う」
企業人事の方のつぶやき。


ほんと、そう。
大学入試の面接練習でも、みんな同じようなことばっかり言う。
違う違う、あなたという存在を、面接官の印象に残さなきゃいけないんだよ!
あなたなりの何か、スペシャルを出してよ!!って、いつも感じてる。
だって、「○○点以上はみんな合格」じゃないもん。
「○○人に1人」を選ぶ世界だもん。
以前の教え子たちにも、こういうこと、よく言ったなー。


あー、そういえば担任したクラスの教え子、大学4年だ。
今頃みんな就活してるんだよなー、苦戦してるって言ってたやつ、いたなー。
あいつらみんな、頑張ってるかなー??
ほんと、今年就活って、いろいろかわいそうだよなー。
俺にできることって、何かないのかなー。


ふと。


あ、俺って面接練習のアドバイス得意じゃん!!
リモートで面接練習できるじゃん!!
強みを生かして、しかも教え子たちのためになって、彼らと久しぶりに繋がれる!!
一石三鳥だ!!よし、やろう!!
と思って、SNSで声掛けしてみたものの、不安。
「これって、需要あるのかな・・・」


今日になって、2件連絡あり。やったー!!
嬉しいよ俺は。
さっそく、今日の14時から1本やってみました!!


彼の印象。
「聞かれたこと」にはちゃんと答えられる。いわゆる模範的な解答。
ヒットは打てるが、ホームランは出ない。コツコツ当てていく優等生。


そんな彼にアドバイス。
「自分はこういう人間だ」と、できるだけ早く印象付けよう!!
「○○って言ってたあの子」と認識されたら、忘れられない!!
キャッチフレーズは、意外と効果的なんだぞ!!


これ、最近Twitterで学んだことですね。笑
短い時間で、いかに相手の印象に残るか。
面接が30分あったとして、最初の5分でそういうイメージをつけてしまえば、
相手もすぐ自分のことを理解してくれて、残りの25分、さらに会話が弾む!!
早い段階で、うまく自分の土俵に引きずり込めたら、その面接は大成功!!


それもこれも、彼が人間的にとても良い雰囲気を持っていて、
その笑顔出さなきゃもったいないでしょ!って笑顔をするんですよ!
それはただ相手の質問に答えてるだけ、相手の質問に身構えてしまうと出てこなくて、
自分を解放して、「どうですか、僕のことを見てください!!」ってマインドになると初めて現れる。


しかも良いこと言ってるんだ、彼。
その表情でその言葉言われたら、「あ、こいつと一緒に働きたいな!」ってなるよ!!
と、最後はアドバイスして終わりました。


いやー、楽しかったです。とっても。
今回、彼の志望している業界はちょっと特殊で、
正直なところ、だいぶ不安だったんですよ。ちゃんと練習になるようなこと聞けるかな??って。
だけど、杞憂でした。
やはり私は、私なりの切り口で、その人のパーソナリティに迫っていける。
少なくとも、学生同士で行う面接の練習とはレベルの違うフィードバックを与えられたと思います。


というのも、私の模擬面接で重視してるのは、
「質問の内容にちゃんと答えられるか」よりも、
私の質問から新たな気づきが生まれること。
「あ、俺ってこんな価値観があったんだ」とか
「その質問考えたことなかったけど、そっか、このエピソード使える」とか、
「こっちの言葉の方が相手に刺さるのか」とか。


そして、魅力的に映る人は、こういう人だよ!
ってのも併せて伝えています。
せっかく魅力が100ある人も、20くらいしか伝わらなかったら、もったいないもん。
今回の彼がまさにそうですね!!
人に聞いてもらって、フィードバックで初めて気づくこともたくさんあるよね。
自分のこと客観的になんて、見れないもん。


教え子だったから、昔を思い出しながら。
変わってないところと、変わったところとね。
懐かしかった。
4年前、大学受験の時にも、彼の面接指導したことを思い出した。


就活性、頑張って!!
面接にマニュアルなんてなくて、
大事なことは、どうやったら自分の良さが伝わるか。
そこにフォーカスすると、いろいろ見えてくるものがあるんじゃないかな??


コメントを投稿