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9月入学が見送られましたね。決まると、覚悟も決まる!!

2020年05月28日 | 教育
どうなるんだろう??
と、注視していましたが、見送るとのこと。
そうなったらそうなったで、よし、やったるぞ!という思いです!


歴史は証明しています。強いものが生き残るのではないことを。
そう、適者生存。
混乱期にこそ、アジャストできるかどうかが問われるのです!
いつもそうだった。
方針が決まったからこそ、覚悟も決まる!!


私は以前、9月入学に肯定的な記事をこのブログに書きました。
→こちらです
5月6日に書いた記事。


私の意見の大枠は
〇9月にシフトすることで生徒、保護者、教員に安心感を与えられるのでは?
〇就職を控えた生徒に対する求人が少しでも回復するのでは?
〇様々な認知能力が0.5年分発達した状態で授業を受ければ、落ちこぼれが減るのでは?
というものでした。


その時の私には、メリットが大きく見えていましたが、
でも官僚や関係各位が必死になって様々なことを模索する中で、
9月入学は無理だろう!という結論になったのだから、そこには私には気づけないような理由があるんだろうな。と。


改めて調べてみたところ、私には欠けていた視点が見つかりました。
それは、未就学児の問題。
私は高校に勤務しており、3年を受け持っています。
どうしてもそこに主眼を置いて考えてしまう。
未就学児のことは考えられていませんでした。反省。


それから、ブログにコメントをいただいて気づいたこともありました。
それは会計年度や事務処理の問題。
教員って普段は教えることがメインになっていて、
事務の方の事情や苦労などは露ほども存じ上げないのです。
こちらもご指摘いただき、初めて知るという・・・無知ですみません。


広い視野を持とうと思っていても、
言われて初めて気づくことってやっぱりあって、
独りよがりになってはいけないなーと、自戒しております。


現在は、新規感染者も少なく、段々と収束に向かっており、このままスッとなくなれば、
「9月入学?」そんな話もあったよねー。と、笑い話になってくれるはずです。
そうなってほしいなー。


が、収まるのか・・・
収まらなかった場合、入試はどうします??
例えば、共通テスト、できるんでしょうか??
みんな公共交通機関で動きますけど・・・
受験会場はどう考えても密ですけど・・・
インフル部屋と、コロナ部屋と、熱がある人、どっちに入れます??


杞憂に終わってほしい!!
以下、5月6日の記事より転載します。
ここは重要なところだと思っているので、もう一度発信させてください。

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実際、最も影響を受けるのは、子どもたちです。
「今の制度のまま、4月に進級します!確定!」
と言われたら、子どもたちはどう感じるでしょうか。
「え、社会ってそんなに冷たいの?」
「ちゃんと教育してくれないまま進めと?」
「俺らには就職するなってこと?」
って思う子どもが多いのではないでしょうか。
不信感というか、大切にされていないと感じるというか。


たくさんの子どもが社会に対してそういう感情を持ってしまうこと、
それこそが最も大きな社会的損失です。
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今の学生たちは、将来「コロナ世代」とか言われてしまうのでしょうか?
コロナに将来を奪われた、能力を奪われた世代なんて言われたら、悔しすぎますよね。


でも、決まったことは決まったこと!
とにかくアジャストしていきたい!!
子どもたちが自己肯定感を持って進級進学できるよう、
全国の教員は必死に頑張るはずです。もちろん私も。
今まで以上に前向きなメッセージを発信して、前向きに努力できる生徒となって羽ばたいてほしい。


将来、
「コロナで大変だったけど、あれもいい思い出だね」
と言える若い世代が増えたら、いいな。


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