Twitterやってるけれど、私はブログ派。

Twitterって断定する、言い切りの形が好まれる。
それはそうだよね、わかりやすく簡潔に言ってくれた方が刺さりやすい。


ただ、数学やってると
場合分けをしたり特殊なケースを考えたり
すごく厳密に細かいところまで例外を考える癖がついている
Aと言う場合はBだけど、Cと言う場合はD
さらにそれに当てはまらない場合はEである。
みたいなね。


私がお世話になった先生が、こんなことを言っていました。
「人生は場合分けの連続だから、数学って本当に必要！」
たしかにその通りです。


数学では根拠もしっかり求めますよね。
Twitterだと根拠まで書き切れない。
すごくポジティブで前向きなツイートが多く見えるけれども、
なぜその人がその結論にたどり着いたのか
なぜ他の人にそれをお勧めするのか、深いところまで書ききれないし、
文体や言葉の使い方から来るパーソナリティーみたいなものも読み取り切れない。


すごく熱いエネルギーを持った人が多くて、発信の頻度も高いから、
前向きになるためのパワーをもらうところとしては、Twitterは優れていると思う。
何かに対して直線的に突き進む必要があればTwitterはとても助けになる。
他人の提案に対して「イエス！」と言える人には、成功への近道になる最高のツールかもしれない。
お互いの承認とプラスのエネルギーが相乗効果を生み出してどんどん前へと進んでいく。
いったんベクトルが決まった発信に、みんなで乗って、GOGOGO！！！
多くの賛同者が集まって、そのベクトルの向きが変わることはないイメージ。


だけど何かをじっくり考えたり、自分の考えを深めたり、
そしてその深まった意見をやり取りすることに関しては、Twitterは不向き。
いったん立ち止まって、その記述の意味を咀嚼し、
真意を確認してから受け入れたい人にとっては、違和感を感じる場かもしれない。
深く、根拠を求め、時に違う角度から意見を放り込んで、相手のプラスアルファを引き出す。
建設的な対立構造みたいなのはTwitterにはあまりない。
あるとしたら、炎上か。
みんなでベクトルの向きについて議論したり、修正したり、
そういうコミニケーションは取りにくいツール。


私は教育に関しても常に臨機応変なスタンス。
常に例外は存在する。
強い言葉で言い切れちゃったら楽だけど、そもそも世の中のことに正解なんてない。
「こうするほうがいい」って事はあるかもしれないけど、本当にそうするほうがいいのか？っていつも考える。
いろんなことが、人による、場合による。
自分が作った、誰かが作った、認知バイアスの罠にハマってはいけない。
疑い続けないと。


自分の長所はじっくり冷静に考えて最適解を見つけようとできること。
ケースバイケースで動け臨機応変に対応できること。
丁寧に時間をかけて言葉にしていくこと。
だからこそブログとの相性が良いのかもしれない。
ちゃんと文字数を消費しながら、誤解の少ない説明をしていく。
それが自分には合っている。


ただし、Twitterから学ぶこともたくさんあって。
特に文字数制限。
これがあることで、無駄のない、刺さるための文章を書いている人が多い。
いや、文章と言うよりは言葉か。
時にリーダーシップを発揮し生徒を導かなければいけない教員にとって、それは必要な資質。
私は得意としていない。むしろ苦手。だからこそ勉強を続けたい。


コロナの期間で、SNS、自己発信を充実させてきましたが、決めました。
ブログで自分の意見を丁寧に発信しながら、
Twitterを使って自分の発言の鋭さを研ぎ澄ましていく
そういうSNSの使い分けをしていこうと考えました！


私の基本スタンス。
教育に対するつぶやきを通して、
色々な人に教育現場（高校）のリアルを知って欲しい。
いつか自分の子どもが高校生になる日が来るのだから、
自分の学生時代を思い出しながら、その時と何が違うのかを考えてほしい。
自分の子どもの教育がどうあるべきか、
そして今後の日本の教育がどうあるべきか、少しでいいから思いを馳せてほしい。


だからこそフォロワー増えて、自分の発言を多くの人が見てくれたらいいなぁと思うけど、
稼ぐことが目的ではないので、奇をてらわず。あまり極端なことを書きすぎず。
地道にやっていこうと思います。


ちなみにTwitterでは、
毎日の朝ランニングについて、教育のあれこれについて呟いてます。
ブログの文章とTweetの違いに注目すると面白いですよ。
Tweetが苦手なのがわかってもらえるかな？？笑
私のTwitterはこちら


写真は、今日の朝のドラゴンパーク。
今日は雨上がりでめっちゃ綺麗でめっちゃ蒸し暑かった！！
もうすぐ夏かなー？？