お客さんからオススメでお借りした本。
やっぱり岡本太郎さんって凄いな!と。実は70年くらい前に発表されてる内容なんですけど、まず文章がメチャクチャにモダンです。今読んでも全然古くない!情熱があって論理が通っていて、一気に引き込まれます。
そして良いのか悪いのか・・本で指摘されてる現代日本の芸術観の古臭さ、特に教育現場での子供に対する洗脳の状態は・・まだ全然変わってないでしょうね。いや、ボクも完全に洗脳済みでして、絵は「上手く描かないといけない」とかってのが、これを読んだ後でも、まだ染み付いてて抜けてないのを感じますねぇ。
上手に描くって言うのはすでに時代遅れで、下手であればあるほど良い・・ってのは、本を読んでるときには
「そのとおりだ!」
と、脱洗脳されるんですけど実生活ではやっぱり「あっちよりこっちが上手いな」とか言う基準で見てしまう・・・と思う。想像ですけど。
まあ、そういうわけでこれもプログラミングと同じで、自分でも心を解き放って絵を描いてみる習慣を身に着けないと実感が湧かないと思うだよなぁ・・手を動かす、大事ですね。
またジッキーお絵描き再開しようか