常識なのかも知れないのですが、僕は動物に興味がないために知らず、大変おどろいたのですが、一口に犬と言っても色々と犬種がありますよね? まあ、そこまでは知ってますけど、その犬ごとにこう言うことをしやすいとか、好むライフスタイルなどがある・・・と言うのです。例えば、もともと牧羊犬だから一日に何時間も動かないといけないとか・・ま、これも理解できない範囲ではありません。ですが
昔、牧羊犬だったので、羊を追うときに踵をアマ噛みするくせがある・・・とか
昔から猟犬として飼われていた犬種なので、常に何かを噛んでいないと落ち着かないとか、更にその噛んでいたモノをご主人のもとで見せびらかさないと気が済まないとか・・・
これって普通に考えるとちょっと異常事態じゃないですか? 普通、記憶とかってのは一代かぎりのもので、知識自体が遺伝するっておかしいでしょ? んで、踵を噛んで羊を追いつめるとか、そんなの本能に根ざしたものでもないし、それなのに牧羊なんてものがない現代に、しかも成長するまで親元にいないような犬がそれを身につけている・・・不思議すぎる。
さて、そうなるとここで持ち上がってくる考えが、最近(でもないけど)言われている、意識というのはどこにあるのか? どこで思考を行っているのか? と言う話。実際、脳が”動かそう”と思うほんのわずか寸前に、すでに動く部位には電流が発生して動きを開始していると言うことが分かってきているそうです。で、脳味噌はそれを
”自分が考えて動かしている”
と思いこんでいるというのです。むむ・・・手技の業界でもよく
”手が勝手に必要なところへ向かい、必要な動きをする”
と言うような事が言われます。これも今までは小脳の自動制御の動きなのかと思ってましたけど、ひょっとすると違うのかもしれませんね・・・
そしてこのアイデアはすでに何十年も前の本 ”ドグラ・マグラ”と言う奇書に指摘されており、脳は単に体全体で行われている細かな意志を統合整理しているに過ぎない・・なんて事が書かれているそうです・・・
むむ・・・そう言えば、よく ”服装で気分が変わる” とか、やせっぽちが
”ま っ た く カ ン タ ン だ!”
なんtて言いつつ運動してムキムキになり、
”おーい、早く来いよ順子!”
”あーん、まってよー”
なんて展開に・・・なんて話もありますよね。単に自身がつくとかではなくて、特定のフォルムを得ることにより、思考が変化する・・というのは大いにありそうな気がします。
と言うわけで、若々しい気持ちがあるから肉体も若々しいというのはひょっとしたら逆なのかも知れません・・・・
つまり・・・よく言われる、はつらつとした姿勢をすることが元気の素というのも、こりゃ当たってるかも知れませんね、もっと精密なレベルで。
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