星田オステオパシー

学研の思い出その2 チックンタックン

 小学生の頃、学研の雑誌「(科学と学習の)科学」と並行して、単行本としてシリーズで出ていた「学研秘密シリーズ」が大好きだった。
 ありがたいことに我が家では通常のお小遣いとは別枠でこのシリーズだけは月に数冊程度というゆるい縛りはあるものの

 「原則的に無制限」

 のおねだりが許されていたのだった(景気良かったんすねぇ)。そっちは多分100冊近く集めたのだけど、学研の科学漫画単行本にはなぜか同じ科学漫画の系統でありながら別のシリーズが存在しました。
 それが石ノ森章太郎原案のキャラクター「チックンタックン」を起用した

「まんがなぜなに110番シリーズ」だったのです。

 こっちは結構マイナーだと思うんですけど・・知ってるかなぁ・・

 僕が持ってたのは初期の3冊

「星・星座なぜなに」「カブトムシ・クワガタムシなぜなに」「カラダなぜなに」だったんですが
 中でも↑画像の「星・星座なぜなに」が最高のお気に入りで、本当に何度読み返したか分かりません。もともと宇宙とか好きだからってのもあったんだけど、今から考えるとマンガの出来も良かった・・・ラストのページは流れ星をチックンとミコちゃんが眺めてるシーンなんだけどお別れシーンでもないのに寂しくてならんかったの、好きすぎて。
 ちなみに、今知ったんですけどマンガの出来が良いはずだ・・なんとマンガ担当は桜多吾作さんじゃないか!グレートマジンガーの研究所メンバーがゲリラ化して抵抗するところは良かったなぁ・・

 そんなチックンタックンが、数年後、中学生になった時にテレビアニメになるという情報が飛び込んできたんですね!周りで誰もチェックしてない中、僕はもう「これはすごく面白い科学マンガになるに違いない!」

そう
 「ミームいろいろ夢の旅」みたいな!と。

 が・・現実は厳しい・・始まったのは。ドタバタギャグアニメ、しかも全然笑えないヤツ!
 僕はね、このアニメのせいで声優の千葉繁が嫌いになってしまいましたよ(とばっちり)。

 今でも思うけど、学研はなんでちゃんとした学習とか科学解説とかのアニメを作れなかったんですかね?「マンガ初めて物語」的なのでも全然良かったのになぁ・・返す返すも残念です



 
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