今回の古雑誌付録の発掘調査で他にもいくつか見つかったのでついでにご紹介しますか〜
アニメージュ1986年2月号の付録。当時放映されていた(終わってたかも?)Zガンダムの人気キャラ、フォウ・ムラサメのバックストーリーを描いた作品・・って感じですかね。当時中2ですけど、恥ずかしながらこの付録冊子を読むまで小説に面白さを感じたことが無かったんでよねぇ・・
「小説ってこんなに面白いの!?」
と言う驚きで、その後は朝日ソノラマ文庫(アニメージュに広告が載ってた)を皮切りにどんどん読んでいくようになりました。
アニメージュ1985年8月号付録の歌本。今の若い人には分からないと思いますけど、表紙のキャラは歌姫「リン・ミンメイ」です。ミキモト!
ちょうど一番最初に買ったアニメージュの付録でした。
表紙はこんな感じで・・(Zガンダムです)。当時はまだアニメファンってのは完全に「日陰者」って感じの扱いでしたから、周りに知ってる人がいないかを慎重に確認してレジのおばちゃんに渡したのを覚えてますねぇ・・ちなみに数年後に初めてコンプティークを買ったのもそのお店です。小さな書店(驚いたことに現在でも営業中)でひと目につきにくかったのが良かった
話を付録に戻しまして・・。ネット全盛の今では信じられないですけど、当時はアニメソング(今みたいにタイアップでは無い)のフルコーラスを聴くことはもちろん、歌詞を知ることも困難な時代でした。
なので・・ほうぼうでこすられまくってる話ですけど・・アニソンを週に数曲だけかけてくれる一般番組のエアチェックを行ったりしてたわけですね。テレビから録音したものは(ライン入力も無いラジカセなので)、生活音が入ったり、そもそも一番だけ・・当時、自慢の録音コレクションを友達に聞かせたら
「なんやレコードから録音したんとちゃうんかw」
と、鼻で笑われたりしたもんでした。
そこにこの付録ですから・・そりゃ勇気を振り絞って買いますよねぇ
コードなんかはさっぱり意味不明でしたけど、付録と言ってもかなりのボリュームがあって楽しく読み返したものでした(はじめの一歩のコミックスよりも厚みがある!)
こういう一発芸の指南みたいなのもあって面白かったけど・・いや、当時の田舎のアニメファンにはこの弾けたノリは無理じゃないかなぁ
折角なので裏表紙。タッチ!ちなみに下の「高橋美紀」さんは当時ルックス抜群の超人気アイドル声優って感じの人だったんですよね!・・ですよね!
メイクって大事だなぁ・・
で、翌年。好評だったのがボリュームが更に増して再登場。あ、表紙はダーティペアです。ドキテ!
果たして当時サマーキャンプなんかでギター片手にアニソン合唱・・なんて人たちが本当に存在したのだろうか?今の僕だったら(もうどうでも良くなってるので)出来ますけどね!当時はスナック以外ではカラオケとかも無かったんじゃ無いだろうか。人前で歌うとか西川きよし司会の「素人名人会」でしか見たこと無かったわ。
は〜・・もうドラゴンボールやってたんですねぇ。しかし85年と86年でアニメ界って一段階変化があった気がするなぁ・・気のせい?
中身はこういう感じ・・。なんか最新アニメって感じですよねぇ
しかしメロディーの無いアニソンの歌詞ってスゴいですねw。
後年、この作詞者「クロード・Q」が広告代理店の若いお姉さんだったと知って驚きました。「だってなんだか だって だってなんだもん」ってスゴすぎでしょ!ペンネームの「クロード・Q」がまたイイ、いかにもキューティーハニーの世界に出てきそうな雰囲気ですもんね
そしてまたしても一発芸の指南マンガ。今は知らんけど、確かに大学生になると先輩から強要されたりするから需要があったんですかねぇ・・。
で、裏表紙。ラピュタ!このCMの子役はちゃんと外国人で良かったですよね
「もしも〜 空をとべ〜たな〜ら〜♪」ってね。
フラップターの「飛んでない感」が際立ってました
さてこうなると翌年1987年も気になるところですが・・・残念ながら1987年6月からは「コンプティーク」に鞍替えしたので持ってません!もはや時代はアニメじゃなくてゲームだったんですよ(これはアニメージュ内のコラムでも問題にされてました)