以前墓場から掘り出して、なんとか活躍の機会を作りたい・・と試行錯誤していたAtom280マシン(Passmarkで200弱)。
少し前に
「PuppyLinuxの亜種であるBionicPup8しかない!」
と、断言してから舌の根も乾かないうちにこの変節ぶり、どうしたんだ!と。
実はBionicPup8をUSBで起動して内部に手持ちのエロ動画をたっぷりと仕込んだHDDを内蔵、理想のE-メディアプレイヤーとする計画・・これが一旦は成功したかに思えたのだが・・まさかの落とし穴。動画の再生、静止画のスライドショー再生ともに平均して数分に一度、全く不定期で再生が止まってしまうという状態が発生することが発覚。理由は全く不明だけど、マウスやキーボードに触れる事で動作は継続されるので電源・パワー関係か・・?と色々と調べたりしたけど原因不明。
仕方がないのでBionicPup8は諦めてPrecisePuppyの日本語版5.7.1JPを再び取り出して使ってみると・・こちらでも全く同じ症状が発生してしまうのだった。動画再生ごときでパワー不足になってると言うのも(端末へのタッチで動作再開することからしても)疑わしいが、もう少し性能の高いマシンにUSBを挿して実験すると症状の再現が起きないのだ。
これは・・Atom280マシンとPuppyの相性の問題・・と考えるしかないか。
唯一残されたこの仕事もこなせないようでは・・キミ、もう終わりやで・・と、廃棄処分を本気で考えたが最後の可能性にかけてAntix19を入れてみることにしたのだ。
結果・・
動画を再生してみても謎の再生停止は発生しない!そして再生時のCPU使用率は43%、メモリ使用率も272MBとChromeでタブを1枚開いた場合に比べても半分程度。
これはもうAntix19しかねぇ!
ということで8GBのUSB(墓場で拾った廃スマホから取り出したもの)にインストール。起動は画面出現で操作可能までだいたい40秒くらいとPuppyの80秒よりも更に速い(一気に全部をメモリに読み込まないので)。
ところがここでちょっと問題が・・Puppy系では自動で認識・マウントされていた内部HDDが普通に起動しただけではどうしても見つからない。
どうも自分でマウントのコマンドを実行しないといけないらしい・・それ自体はどうってことないのだけど、毎回起動時に自動で実行させるようにするためには設定用テキストファイルを書き換えないといけないのだ。
これが!
WEBの解説記事では標準装備のViを使ったものだったので大苦戦、編集モードと入力モードが別れてる例のアレであるために全く思ったような入力が出来ない。まあ、幸いLeafpadが入ってるのに気づいたので事なきを得たが・・Leafpadに感謝したの初めてだったよ。
そんなわけでバイトに出発する直前になんとか
・USB起動
・起動後は自動でHome直下のユーザーフォルダ(ファイルエクスプローラー的ソフトを起動すると最初に出る場所)「eros」に内蔵HDDをマウント
出来るようになった。今度こそ専用PC完成だ〜!
しかもですよ?Antix19であればブラウザ上での日本語入力はクソ遅いけど、WEB閲覧も出来るということで・・・まだまだ捨てるわけにはいかなくなったなぁ〜